完全FIREや経済的自由を目指している方なら、超高配当ETF「GXNDXカバコ(2865)」に注目している方も多いのではないでしょうか?今回は、GXNDXカバコ(2865)だけに投資してFIREを達成するにはいくら必要なのかをシミュレーションしてみました。



こんにちは、サラリーマン2児のパパでサイドFIREを目指しているぽむ(@haitokin_pom)です!投資、節約や日常に関する情報発信していますので、ぜひフォローお願いします!
この記事はこのような人におすすめ!
- 超高配当のGXNDXカバコ(2865)をチェックしてみてFIREに向けて投資するか考えたい。
- NF日経高配当50 (1489)よりも、GXNDXカバコ(2865)だったら早くFIREを目指すことができるのではないかと気になっている
- GXNDXカバコ(2865)だけでFIRE目指しても良いのか?いくら必要なのか?



GXNDXカバコ(2865)だけに投資してFIREするとしたらいくら必要なの?



我が家だと約1,880万円の資産が必要だよ!
- 「FIRE」は「Financial Independence, Retire Early」の頭文字で経済的に自立し、早期に退職するという意味。
- 「FIRE」するには、一般的に、年間支出の25倍程度の資産が必要だと言われているが、資産運用からの資産収入>家計の年間支出で実質FIRE
- GXNDXカバコ(2865)は、ナスダックで取り扱われているQYLDの東証版で円で取引できるETF。月間の支出が30万円の場合、GXNDXカバコ(2865)に投資し、完全FIREに必要な運用資金は30万円×12か月÷ 0.1253(配当利回り) = 2873.1万円
この記事では、FIREの概要や、生活費に応じた必要な運用資金、そしてGXNDXカバコ(2865)の特徴について詳しく解説します。
我が家では、2019年10月から投資をはじめ、サイドFIREを通過点としてゆくゆくはFIREを目指して資産形成をしております。20代4人家族の家庭が資産運用をして、サイドFIRE/FIREまで一体どのくらいかかるのか。
サイドFIRE/FIREは、人生における魅力的な選択肢の一つです。通過点であるサイドFIREであれば、多くの人々にとって実現可能な目標です。サイドFIREに関する記事は下記を参考にしてみてください。


そもそもFIREって?





「FIRE」ってなんのことか、おさらいしておきたいな。
「FIRE」という単語が流行ってますが、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字で経済的に自立し、早期に退職するという意味です。
FIREするとどのような良いことが待ち受けているのか。
- 人生の舵を自分で握れる
- 好きなことに最大限の時間をあてることができる
- 仕事をしなくても大丈夫
FIREとは?
資産運用での資産収入(資産の取り崩しや配当金等)>家計の年間支出になればFIRE達成
生活費によるFIREに必要な資金の違い
一般的にFIREするには年間支出の25倍程度の資産が必要と言われています。年間支出が300万円であれば、7500万円の資産が必要となります。



年収400万円のサラリーマン凡人(夫)で、毎年100万円投資できたとしても、7500万円の資産を簡単に築き上げるのは気が遠くなるぐらいの時間がかかるね。
実際、FIREに必要な資金は、個人の生活スタイルや望む自由度によって、必要な運用資金大きく異なります。
例えば、月間生活費が10万円の家庭と30万円の家庭では、必要な資産収入が異なるため、それに応じた運用資金が必要です。ここでは、月々の生活費別に必要な資金をシミュレーションしてみましょう。
配当金でFIREするのに必要な資金とは?
- 資産運用からの資産収入>家計の年間支出
配当金でFIREするのに必要な資金の計算式
- FIREに必要な資金=家計の年間支出÷年間配当利回り(%)
※一般的には年間支出の25倍程度の資産が必要と言われていますが、ここでは配当金が家計の年間支出を超えたら実質FIREだということでシミュレーションしていきます。
→なぜ、経済的自由を達成するには25倍程度の資産が必要なのかは、下記の記事でご紹介しております。
働かないで暮らす方法とは?働かずに暮らすのに必要な金額を解説!
※以下の計算では、年間の投資による配当利回りを3%と仮定しています。
- 年間の支出が240万円の場合(月間の支出20万円)
- 必要な資金:8,000万円 (240万円 ÷ 0.03 = 8,000万円)
- 年間の支出が360万円の場合(月間の支出30万円)
- 必要な資金:1億2,000万円 (360万円 ÷ 0.03 = 1億2,000万円)
- 年間の支出が480万円の場合(月間の支出40万円)
- 必要な資金:1億6,000万円 (480万円 ÷ 0.03 = 1億6,000万円)
このシミュレーションから分かるように、目標とする生活費が高くなればなるほど、必要な資金も比例して増えていきます。自分の理想のライフスタイルと現実的な資金計画のバランスを取ることが重要です。



