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恭啓
すみれというと、紫色の花だ。
英語でVioletと表記する。また、これは英語の紫色とも同じ表記である。
ぐらいが思い浮かぶ。
でも、まだまだ注目する要素はあるのだ。
梅の蕾が膨らみ始め、春の息吹を感じられます
一つ目。タネが弾け飛ぶ。見やすかった動画を貼り付けてみた
二つ目。種子にはエライオソームという、脂肪と糖の塊がついている。
それをアリが欲しがり、種子ごと運んでいく。
そうやって、すみれの種子はより遠方まで移動する。
また寒くなる予報ですので、ご自愛ください
花びら5枚で、ラッパの形をしたすみれには実は、咲く花と咲かない花がある。
咲く花はと咲かない花の違いはまず、花びらがあるかないか。
次に、他家受粉か自家受粉かだ。
虫や鳥を通して他の株と花粉のやりとりをするのが他家受粉。
自分の雄しべの花粉を雌蕊の柱頭につけるのが自家受粉。
よって、すみれは2つの受粉方法を自発的に選択することで生存競争を凌いできたようだ。
謹白
これから先、春になったらすみれを見かけることもあるだろう。
その時に、株の位置を記憶しておくと、咲かない花も見れるかもしれないな。

