広告 ファッション

【2025年】日本の人気ラッパーから学ぶヒップホップファッションコーデ

この記事の内容

  • 2025年のヒップホップファッションのトレンドについて
  • 人気ラッパーたちの着こなし解説(画像あり)
  • アイテムごとのおすすめブランド紹介

トレンドの移り変わりが非常に激しい“ヒップホップ”という音楽。常に最新トレンドに敏感なラッパーたちのファッションも時代とともにどんどん変化していっています。

この記事ではそんな2025年の最新ヒップホップファッションについて、日本の人気ラッパー達の30以上の具体的なコーデを見ながら解説していきます

全体をざっくり解説しても傾向がつかみにくいと思うので、定番アイテムごとに焦点を当てて解説します。

また、「自分も最新ヒップホップファッションをしてみたい!」という方のために、アイテムごとのおすすめブランドも紹介していきます。

ここで紹介するブランドは、全国各地にあるラッパーやヒップホップヘッズたちが通う人気セレクトショップが扱っているブランドばかりです。ぜひ参考にしてみてください。

しっかりとした物づくりをしながらも、手に取りやすい価格で提供しているブランドに絞りました。

夏と冬は着こなしや使うアイテムが変わってくるので、この記事は主に春や秋にするファッションを中心に解説しています。

「夏」と「冬」は別記事にて解説します。

トップス

パーカーを使ったコーデ

ヒップホップファッションのトップス(上半身に着る衣服)といえば、まずはなんと言ってもパーカー

春秋には1枚で着て、冬にはインナーとしても使える便利なアイテムです。

パーカーには、頭からすっぽり被るプルオーバーパーカーと、フロント部分にジッパーがついているジップパーカーの2種類があります。

LEXのプルオーバーパーカー×バギーデニムパンツのコーデ。

バギーパンツ=バギーは「ぶかぶかの」という意味。股上が深く、ヒップから裾にかけて極端に太いシルエットをもつパンツのこと。

足元には極太のパンツに負けないボリュームのある“BALENCIAGA”の「10XL」を合わせています。

Tiji Jojoのジップパーカー×カーゴパンツのコーデ。

靴はやはり厚底のボリュームのあるタイプの物を合わせています。

丈が短めで身幅が大きいトップスが現在のトレンドです。

LEXやTiji Jojoが着ているパーカーのような形ですね。

2人とも今っぽい「短丈で身幅が大きいトップス×極太のパンツ」のコーデです。

¥ellow Bucksが着ているようなハーフジップのパーカーを使えば、コーデに良いアクセントが加わりますね。

帽子の上からパーカーのフードを被るのも、ラッパー定番の着こなしです。

ここからはパーカーのおすすめブランドを具体的にいくつか紹介していきます。

SUPPLIER(サプライヤー)

(株)Plus Eighty Oneが運営する、ここ数年で一気にヒップホップファッションの超定番となったブランドです。

老若男女問わず非常に多くのラッパーが着用。パーカーに限らず、全カテゴリーこのブランドのアイテムはチェック必須です。

楽天市場でSupplierのアイテムを見る

トレンドのヴィンテージ加工がされたパーカーを探すなら、“SOMEIT”がオススメです。

SOMEIT(サミット)

2021年に東京で誕生。職人の手によるヴィンテージ加工を施したアイテムを中心にリリース。

クオリティの高いアイテムを手に取りやすい価格帯で販売し人気のブランド。Tシャツもおすすめアイテムです。

楽天市場でSOMEITのアイテムを見る

ヒップホップファッションの定番として、スケーターブランドも根強い人気を誇っています。

ラッパーの中にもスケーターは多く、スケートをする時に流していた音楽がヒップホップだったことからラップを始めた人もいます。

スケーターファッションといえば、パーカーは最重要アイテム。ゆえにスケーターブランドはパーカーの品揃えが豊富です。

LFYT(エルエフワイティー)

人気セレクトショップ「Lafayette(ラファイエット)」が手がけるブランド。

長年ラッパーに衣装提供をしているブランドとしても有名。このブランドも全カテゴリー豊富なラインナップが揃っています。

楽天市場でLafayetteのアイテムを見る

スウェットシャツを使ったコーデ

“スウェットシャツ”もヒップホップファッションでよく着るトップスです。

日本だと、“トレーナー”という和製英語でも呼ばれるアイテムですね。

公式Instagramより

eydenはスウェットシャツに細めのダメージデニムを合わせて、足元は定番の白の「エアフォース1」というカジュアルなコーデ。

JP THE WAVYはウォッシュ加工がされたスウェットシャツにCHROME HEARTSの太めのデニムを合わせ、足元に「NIKE DUNK HI "N.E.R.D" Pharrell」を持ってくるという贅沢なコーデをしています。