気が遠くなるぐらいの資産が必要だね。



FIREはとてもじゃないけど、投資への入金力が爆発しない限り、達成できないんだ。
でも、超高配当株のGXNDXカバコ(2865)に投資するなら、FIRE達成は近づくよ。
一ヶ月あたりの生活費の平均(参考)
- 1人暮らし(単身世帯)の場合:平均161,753円/月
- 2人世帯の場合:平均255,318円/月
- 3人世帯の場合:平均304,339円/月
- 4人世帯の場合:平均330,355円/月
- 5人世帯の場合:平均357,187円/月
※生活費に含まれるもの…食料、住居、水道光熱費、家具・家事用品、衣類、保健医療、交通・通信、教育、教養・娯楽、その他
※出典…政府統計の総合窓口(e-Stat)「家計調査 家計収支編 世帯人員・世帯主の年齢階級別1世帯当たり1カ月間の収入と支出(2022年)」(総務省統計局)



我が家では無理せず生活費を下げる工夫をしています!
よかったら下記の記事を参考にしてみてください!




GXNDXカバコ(2865)って完全FIRE時の配当金生活にはおすすめ??



「GXNDXカバコ(2865)」ってどんな株なの?
「GXNDXカバコ(2865)」は、米国の上場投資信託であるGlobal X Nasdaq 100 Covered Call ETF(QYLD)の受益証券に投資し、NASDAQ100指数への連動を目指すとともに、NASDAQ100指数を原資産とするコール・オプションの売却を行うカバード・コール戦略を構築します。
- 上場ETFとは
株式市場に上場している投資信託の一種です。株式のように市場で自由に売買でき、日経平均やS&P500などの指数に連動した運用がされます。少額から分散投資ができるため、リスクが抑えられ、初心者にも人気があります。手軽に市場全体に投資できるのが特徴です。 - NASDAQ100とは
アメリカのNASDAQ市場に上場する代表的な100社の株価指数です。主にハイテク企業やIT関連企業が多く、アップルやアマゾンなど世界的な大企業が含まれます。テクノロジー分野の成長を反映する指数として知られており、成長性を重視した投資家に人気ですが、株価の変動が大きいのでリスク管理が重要です。



GXNDXカバコ(2865)は、原資産であるQYLDの株価のみを長期的に見てみると下落傾向なので、注意が必要な銘柄ではありますので、この銘柄のみに投資してFIREを目指すことはおすすめできません。
GXNDXカバコ(2865)の基本情報 | |
正式名称 | グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF |
運用会社 | グローバルX(Global X Japan) |
ベンチマーク | NASDAQ100指数 |
投資対象 | 米国の上場投資信託であるQYLD |
資産総額 | 204.84億円 (2025年3月11日現在) |
基準価額 | 1,077円 (2025年3月11日現在) |
配当利回り | 12.53% (2025年3月10日現在) |
分配金回数/年 | 12回 |
信託報酬 | 0.6275% |
設定日 | 2022年09月28日 |
「GXNDXカバコ(2865)」の主な魅力
- QYLDに円建てで投資
QYLDで行っているカバードコール戦略は値上がり益は限定されるものの、安定したインカムゲインを得られる仕組みになっています。ドル建てではなく円建てで投資できるので為替取引手数料が必要ありません。 - 高配当の安定性
NASDAQ100指数はボラティリティが高いため、オプションプレミアムの収益が多くなりやすく、結果として高配当を維持しやすいのが強みです。 - 成長性の高いNASDAQ100指数連動
NASDAQ100指数にはテクノロジー企業が多く、今後の成長が期待できます。カバードコール戦略のリスクを補いつつ、基盤となる指数の成長による恩恵も受けられるのが魅力です。



