春川ナミオ氏は「奇譚クラブ」の時代から作品を描かれておられますが、初期はお尻の大きい普通の美人でした。

元々、名前の由来は「春川」が女優の「春川ますみ」で、「ナミオ」がと谷崎潤一郎の作品である「痴人の愛」の主人公「ナオミ」から来ていると言われています。

春川ますみさんは数多くの作品に出演していますが、代表的なものでは、東映映画「トラック野郎シリーズ」のヤモメのジョナサン(愛川欽也)の妻・松下君江を演じています。

春川ますみはグラマー、ムチムチで、多少ふくよかですが、身長は158cmで、大柄というイメージではありません。

彼女をモデルに描いていたものが、次第に大柄でお尻の大きな女性に変わっていったのは、多分、氏のM的な嗜好からであると思われます。

多少、デフォルメ(誇張)もあるでしょうが、それによって、氏の美学が定着し、世界的に名が知られるほどの芸術的なイラストレーターとしての地位も確立したのだと思います。


主な画集、DVD付雑誌


「マゾ画集 豊臀の下に喘ぐ悦楽境」天星社, 1966


「妖美マゾ劇画 処刑島の女王」出版社:夢屋、刊行年記載なし。内容:

第一章「舌奉仕の椅子」

第二章「太腿絞首刑」

第三章「顔面圧迫処刑」

第四章「聖水溺死刑」

 

「痴人の愛  春川ナミオ背徳と官能の世界」 (SMコレクター 1980年8月増刊 秘蔵画集) サン出版 | 1980/1/1

 

「巨女渇愛 春川ナミオ妖美画集」大洋図書, 2000


「巨女渇愛Vol.2 巨女の魅惑に酔い痴れて」マイウェイ出版, 2002


「聖女の臀堂」有限会社タコシェ, 2006


DVD付雑誌「巨尻擾乱 巨女熱愛春川ナミオ+暴虐桃尻映像」
2006、マイウェイ出版。本文のほとんど(128頁分)が春川氏の二色刷画集で、付録には巨女巨尻モノDVDのダイジェストが収録されています。


DVD付雑誌「巨尻狂恋」マイウェイ出版, 2007、マイウェイ出版。
雑誌に掲載された作品をまとめたムックです。表紙は全面的にモデルさんが出ており、前半2/5くらいはグラビア、後半がナミオ先生の画集になっています。80のイラストが掲載されています。


「秘禁縄淫画廊」マイウェイ出版, 2008


「CALLIPYGE」United Dead Artists社、2009年に海外で発売された30cmx40cmのド迫力画集で、顔面騎乗の踏み絵的な傑作です。ヴァーチャル顔面騎乗体感画集と呼ばれています。


「絵物語 ドミナの園」2012/07/27

 


THE INCREDIBLE FEMDOM ART of NAMIO HARUKAWA「 春川ナミオ画集 ドミナの玉座、あるいは顔面騎乗主義者の愉楽」2019/05/21

 


MEMORIAL EXPANDED EDITION The INCREDIBLE FEMDOM ART of NAMIO HARUKAWA: 追悼増補版 「春川ナミオ画集I ドミナの玉座、あるいは顔面騎乗主義者の愉楽」日2021/01/15

 


MEMORIAL EDITION NAMIO HARUKAWA FACESITTINGS are FOREVER: 追悼版 「春川ナミオ画集II 顔面騎乗主義者は永遠に」2021/01/15
 

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