MIYACHIは“HUF”のオーバーサイズのスウェットシャツに白のパンツを合わせた、カジュアルながら品のあるコーデをしています。

先ほどLFYTを紹介しましたが、スケーターブランドといえば“HUF”も欠かせません。

HUF(ハフ)

2002年にサンフランシスコで創設した世界的スケーターブランド。ラッパーにも愛用者多数。

楽天市場でHUFのアイテムを見る

スウェットシャツと似たように使えるアイテムだと、軽量で通気性の高い“サーマルニット”も春や秋に重宝するアイテムですね。

Barkのサーマルニットを使ったコーデです。

スウェットシャツの代わりにニットを使うと、より上品な印象になりますね。

ロンTを使ったコーデ

20℃くらいの温かい季節には、ロンT(長袖Tシャツ)1枚で出かける機会も多いですよね。

舟平/SAMのロンTを使ったシンプルな大人のストリートコーデ。

ロンTのおすすめブランドというと、先ほども紹介した“HUF”のロンTは根強い人気があります。

グランジ系のファッションが好きな方には、ロンTが人気の“A Good Bad Influence”がハマると思います。

A Good Bad Influence(アグッドバッドインフルエンス)

2021年にスタートした人気急上昇中の日本のブランド。

Kvi BabaやCHICO CARLITO、Hideyoshiなどラッパーの愛用者多数。

楽天市場でA Good Bad Influenceのアイテムを見る

ロンTと似たカテゴリーだと、ここ数年流行っているゲームシャツも1枚で着るのにぴったりなアイテムです。

ラッパーもサッカーをメインに色々なスポーツのゲームシャツをファッションに取り入れているのを見ますよね。

¥ellow BucksのロンTの上から“BALENCIAGA”のTシャツを重ね着したコーデ。

この違う丈のTシャツを重ね着するスタイルも、ここ数年またよく見かけるようになりましたね。

シャツを使ったコーデ

パーカーやスウェットシャツに比べると着用頻度は少ないですが、定番アイテムのシャツを着るラッパーも当然います。

シャツをよく着るのが若手ラッパーのKohjiya。

「POP YOURS 2024」のステージでは“AFB(エーエフビー)”のシャツに極太のリメイクデニムを着用。

AFB(エーエフビー)

2020年に東京でスタートしたブランド。現在もっとも多くのラッパーが着用するブランドの一つ。

シャツに散りばめられたスパンコールが反射して光るという、ステージで着るのにうってつけのシャツでした。

Lunv Loyalは“AMIRI(アミリ)”の20万以上するフード付きのシャツを着用。

AMIRI=2014年にLAで誕生。「ハイブランドが使用する高品質な素材と技術×ストリートのデザイン」という“ラグジュアリーストリート”というスタイルを代表ブランド。全世界の人気ラッパーが愛用。

若手ラッパーのCarzはシャツをふくめて全体を落ちついたトーンでまとめています。

上品なストリートスタイルといった感じですね。

KOWICHIはチェックのシャツをアウターのようにパーカーの上から羽織っています。

こういうシャツの使い方もストリートファッションでは定番ですね。

セットアップ

セットアップもヒップホップファッションの定番アイテム。

上下ジャージのセットアップや、スウェットのセットアップなんかをラッパーがよく着ていますよね。

セットアップを着ちゃえば上下のコーディネイトを考えなくてもいいという“楽さ”も、大きな魅力です。

T-Pablowがよく着ているこのジャージのセットアップは、“KAPITAL(キャピタル)”という日本を代表するブランドのアイテム。

YZERRはもっとも好きなブランドである“CELINE(セリーヌ)”のジャージのセットアップを何着も持っています。

LEXは自身が手がけるブランド“Inspiration(インスピレイション)”のスウェットのセットアップを着用。

そんな便利でかっこいいセットアップに初めて挑戦したい方におすすめのブランドが、“CAHLUMN(カウラム)”です

CAHLUMN(カウラム)

