はじめに
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真面目な仕事人間が、
会社での成功を放棄して、
自由と人生の成功を得るまでの軌跡を
綴っています。
<<<注意⚠️>>>
以下2つのランキングに参加していますが、
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爆発します!
爆発しないで良かったですね
ごまさばさんです!
今回のテーマは、
”退職金”です。
それも退職金が目減りするかも〜
と言うお話です
会社辞めたいけど退職金の金額が分からない…
「会社、今辞めたら退職金って
いくらもらえるんだろ?」
って考えた事ないですか?
おそらく分かっても
おおよその金額しか分からない、
と言う方の方が多いと思います。
退職金制度があっても
果たしていくら貰えるのか
が明確にされていない理由は、
企業側のいくつかの事情や
戦略が関係しているんです。
その理由の一つとして
「損得感情で退職を検討されたくない」
という企業側の思惑があります。
例えば先行きが不透明な
ベンチャー企業など、
「あともっても3年かな〜」
となると3年間で支払われる給料と
天秤にかけて
【退職金】>【給料総額】
となるなら
「辞めるなら今でしょ!」
ってなっちゃいますよね、
3年後に会社無くなってしまえば、
退職金もらうどころじゃない〜
なので退職金って制度の仕組みが
少々分かりづらくなっているのが通常です。
ましてや多くの企業が
退職金にポイント制度を導入している事
も分かり辛い一因です。
例えば
【勤続】✖️【資格】✖️【単価】=退職金
となっているとそれぞれのポイント係数が
幾つなのかが分からない事が
ほとんどなので、
【今日辞めて貰える退職金】
はなかなか分からなくされてます。
そもそも退職金は
「長く働くこと」を奨励する仕組み
なので勤続年数が長いほど
受け取れる金額が増えるように
設計されています。
これは、会社側が社員に
長期間働いてもらうことを奨励し、
経験やスキルの蓄積を
期待しているためです。
そのため、退職金額が明確になると
社員が損得勘定をしやすくなり、
一定の金額が溜まったタイミングで
退職を検討しやすくなる
リスクがあるのです。
それと退職金額が曖昧だと
退職に対する心理的なハードル
にもなります。
具体的には、社員が辞める際に
その額を確かめる必要が生じ、
一定の心理的なハードルになります。
これにより衝動的な退職を
防ぎやすくなる
という意図もあるんです。
(「今の退職金いくら?」って聞きづらい^^;)
その上で、社員が
「この額しかもらえないなら辞める」
「これだけもらえるなら別の会社へ移る」
という判断をすることを
抑える目的もありそうですね〜
退職金制度を交渉材料にされて、
特に、競合他社への流出リスクが高まる場合、
企業にとってはデメリット〜
それでもある程度は試算しておきたいかも〜
今の時代いわゆる
「老後資金」
って誰でも気になるところ。。。
そして退職金制度がある場合は、
試算くらいはしておきたいもの。
もし自分の退職金が気になる場合は、
以下の方法が参考になると思います。
• 就業規則や退職金規定を確認してみる
多くの場合、退職金の計算方法や
条件が定められています。
それを確認するだけでも
予測の精度は高くなるかも〜
• 所管部署に試算をお願いしてみる
企業によりますが、
人事部や給与課に制度に基づき、
ある程度の試算をしてもらえる
可能性があります。
ただし、相談の意図や背景については
慎重に伝えるのがポイントですね〜
後数年で定年、と言う場合は、
「将来設計の為に・・・」
などと言えば協力して貰えるかも〜
え゛っ⁉️退職金が目減りする?
さて、ここからが本題
(前置き長い!って言うの無しね^^;)
この記事を書こうと思った
きっかけがあるんですが、
実は昨年末に僕の仕事仲間の女性が
新卒以来30年勤めた会社を辞めたんです。
彼女の会社では割と退職金制度に
透明性があって、30年以上の勤続で、
勤続係数が上がる仕組みの為、
31年近く頑張ったそうです。
その金額は伏せますが、
ある程度予想していた通りのまとまった金額
を頂けたそうです。
且つ会社にはナイショで、
密かに僕と一緒にネット起業にも取り組んで
いたので、これからも毎月の収入源が
ある為、悠々自適に暮らせるそう。
でも彼女がボソっと呟いたのが、
「30年前と貨幣価値が違うよね〜」
と言うもの。
そうなんです、これが
⚠️”退職金が目減りする”
ってお話です。
ここである数字を書いてみます。
◾️2023年:3万2,396品目
◾️2024年:1万1,617品目
これは主要な食品の値上げ品目数なんですが、
ホントになんでも値上がりしましたよね〜^^;
(特別な日のハーゲンダッツになりましたww)
この値上げが退職給付金に
与える影響は大きくて、
例えば毎年物価が1%上がると、
38年後には46%上がります。
上に書いた退職金の計算式
【勤続】✖️【資格】✖️【単価】=退職金
この【単価】が例えば¥1,000だった場合、
38年前の¥1,000とは価値が違いますよね⁉️
これをある新入社員に当てはめると
こうなります。
◾️2021年に22歳で新卒で入社
↓
◾️2059年に60歳で定年退職すると
退職金は2,200万円とした場合、
日本銀行が目標とする、
”毎年2%の安定的な物価上昇”
が実現した未来では
実質的な価値は
2,200万円993万円
と▲54%になります。
もちろん退職金制度に、
インフレに対応する仕組みが
組まれていれば、
極端な目減りは防げますが、
そんな話は聞いた事もなければ、
そのような仕組みを持っている企業にも
出会った事はありません。
そしてこの目減り現象は、
例えば預金、投資などにも
当てはまる場合がありそうです。
20年前に銀行に預けた100万円の
価値は当然2025年には
下がってますよね
日本政府は、ここ数年、
働き方改革の一環として、
会社員の副業を推奨していますが、
その背景には年金制度の破綻や
少子高齢化による労働力不足だけでなく、
この記事で書いた様な背景もありそうですね〜
「老後資金の対策、
こんなことしてるよ〜」
なんてのがあれば是非コメントで
こっそり教えて〜