GXNDXカバコ(2865)は円建てで、2022年~2024年まで円安傾向だったので、設定来株価は下落傾向に見えなくなっております。



GXNDXカバコ(2865)の信託報酬0.6275%は、円でQYLD(信託報酬0.6%)に投資することができると思うと、為替や取引のコスト分まで考えればこの信託報酬は安く感じます。
GXNDXカバコ(2865)だけに投資して完全FIREを達成するための運用資金
では、実際にGXNDXカバコ(2865)だけに投資して完全FIREを達成するには、どれだけの資金が必要なのでしょうか?ここでは、月間の支出ごとにシミュレーションをしてみます。



GXNDXカバコ(2865)の配当利回りを12.53%として、資産収入は配当金のみとします。
※株価の成長による切り崩しは行わないものとします。
②月間の支出20万円の場合
月間の支出が20万円なので、完全FIREで必要な資産収入は年間240万円です。この場合、GXNDXカバコ(2865)への投資資金は次のように計算できます。
月間支出20万円の場合は約1,920万円必要!
必要な運用資金:20万円×12か月÷ 0.1253(配当利回り) = 1915.4万円
③月間の支出30万円の場合
月間の支出が30万円なので、完全FIREで必要な資産収入は年間360万円です。この場合、GXNDXカバコ(2865)への投資資金は次のように計算できます。
月間支出30万円の場合は約2,880万円必要!
必要な運用資金:30万円×12か月÷ 0.1253(配当利回り) = 2873.1万円
③月間の支出40万円の場合
月間の支出が40万円なので、完全FIREで必要な資産収入は年間480万円です。この場合、GXNDXカバコ(2865)への投資資金は次のように計算できます。
月間支出40万円の場合は約3,830万円必要!
必要な運用資金:40万円×12か月÷ 0.1253(配当利回り) = 3830.8万円



我が家の場合は月間の支出の平均(投資を除く直近3ヶ月)は19.6万円だから、19.6万円×12か月÷0.1253=1877万円だね!



我が家の場合は完全FIREするのに必要な運用資金は約1,880万円だね!
まとめ
GXNDXカバコ(2865)を活用して完全FIREを目指すには、月間の支出に応じた資産運用計画を立てることが重要です。月間/年間の支出に合わせて必要な運用資金をシミュレーションし、目標に向けて少しずつ投資を続けていくことがポイントです。



生活費をとにかく抑えて、配当利回りを大きくすれば、完全FIREまではもっと短くなりますが、身の丈にあった投資スタイルで資産運用をしていくことが大事です。



超高配当GXNDXカバコ(2865)だと意外に必要な資金は少なく、かなり早くFIREできるのでは?と感じた方もいらっしゃるかもしれません。



確かに思った。我が家だと、約2,050万円だったから、50年も100年もかかるような、入金期間じゃないね。でも株価下落リスクは心配だね。



実際は、GXNDXカバコ(2865)一点張りだとリスクが大きいので分散投資がおすすめです。
投資この記事を見て、「自分も運用をやってみよう」と思った人は、ぜひ証券口座を開設してみてください。
私たちがおすすめしている証券口座は、以下の2つです。
投資を始める際は、低コストで便利なネット証券を活用しましょう。手数料が抑えられることで、長期的な資産形成に有利です。



私もネット証券で投資しており、楽天証券を利用しています!SBI証券でも、Vポイント等のポイント投資ができたりもするので、おすすめです!
※投資判断はあくまで自己責任で行ってください。本記事は投資助言ではありません。
※記事は私個人の分析に基づいており、誤りや実際の状況とは異なる情報が含まれる可能性があります。ご参考程度にお読みいただき、最終的な判断はご自身でお願いいたします。
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