仕事でもプライベートでも、会話のなかで「いや」とか「でも」をよく使う人がいます
とくに「でも」から話しはじめるのがクセになっている人は、けっこう多いんですね
人からなにかを提案されたとき、ひと言めに「でも~」と否定から入る人も多いです
一方、まわりを見ていると、いろんなことがうまくいってる人は、「でも」をほとんど使いません
なにかを提案したりしても、「でも」と否定から入って、ダメな理由やできない理由を並べ立てるよりも、どちらかというと、なにごともやってみなくてはわからないというスタンスで、「どうすればできるか」という可能性について思考を広げる傾向にあります
「でも~」と話しはじめることが多い人は、とくに自分が詳しい分野でもないのに、否定的な意見をいって、保守的なマインドになりがちです
なにかと現状を変えることに勇気をもてない性質だったりするので、「でも~」となりがちなんですね
その人自身に悪気があってやっていることではなく、無意識のクセになってしまっているわけです
そうなると、新しいことをとり入れようとしないスタンスにつながるので、長い目で見れば、その人自身の成長の可能性が狭まってしまいかねません
成功者にチャレンジしてみたいことを相談したりすると、「でも」と否定から入ることは、まずありません
「それ、面白いですね」とかいいながら、できる可能性について思考を広げようとしてくれるんです
すると、なにか思いついたら、「この人に話してみよう」という気にもなります
そういうふうに「でも」を使わない人には、きっとまわりからいろんなアイデアや提案がもちかけられることが多いと思うんです
成功者たちの「発想の種になっているのかもしれません」
「面白そうだね」「こうすればいいんじゃない?」とかいってくれたら、うれしくもあり楽しい気持ちになります
もちろん、実際にやってみたらうまくいかないことかもしれませんが、なにかにチャレンジしようとするときには、最低限のリスク回避をしつつも、やってみるべきだと思うんです
やってみて、うまくいかなかったら、そこでやめればいいだけのことも多いでしょう
少なくとも、すぐに「でも」と却下するのは、もったいないことです
「でも」は一切使わないくらいのつもりでいたほうが、もしかしたらいろいろとうまくいくし、人間関係もプラスに働いてくんじゃないかと思います
無意識に「でも」をたくさん使う“否定癖”のある人は、なにより自分自身にとってよくないでしょう
「あの人に話しても、どうせ否定的なリアクションが返ってくる」などと思われると、話を持ちかけられなくなるでしょうし、目に見えないところで人間関係を広げる機会を失うことにもつながりかねないからです
否定的なことを言われたときの対処法は、『じゃあ、どうしたらいいと思う?』と聞くのです
とりあえず否定することが無意識の目的になっていることが多いので、相手の否定が一時「ストップ」します
相手は否定してくるだけで代替案がない人が多いのです
代替案がある場合は、「相手の代替案を聞いてみましょう」その後に発展的な話につながる可能性があります
『“いや・でも”を極力使わない』
『じゃあ、どうしたらいいと思う?』代案がないのはただの批判になる
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