ZORNのスタイリストでもある長谷川昭雄が手がけるブランド。

大人が着れる上品なストリートウェアを低価格帯で提供。

CAHLUMNはここ数年ラッパーのZORNがもっとも着用しているブランドです。

「RADWIMPS - 大団円 feat.ZORN」のMVやパフォーマンスで着ていたブルーのセットアップや

↑こちらで着用しているセットアップがCAHLUMNのアイテムです。

ZORNは他にも多数のCAHLUMNのアイテムを、仕事でもプライベートでも着用しています。

セットアップで使えるアイテムを含め、上品でオシャレなストリートウェアをお手軽な価格で販売しているブランドなので、ぜひチェックしてみて下さい。

楽天市場でCAHLUMNのアイテムを見る

パンツ

ここまでトップスを中心に紹介してきたので、この項目ではパンツをメインに解説します。

ヒップホップ系ファッションのパンツといえば、まずは何といっても“デニム”です。

次いで多いのが、“カーゴパンツ”でしょうか。

あとは、“トラックパンツ”や“スウェットパンツ”などの動きやすいカジュアルなパンツを着用するラッパーも多いですね。

パンツの太さに関しては、かつては太いものが基本だった時代もありましたが、今は自分の好みで選べばいいという流れになっています。

JP THE WAVYのように太いものを履くラッパーもいれば

Yvng Patraのように細いものを好んで履くラッパーもいます。

どんな太さのパンツを履いても大丈夫なので、あなたに合ったものを選んでください。

デニムパンツ

ラッパーのパンツの基本はいつの時代もやっぱりデニムです。

ただ、ひと口にデニムと言っても色んなものがあります。

特にここ数年は、様々なダメージ加工がほどこされた物やリメイク系が流行っていて、ラッパーが履くデニムパンツも多種多様になりました。

公式Instagramより

IOが履いている昔からあるようなシンプルなデニムから

唾奇が履いているような複雑な加工がされているデニムまで、選択肢が大きく広がっています。

初心者におすすめの間違いないデニムパンツでいえば「LEVI'S(リーバイス)のSilverTab(シルバータブ)」あたりが定番ですが、この記事ではもっと今のヒップホップファッションっぽいデニムを紹介します。

もちろんSilverTabは万人にオススメできる名作なので、ベーシックで良いデニムが履きたい方にはいいと思います。

トレンドを押さえつつ手頃なデニムパンツといえば、すでに紹介したSUPPLIERはチェックして欲しいブランドです。

楽天市場でSUPPLIERのアイテムを見る

ここ2年ほど全国各地のセレクトショップで飛ぶように売れているのが、“Valabasas”のデニムパンツです。

Valabasas(ヴァラバサス)

2019年にメンフィスで始まったストリートウェアブランド。凝ったダメージ加工がされたデニムを手に取りやすい価格で提供して人気に。

日本では2023年から取り扱い開始。

楽天市場でValabasasのアイテムを見る

カーゴパンツ

デニムパンツに次いでラッパーがよく履いているのが、カーゴパンツです。

サイドについたベローズポケット(カーゴポケット)が特徴的なパンツで、デザインは昔ながらのカジュアルなものからモードっぽいものまで、太さも極太のものから細くスッキリしたものまで色々な種類があります。

公式Instagramより

¥ellow Bucksがよく履いているようなミリタリー色の強いものもあれば

YZERRをはじめとしたBADHOPのメンバーがよく履いている“Rick Owens(リック・オウエンス)”のようなモードっぽいカーゴパンツもあります。

この長いドローコードが特徴的なRick Owensパンツは、BADHOPのメンバーなど人気ラッパーたちの定番アイテムです。

が、Rick Owensのパンツ類はどれも10万円以上します。

「こういうカーゴパンツを履いてみたいけど手が出ない」、そんな方にチェックしてもらいたいブランドが、“mnml(ミニマル)”です。

mnml(ミニマル)

2016年にLAで誕生。シンプルでモダンなクオリティの高いアイテムを、低価格帯で販売し人気に。

カーゴパンツやデニムパンツが特におすすめ。

楽天市場でmnmlのアイテムを見る

まとめ

この記事では2025年現在のヒップホップファッションのコーデについて解説しました。

ラッパーによって着こなしにも個性があって、そこらへんも流石アーティストという感じでしたね。

あなたも紹介したブランドなどを参考にしてぜひ挑戦してみてください。

他にもヒップホップファッションに関する様々な記事を出しているので、興味があるものからチェックしてもらえると嬉しいです!

-ファッション

S