あいちゃんの最後の言語治療
言語治療が必要ではないくらい
言語能力が上達したわけではないけど、
特別支援学校に行って授業受ける方が
ここで言語だけ治療を受けるより全然良くて
今日でおしまいと言われた。
今日受けたあいちゃん向けの治療内容。
まずは、今日何するか順番に沿って教える。
1番目のおはなしカードは、
一連の流れが描かれている4枚のカードで遊ぶ。
前回は1回一通りの流れを見せた後、
カードを混ぜて
あいちゃんに順番に直してもらおうとしたら
全然できなかった。
それで、またおはなしカードを一通り読んで、
4枚のカードそれぞれがどんなシーンか
あいちゃんに説明してもらうことに。
どんなシーンか説明できないところもあったけど
なんとか説明してもらって、花丸を付けた。
あいちゃんの言葉のことで心配になった私は療育の先生に聞いた。
「特別支援学校でもこういうふうに言葉のトレーニングができるんですかね…」
「私はあいちゃんの生活の流れがわからなくてお話カードを使いましたけど、特別支援学校では学校内の流れで言葉のトレーニングもやってくれます。このカードは市販のもので、お母さんも購入できるものです。でも、生活の中であれをやった、これをやったとあれこれ説明できるようにするのが1番良いです。もし、特別支援学校で言葉があまり伸びなかったと思われるようでしたらこちらで言語治療を再開するのも可能です。でも、私(先生)が見た感じですと、あいちゃんは特別支援学校中でのトレーニングでじゅうぶん伸びそうです。」
「そうなんですね。ありがとうございます。」
と話が終わって、
2番目のパズル。
ディズニープリンセスの難易度3段階のものから
あいちゃんは20枚代を選んで始めたけど…
なかなか進まなかった。
ピースで遊んだり、はめたり、少しずつ進んでやっと終わった。
3番目はおはなしプリント。
つばさくんの日記を一通りあいちゃんに読んでもらって、
問題を答えてもらうことだったんだけど…
単語で返してもらいたいのに、
1、えんそくはいつ?という質問に対してあいちゃんが「あしたはえんそく」
2、なにをかったの?「たかしくんとおかしをかった」
3、いくつかったの?「ぜんぶでみっつかった」と文章で返すので
先生が選択肢を書いてあいちゃんに選択してもらったらあいちゃんが単語だけ言うようになった。
2枚目にも選択肢を書いて
あいちゃんに日記を1回読んでもらって
問題を解いてもらった。
正解だった。
3枚目は選択肢書かなくても
単語で答えてくれた。
次に4番目のおえがきをして
その次の5番目のなぞなぞをした。
「細くて長くて、オレンジ色の野菜なんだ?」
「大根とトマトどっちが大きい?」
と話を聞いてあいちゃんが考えて答えることをやった。
ありがとうございました、と挨拶して
1年間の言語治療を終えた。
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