FP3級の勉強方法|テキストと問題集を使った効率的な勉強法

どーも、ユメソバです。

FP(ファイナンシャル・プランニング技能士)3級に無事に合格しました。

FP3級は独学で取得できる資格試験ですが、「どの教材を使えばいいのか?」、「勉強方法は?」と色々疑問がでてきますよね?

そこで、今回は私がFP3級に合格するために使用した教材勉強方法をご紹介します。

FP3級はお金の勉強になり、毎日1,2時間の勉強を1か月続けるだけで取得できる非常にコスパのよい資格となっています。

インフルエンサーの両学長も「FP3級」と「簿記3級」を取得することを推奨していますね。

簿記とFPの勉強でお金の流れや仕組みを理解することにより、日常生活の消費・浪費・投資を意識して、賢く生きることができるようになります。

はじめに

FP3級のCBT試験では得点が記載されたスコアレポートを試験後に印刷できます。その場では合格証書はもらえませんでした。

スコアは学科・実技共に6割を超えているので合格していると思います。

スコアレポート(学科)

スコアレポート(実技)
ユメソバ
ユメソバ

FP(ファイナンシャル・プランニング技能士)3級のCBT方式の合格証書は試験日の翌月中旬に郵送されるようです

ちなみに勉強時間は約90時間です。

内訳は1月から勉強開始、2/22に受験したので日数は53日。

毎日家で1時間 * 53日 = 53時間、通勤時間(往復)1時間 * 35日 = 35時間

53時間 + 35時間 = 88時間です。

使用した教材

使用した教材は以下の4つです。

FP3級の試験に関しては高額な教材に手を出す必要は無いです。

以下のテキストと問題集と過去問を繰り返し解くだけで十分余裕で合格できます。

  • みんなが欲しかった FPの教科書
  • みんなが欲しかった FPの問題集
  • FP3級爆速講義(ほんださん)
  • FP3級 過去問道場

みんなが欲しかった! FPの教科書 & 問題集

おすすめのテキストと問題集はTAC出版の「みんなが欲しかった! FPの教科書」と「みんなが欲しかった! FPの問題集」です。

この2冊だけでFP3級に関しては合格できます。他の教材は必要ないです。

MEMO

みんなが欲しかった! FPの教科書」は覚える必要のない公式や出題率が低い所も網羅されているので、次に述べるYouTubeの動画「FP3級爆速講義」で頻出の問題や暗記が不要な箇所を知ることをおすすめします。

FP3級爆速講義(ほんださん)

