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人間関係と心の悩み・ミニ・エッセイ集13

今回のテーマは、「元ネタ」…です。

怒りの元ネタ、悩みの元ネタ、あと、愛の「元ネタ」。

怒りのタイプAとB

人の怒りには、いくつかのタイプがあるのですが、ここでは二つ紹介します。

 

タイプA

しょっちゅう怒っている人って、いますよねぇ。気に入らないと、すぐに怒る。

「バカにするな!」とか、「おまえは間違っている!!とか、「態度が悪い!」とか。

当人としては、まぁ理由は色々あるのでしょうが、楽しくないだろうなぁ…と思います。

タイプAの人とは、あまり、お近づきになりたくない。

 

タイプB

静かな怒りを、グッと腹に抱えている人も、いるんですよね。穏やかで朗らかなので、周りは怒っていることに気づかない。

犯罪、戦争、災害などに対し、自分は無力で、やるせなく、悲しい。この悲しみの背後にあるのも、やはり怒りです。

タイプBの怒りには、愛があります。愛ある怒りは、自分の欲得からは生じません。

もっと大きな存在、神とか宇宙、あるいは地球の怒りの、一部です。

 

怒りの元ネタは、生存本能です。

生存に関わる恐怖が怒りを生み出すので、怒りそのものは消えません。

消せないからこそ、自分が今「何に対して」怒りを感じているのか、は知っておきたいものです。

 

記憶の処理

悩みの元ネタ、そのほとんどは「過去のできごと」と「未来に起きる”かも”しれないこと」です。

では、悩みがなさそうな人、朗らかで明るい人は、いつも「今、ここ」にいるのか?

というと…どうやら、そうとも限らないようです。

誰にも過去と未来があって、悩みがあります。

朗らかで明るい、悩みのなさそうな人は、記憶の処理が上手なのです。

悩んで、それからパッと忘れるのが上手なだけ。

過去の記憶をサクッと処理すると、悩みは小さくなります。

上手に記憶を処理するためには、次のことを知っておく必要があります。

自分が体験することの全ては、自分が設定したこと。

未来の設計図、魂の地図、ブループリント…。

信じるも信じないも、あなた次第。

自分で設定しておきながら、今、ちょっと忘れているだけ。

忘れたまま体験した方が、学びが深まるので。

忘れたまま生きることも、生まれる前に自分で決めたこと。

え〜っ?こんなことまで?体験して成長したいって自分で決めた?

そうです。悩み多き人は、実は果敢なチャレンジャー。

こんなことに出会うのも、あんなことを仕出かすのも、自分で作った台本通り。

演じるのも、観客も自分。

人生は、実は自作自演の、一人芝居なのだ…ということを知ったら、軽やかに記憶を処理できるようになります。

自分の演技を、客観的に観るだけで、処理が完了するからです。

神やんは、次のように解説しています。

自分で決めてんだから、やるしかないでしょ。

決めた通りやるだけ。

悩みって、悩みじゃないからさ。

自分で決めた通り、順調に生きてる証拠なんだよね。

でさ、途中で違うって思ったら、やっぱ、こっちって変えていいんだから。

途中変更も、自分で決めてたことだから。

アイザック・ニュートンが教えてくれたこと

私は、万有引力の法則の人ってことしか知らないのですが。

神やんは、ニュートンについて、このように言っています。

この人ってさ、物理学の人じゃん。

仕組みとか成り立ちとか、ちゃんと見極めると、結局は神にたどり着くんだよね。

宇宙のすべては、ひとつの意思によってデザインされてる。

そこらじゅうに証拠があるって、気づいちゃうんんだよね。

だからニュートンって人は、神学にいったわけ。

素直に神様の存在を認めたら、だいたいのことは大丈夫なわけ。

信じるとか、理解するとか、そういうのいらないからさ。

まぁ、素直になれってこと。

ニュートンの言葉にも、こんなのがあります。

Truth is ever to be found in simplicity, and not in the multiplicity and confusion of things.

以下は、神やん風の超訳です。

みんな複雑に考えすぎ。

真実とか真実ってのはさ、単純なことなの。

色々考えすぎたり、迷ってるだけじゃ、なんにも見えないんだよねぇ。

太陽愛

以前、神やんから「太陽を愛せるか?」と問われたことがあります。

え?太陽を?愛する?

意味が分からずに戸惑う私に、神やんは二度、太陽と愛について解説してくれました。

 

神やんの解説1

日の出と日の入り、ちゃんと見てみな。

愛って、なんなのか。

愛するって、どういうことなのか。

愛されるって、どんな感じなのか。

そういうの、全部わかるから。

早朝か夕暮れに散歩すると、日の出や日の入りに出会えます。

たしかに、「お~!美しい!」と感じますが、「愛してる~」とは思わないかなぁ…。

 

解説2

太陽を見てさ、今朝のは好きとか、雲に隠れてるから嫌いとか、ないでしょ。

全体だからね。

人も、動物も植物も、空気も水も、風も星も、ぜんぶ同じ。

この人が嫌いとか、あの人の、あそこが嫌いとか、錯覚だからね。

思い込み。

ぜんぶ太陽と、つながってんの。

愛はね、もっと、でっかいんだからさ。

太陽を愛するっていうのは、全体を愛するってこと。

どうですか?

あなたは太陽を愛せますか?

 

会話レス・カップルのための「愛の極意」

「もう何年も会話がない」

「用件は家族LINEで」

「妻が無言のまま、不機嫌そうな圧をかけてくる」

「彼が『あぁ(yes)』か『や(no)』しか言ってくれない」

昨年は特に、このような相談がづづきました。

会話レス、というやつですね。

カップルにとって大切なのは「見つめ合うこと」ではありません。

隣りにいて、同じ方向を見て、苦痛を感じないことです。

うっすらと居心地がいい、このあたりを目指すと、比較的うまくいきます。

恋愛・結婚に限らず、友達との関係、ビジネス上のパートナーも同じ。

継続的な関係の背後にあるのは、「相手を好きか嫌いか」ではなく、「相手が大切にしているものに対する敬意」です。
ではないでしょうか。

はじめは「好みが同じ」というだけで、何とかやっていけます。

でも次第に、様々な「異なった好み」に気づいていくんですね。

それで嫌いになったら、はい、おしまい。

互いの好みを超越した何か、もっと先にあるもの。

同じ方向を見ている、と感じるなら、一緒にいられるものです。

もうひとつ大切なのは、言葉ですね。

ほんの一言でも、愛のある言葉があれば、やっていけます。

「愛してる」って、言わなくても大丈夫。

ありったけの愛を込めて「ありがとう」とか「おはよう」とか、一言発してみてください。

返事がないのは、まだまだ愛の込め具合が、足りていないのかもしれません。

 

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