- 参考書を1冊読み切る集中力がない
- 参考書の内容を理解できない
- 読んだ内容をすぐ忘れてしまう
このような悩みをお持ちではありませんか。
本記事では僕の体験談をふまえ、参考書の内容が頭に入らない原因とその対処法を7選紹介します。

私もこの方法を実践して、参考書を読む苦手意識を克服できるようになりました!
参考書の内容を理解し、資格勉強を効率よく進めたい方はぜひ参考にしてみてください。
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参考書が頭に入らない理由


参考書が頭に入らない原因には、以下の5つが挙げられます。
参考書の内容が難しすぎる
わからない単語が多かったり、内容が複雑すぎたりして参考書が難しすぎると感じていませんか。
参考書には初心者向けの入門書から上級者向けの専門書まで、さまざまなレベルのものが存在します。
難しすぎる参考書を選んでしまうと、内容を理解するどころか、学習意欲そのものを失ってしまう可能性があります。



私もTOEICスコア800点以上向けの難しい参考書を手に取ったときに、難しい単語や文章に圧倒され、途中で挫折した経験がありました..
インプットで満足している
参考書の内容が頭に入らない原因の一つに、 読むだけのインプットで満足していることが挙げられます。
インプットだけでは情報が記憶として定着しにくく、学習の効果も十分に発揮されません。



私も参考書を読んで満足した後、問題を解き始めると内容をほとんど覚えていなかった経験がありました。
もちろん、インプットは学習の基礎として欠かせません。
ただ、私のようにインプットだけで終わらせると、知識として身に付かないまま、時間を無駄にしてしまう可能性があります。
参考書を読む環境が悪い
参考書の内容が頭に入らない原因として、読む環境が悪い可能性があります。
学習中に視界に入るものが多すぎたり、周囲の音が気になったりすると、集中力が途切れてしまうからです。



私はスマホやマンガが視界に入ると、参考書を読む気が合っても、気が散って全然集中できません。
環境が悪いと読むこと自体がストレスとなり、学習意欲の低下や内容の理解不足を引き起こします。
環境が学習効率に大きく影響を与えることを意識することが重要です。
ストレスを抱えている
ストレスの抱えすぎが原因で、参考書の内容が頭に入らないこともあるでしょう。
ストレスによる気持ちが乱れた状態では、情報を記憶しようとしても効率が下がってしまうからです。
ストレスの原因は人それぞれ異なります。例えば、「仕事で上司に叱られた」「友達とのトラブルがあった」など、日常生活でのさまざまな出来事がストレスの要因となることもあります。



私も仕事で失敗したときはそのことで頭いっぱいになり、読むことに全く集中できません。
学習の目的が曖昧である
参考書の内容が頭に入らない原因の一つに、学習の目的が曖昧であることが挙げられます。
何のために学ぶのかがはっきりしていないと、学習そのものが作業化し、記憶として定着しにくいからです。
具体的な目標がない状態では、勉強すること自体に意義を見いだせず、集中力が続かないこともあるでしょう。



私はTOEICを勉強する際、この資格を取って何に活かせるのかわからなくなって、参考書を集中して読めないことがありました。
学習の目的が曖昧だと優先順位がつけられず、どこに力を入れるべきかわからなくなります。その結果、内容を覚える以前に学習そのものが非効率になりがちです。
参考書が頭に入らないときの対処法7選


上記の参考書が頭に入らない原因をふまえて、ここでは対処法を7選紹介します。
反復して読む
参考書を読むときに、1周目で全て覚えようとして挫折してしまうことはありませんか?
実際に1周読み切って問題を解いてみると、驚くほど内容が頭に残っていないと感じるかもしれません。
これは普通のことで、一度で全てを理解し覚えるのは難しいです。
そこで大切なのが「反復」です。何度も繰り返し読むことで、記憶が定着し、知識の整理が進みます。



私は資格勉強をする際、最低でも2周は参考書を読むようにしています。1周目は全体像をつかむことに集中し、2周目以降で細かい知識や理解が足りない部分を補強するためです。
このように、1周目は完璧を目指さず、大枠をつかむことがポイントです。そして、繰り返し読むことで記憶と理解を深めていきましょう。
短時間に分ける
参考書を長時間読んでいると、疲れて集中力が続かず、頭にも入りにくくなるでしょう。
そんなときは、長時間で一気に読もうとするのをやめて、短時間に分けて読む方法も試してみてください。



私は、25分勉強して5分休憩を取る「ポドローモテクニック」を活用して、集中力を維持しています!
このように短時間でも集中して取り組むことで、効率よく内容を理解できます。
時間帯を見直す
参考書を集中して読めない場合は、読む時間帯を見直す必要があります。
特に仕事終わりで脳が疲れている状態では、インプット能力も低下するでしょう。
そこでおすすめなのが、出勤する前の朝の時間帯で参考書を読む方法です。
脳科学者の茂木健一郎氏によると、朝目覚めてからの約3時間は、脳が最も効率よく働く「ゴールデンタイム」とされているそうです。(出典:脳科学者が勧める「朝時間」の使い方|PHPオンライン)
そのため、夜に疲れた状態で参考書を読むことが多い方は、朝の時間をぜひ有効活用してみてください。