YouTubeの動画ではほんださんの「FP3級爆速講義」がおすすめです。

ほんださんの動画の良いところは覚えなくてよい箇所を教えてくれることです。

テキストだと出題範囲がすべて網羅されているので、「数字を全部おぼえないといけないの!?」となってしまいます。

ほんださんの動画なら、頻出箇所公式を覚えずに求める方法を教えてくれます。

特に年数などの数字の語呂合わせや「年金関連は分母が4」、「健康保険の任意継続は2という数字がつく」など覚えかたを教えてくれるので非常に参考になりました。

動画は全部で41回ありますが、一つの動画が10~20分と短くまとめられているのですぐに見終わります。

FP3級 過去問道場

FP3級は過去に出題された問題もよく出るのでFP3級 過去問道場もおすすめです。

過去の試験を解くことができるのはもちろん、分野指定や模擬試験形式も選択できます。

また解説も詳しいので、ほんださんの爆速講義と過去問道場だけでも合格できると思います。

教材のお金を節約したい人は、問題集の代わりにFP3級 過去問道場をひたすら解くのもおすすめです。

勉強方法

勉強方法はアウトプット重視で行いました。

最初にほんださんの爆速講義を全部見て、FP3級の全体像を学びました。

爆速講義を見ていて、よくわからない部分はテキストで確認したり、爆速講義の数字の覚え方などをテキストに書き写したりしました。

その後は、テキストを読み、問題集を解くだけです。

テキストを軽く通読して、すぐに問題集の問題を解き始めました。問題を解いてよくわからなかったら、テキストに戻って確認する方法がいいです。

本番2週間前ぐらいから、仕上げに過去問道場の模擬試験を直近から3回分解きました。

直近から3回分(2023年9月試験、2024年1月、5月試験)で十分だろと思い、そこを2周しました。

過去問を直近から3回分で十分と思いましたが、本番試験では知らない問題が結構あったので、5回分くらいまで解いたほうがよかったかもしれません。

追加で問題集に付属している本番試験問題CBT試験体験プログラムを2周しました。

FP3級に合格した感想

FP3級を勉強した感想を述べます。

お金についての知識を身に着けることができた

子供の頃にお金について学校で学んだ記憶はないし、家庭でもお金の話はあまりしてはいけない雰囲気でした。

そのため、年金とか医療保険の3割負担などはなんとなくしか知らなかったです。

今回、FP3級を勉強して、あらためて税金などのお金についての知識について知ることができてよかったです。

学生のときに勉強しておけばよかったなと思いつつも、学生の時は実感がわかないから用語を覚えるだけになって意味がないだろなと思いました。

大人になって給料をもらったり、株や家を購入するなどの経験をしてはじめて、FP3級を勉強する意味を実感できると思います。

覚えていないと解けない問題が多い

お金のことについての勉強にはなりますが、数字を覚える部分が多いと感じました

個人的には数字を覚えても意味がないと思いました。

忘れてもネットで調べればいいだけだから、「これ覚える必要あるの?」と勉強中に思うことが多かったです。

ユメソバ
ユメソバ

興味の問題もあるかもしれません。

注意点

以下、FP3級の勉強や本番試験の時の注意点です。

テキストに記載されている数字を全て覚える必要はない

テキストには保険金額や期間などの数字の記載がありますが、「これ数字は全部覚えないといけないの!?」となると勉強意欲が下がります。

私は「こんな数字覚えても意味ねーよ」と思って、勉強意欲がかなり下がりました。

ほんださんの爆速講義で覚える数字、覚えなくていい数字を教えてくれるので最初に確認をすることをおすすめします。

試験の難易度

問題集と問題集に付属している模試の試験の難易度は本番試験とほぼ同じでした。

本番試験と比べて簡単や難しいということはなかったです。

ユメソバ
ユメソバ

問題集は過去問から厳選をしているので当然ですね

過去問から全く同じ問題も出題されますが、過去問で見たことない問題も出題されます。

見たことない問題が出ても焦らないことが大事です。

確実に解ける問題を解くことができれば余裕で合格点の6割は超えるはずです。

見直しは絶対にする

確実に解ける問題は絶対に落としたくないので、見直しは絶対にしたほういいです。

試験時間は実技60分、学科は120分です。

どちらも時間に余裕があり、30分以上は時間が残るはずです。

解答に自信がない問題はとりあえず選択肢を選んでチェックをつけて、全部解答したらチェックした問題から優先的に確認します。

時間はかなり余るので全問見直してもいいぐらいです。見直すときは問題文もしっかり読み直しましょう。

以下の画像は「みんなが欲しかった! FPの問題集」に付属しているCBT試験の画面です。赤枠のように「後で見直す」を押すと、

進捗状況の画面でチェックをつけた問題を確認することができます。

苦手分野を潰しておいたほうがいい

FPは6分野(ライフプランニングと資金計画、リスクマネジメント、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業継承)あります。この中で人により得意・不得意が出てくると思います。

私は金融資産分野が得意でどんな問題でも解けるぐらい自信がありましたが、「タックスプランニング」と「相続・事業継承」は苦手であまり勉強できていませんでした。

特に数字はうろ覚え。6割取れたら合格なので、なんとかなるだろと思って受験しました。

結果として実技は大丈夫でしたが、学科は得点があまり伸びずに7割と少し危なかったです。そのため、苦手分野はそのままにしないほうがいいと思いました。

得意分野を伸ばすより、苦手分野を対策したほうが、安定して点数を取ることができます。

おわりに

今回はFP3級の勉強方法についてご紹介しました。

1か月で取得でき、日常生活で役に立つ資格なので、挑戦してみてください。