- ゲーミングPCに安くWi-FiとBluetooth機能を付けたい!
- Wi-FiとBluetoothの子機を安く抑えたい!
- 古いパソコンを高速Wi-Fiに対応させたい!
先日友人から譲ってもらったゲーミングPCを新しいケースで組み直したわけですが、こちらはWi-FiやBluetoothが非搭載。
昨今のノートPCには当たり前についているWi-Fi、Bluetooth機能ですが、実は市販のデスクトップPCには付いてない場合も結構あるんですよね。
Windows11は初期設定でMicrosoftアカウントの連携が必須で、そうなるとネット接続が必要になります。
我が家はパソコンの位置とルーターの位置が遠いので、Wi-Fiは必須です。
Bluetoothもなんだかんだマウスやキーボード接続に使うのでこちらも必須。
いうても検証用PCなので、できるだけ安く済ませたいなーと思い今回買ったのはUSBタイプのWi-Fi、Bluetoothアンテナでした。
TP-LinkのArcher T2UB Nanoという製品。
これがめちゃ便利だったのでご紹介します。

簡単に言うと、小さなUSBを1個パソコンに挿すだけで、高速なWi-Fi 5とBluetooth4.2が使えるようになるという優れもの。
自作PCやる人や、市販のゲーミングPC買う時に費用を抑えたい人にオススメです。


パソコンにWi-Fi、Bluetooth機能を追加する方法は3つ
Wi-FiとBluetooth機能を追加するには3つの方法があります。
- Wi-Fi・Bluetooth機能に対応したマザーボードに変える
- マザーボードのPCIeスロットに拡張カードを追加する
- USBタイプの子機を接続する
①と②はPC内部に機能を内蔵できるため見た目もスマートなのですが、自分でやるにはマザーボードやPC組み立ての知識が必要なので万人向けとは言えません。
一番手軽で確実なのは③のUSB子機を使う方法。
今回私が購入したようなUSB子機を挿すだけで、簡単にWi-FiやBluetoothが使えるようになるため、PCの知識に自信がない人にもおすすめです。
Archer T2UB Nanoのおすすめポイント
Archer T2UB Nanoの仕様は、TP-Link公式サイトによると以下の通り。
インターフェース | USB 2.0 |
寸法 (幅 X 奥行き X 高さ) | 15.7×7.4×19.2mm |
アンテナタイプ | 全方向型アンテナ |
Wi-Fi規格 | IEEE 802.11ac(Wi-Fi 5) IEEE 802.11a(Wi-Fi 4) IEEE 802.11n IEEE 802.11g IEEE 802.11b |
周波数範囲 | 5GHz 2.4GHz |
ワイヤレスセキュリティ | WPA/WPA2/WPA3 |
システム要件 | Wi-Fi:Windows 11/10 Bluetooth:Windows 11/10 |
USB1個でWi-FiとBluetoothの両方が使える
Archer T2UB NanoはUSBを1個挿すだけで簡単にWi-FiとBluetoothが使えるため、PCに詳しくない人でも簡単に使うことができます。

私のように自作PCをやる人も他のPCにサッとUSBを差し替えるだけで機能を移行できるのでいろいろと都合が良いわけです。
Wi-Fi 5対応で通信速度も必要十分
高速なWi-Fi 5に対応しているため、通信速度も日常使いで困ることはまずありません。
「Wi-Fi 6とか7に対応してないやん!」と思ったそこのあなた。
本当にWi-Fi 6以上の高速回線って必要ですか…?
Archer T2UB Nanoは最高433Mbpsまで対応しています。
動画配信を観たりゲームをダウンロードするだけであれば100Mbps程度あれば十分快適です。
一般ユーザーの日常使いってこのくらいの速度で事足りるんですよね。

よほど大容量の動画データをオンラインでやり取りするクリエイターや、プロゲーマーでもなければまず困らないでしょう。
価格が安い
Archer T2UB Nanoの魅力は2000円で買えること。
Wi-FiとBluetoothのUSB子機をそれぞれ買うと計3000円以上する場合も珍しくありません。
最新のWi-Fi 規格にこだわらない人であれば、予算を抑えるためにArcher T2UB Nanoを買うのがベターでしょう。
市販のBTOパソコンはWi-Fiに対応していない場合も多く、仮にアップグレードしてWi-Fi機能を付けても結局こういったUSB子機になる場合も多いです。それで5000円以上取られたりしますからね。
であれば自分でUSB子機買って挿すのが一番安上がりです。
小さくても感度が高い
Wi-FiのUSB子機は長いアンテナ形状のものが多いですが、本品は指先サイズのUSB本体がアンテナ代わりになっています。
受信感度とか大丈夫かと不安になりそうな見た目ですが、感度はかなり良好です。
デスクトップPCの背面に挿して、PCをデスクの下に置いて壁に寄せていても何の問題もなく高速通信を保っています。

Archer T2UB Nanoを使うときは専用ドライバーをインストールすること
Archer T2UB Nanoは基本的にパソコンに挿すだけでも使えますが、きちんと専用ドライバーをインストールするのがおすすめ。
専用ドライバーがないと十分な通信速度が得られない可能性があるからです。
実際私が使った時も、たしかに最初はPCに挿すだけでWi-FiとBluetoothが使えるようになったのですが、Wi-Fiの速度が妙に遅かったです。
他のPCでは100Mbbs以上の速度が出ているのに、Archer T2UB Nanoを挿したPCでは30Mbbs前後しか出ていないといった感じ。
おそらくWindows標準ドライバーはWi-Fi5のような高速通信に最適化されていないのではないかと思われます。
専用ドライバーはTP-Link公式サイトからダウンロードし、zipファイルを解凍すればセットアップアプリが出てくるのでダブルクリックして開始できます。
Wi-FiとBluetoothそれぞれのドライバーをインストールする必要があるため注意してください。
まとめ
USB1個挿すだけで無線機能が使えるようになるのは手軽で便利。
市販のBTOパソコンはデフォルトではWi-Fiなど対応していない場合も多く、アップグレードしても結局このようなUSB子機で済まされる場合も多いため、自分で買って挿した方が安上がりです。
ゲーミングPCの費用を抑えたい人、とりあえず自作PCにお手軽に無線機能を付けたい人はぜひ使ってみてください。