実際、私も朝の時間帯が最も集中できるため、出社前の1時間を使って参考書を読む習慣を取り入れていました。
関連付けて読む
参考書の内容が頭に入りにくい場合、関連付けて読むことで理解が深まり、記憶に残りやすくなります。
関連付けとは、新しい情報を日常生活や既存の知識と結びつけて考える方法です。
例えば、歴史を学ぶ際に教科書の出来事を映画やドラマのシーンと関連付けると、具体的なイメージが湧きやすくなります。



私がFP3級の参考書を読んでいたときは、確定申告や積み立てNISAの知識を、自分の家計管理や資産運用の状況に当てはめて考えるようにしていました。
こうした工夫をすることで、単なる暗記ではなく実生活に結びつけた理解が深まり、記憶にも残りやすくなります。関連付けて読むことで、学習の効率が大幅に向上します。
アウトプットで効率よく学ぶ
参考書を読むときにインプットに偏っている方はアウトプットにも力をいれましょう。
おすすめな方法は、見出しごとで区切りをつけて問題集で復習することです。
参考書を読む時間にも区切りを付けられるため、集中力が維持しやすいでしょう。また、問題を解くことで、理解したつもりになっていた部分や曖昧な箇所が浮き彫りになります。



間違えた問題や自信がなかった箇所に注目して再度参考書に戻ると、ピンポイントで弱点の補強もできますよ!
このサイクルを繰り返すことで、学びが効率的に進むだけでなく、知識が深く身につきます。
集中できる環境で読む
参考書を読む際に、集中できる環境作りは大切です。おすすめは喫茶店での読書です。
「ブリティッシュ・コロンビア大学」の研究で、喫茶店のような適度なノイズ(約70デシベル)の環境は、創造的思考を促進することが報告されています。
一方、図書館の静かな環境(約50デシベル)や工事現場の騒音(85デシベル以上)は、効果が薄いか逆効果とされています。
ただ、喫茶店は場所ごとに雰囲気が異なるため、自分に合った環境を選ぶことが大切です。



ちなみに私はコスパが良く、長居もしやすいドトールコーヒーショップを推しています!
耳学習に切りかえる
参考書の内容が頭に入らない方は、「視覚」で情報を処理することが苦手な可能性があります。
そこで、おすすめなのが「耳で聴く学習」。特に、「Amazonの「Audible(オーディブル)」が強い味方です。
- 通勤やウォーキング中のスキマ時間を有効できる
- 活用英語学習や資格対策本も豊富に揃う
- リラックスしながら効率的にインプットできる
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効率よく学べる!参考書選びのポイントと注意点


どの参考書を選ぶかで、学習の効率や成果は大きく変わります。
ここでは、効率よく学べる参考書選びのポイントと、選ぶ際の注意点をわかりやすく解説します。
これらを意識することで、参考書の内容が頭にスムーズに入りやすくなります。ぜひ実践してみてください。
ページ数が少ない参考書を選ぶ
「分厚い参考書を読んでいると、終わりが見えなくてやる気が出ない」と悩んでいませんか。



私も400ページある参考書を読み始めた際、ページ数の多さにやる気を失い、読むだけで1か月もかかってしまった経験があります。
このような挫折をしないためには、比較的ページ数の少ない参考書を選ぶと良いでしょう。
1周する負担が軽くなることで、集中力を維持しやすくなります。その結果、参考書の内容が頭にスムーズに入ります。
理解しやすい参考書を選ぶ
効率よく学習を進めるためには、理解しやすい参考書を選ぶことが重要です。
専門用語が多く、文字がぎっしりの難しい参考書では、内容をイメージしづらく、精神的な負担も大きくなるからです。
特に、学習を始めたばかりの段階では、基礎知識が不足しているため、スムーズに内容を理解するのが難しい場合もあるでしょう。
その点、図解やイラストを豊富に使い、丁寧に解説されている参考書は、視覚的に情報を捉えやすいため、よりスムーズに内容を理解できます。



購入前に試し読みを行い、自分にとって理解しやすいものを選ぶことで、学習の効率がさらに向上しますよ!
参考書は1冊だけを活用する
参考書は1冊に厳選して読むことをおすすめします。
2~3冊も手を出してしまうと、単純に読む時間が増えるだけでなく、内容の重複や矛盾が生じやすいためです。
その結果、勉強に偏りが生まれ、知識が浅くなる可能性があります。



私は2冊の参考書を併用したことで、読書時間が増えたのにも関わらず、問題集を解く際に内容をほとんど覚えていなかったという挫折を経験しました。
そのため、何冊も参考書を読むよりは、1冊に厳選して深い知識を身に付ける方が効果的です。選んだ1冊を信頼し、繰り返し読むことで、知識が確実に身に付きます。
【まとめ】参考書が頭に入らない原因を今すぐ見つけてすぐに対処をしよう!


今回は、参考書が頭に入らない原因とその対処法について解説しました。
最後に、記事の重要なポイントをおさらいしておきます。
まずは参考書がなぜ頭に入らないのかを明確にしましょう。
原因がわかったら上記の対処法を参考にして、すぐに行動に移してください。行動が早いほど、資格勉強をより効率よく進められます。
また、参考書に限らず、資格勉強全般でお悩みの方は以下の記事もご一読ください。


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