故郷の空 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 12月 28, 2024 故郷の空スコットランド民謡の「故郷の空」の階名付き楽譜です。1段目と2段目は階名でいうと同じですが、2段目の「ソソソ」はオクターブ跳躍しているのが印象的です。3~4段目は3度音程の練習にも良いと思います。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
メリーさんの羊 - 4月 22, 2024 メリーさんの羊 アメリカ民謡の「メリーさんの羊」の階名付き楽譜です。 「ロンドン橋」と同じくたった4小節で完結する短い曲ですが、練習には良いと思います。 教育芸術社の教科書では3年生の器楽教材として、リコーダーの二重奏に編曲されたものが令和6年度から掲載されました。4拍子と3拍子の2種類が掲載されていますが、拍子だけでなく音の重なり方も異なっています。その2種類を階名唱動画にしたものをYou Tubeに挙げましたので、よければ以下も参考にしてください。 教科書では器楽曲として扱われているため、どうしても固定ドで運指の指示をする場合もあると思います(私の現場にいた人間ですのでそれはわかります)。ただ、運指と音名を対応させる意図であればそれで歌う必要はないでしょう。教科書でも「それぞれのパートを『ラ』や『ラン』で歌ったりしましょう」と、旋律の把握のための歌唱活動では固定ド唱は求めていません。これは同教科書の他のページの「あの雲のように」や「きれいなソラシ」でも同様です。同じ3年生のリコーダー教材曲として教育出版の「マジカルシラソ」でも「せんりつを『トゥ』や『ル』で歌って…」という記述があります。固定ド唱は階名の「ドレミ」を「ファソラ」や「ソラシ」と歌うため、正しい階名唱を困難にするデメリットがあるため、それを避けているようにも考えられます。こうしたことは音楽科の教員であれば知っておくべきことと思います。 また、仮に運指の指示に固定ドを使ったとしても、階名を教えてはいけないということはないはずです。演奏した音を聞いて「ミーーレドーレ―ミーミーミー」と聞こえる人は頭の中でそう歌いながら演奏しても良いことは伝えるべきだと思います。階名唱法を知らなくても感覚的に階名が合う人にとってそれは貴重な拠り所になります。現場で指導して、固定ドで問題ないように見えても、階名唱を知れば「そっちの方がいい」と思う子がいてもおかしくありません。「階名で歌うとこうなる」という例を示すだけでもとても有益な指導です。そうした積み重ねが「子供の可能性を閉ざさない指導」になると思います。 Read more »
よろこびの歌 - 3月 29, 2024 よろこびの歌 小学3年生の器楽で扱われます。リコーダーでも吹きやすいですし、音楽会で合奏したこともありました。 器楽は固定ドという先生もおられますが、仮に運指の指示に固定ドを使ったとしても、それで歌わせる必要はありません。教科書でも例えば「あの雲のように」では、「せんりつを『ラ』や『タン』で歌ったりして」と、旋律の把握のための歌唱活動では固定ド唱は求めていません。これは同教科書の他のページの「メリーさんの羊」や「きれいなソラシ」でも同様です。固定ド唱は階名の「ド」を「ファ」や「ソ」と歌うため、正しい階名唱を困難にするデメリットがあるため、それを避けているようにも考えられます。こうしたことは音楽科の教員であれば知っておくべきことと思います。 また、仮に運指の指示に固定ドを使ったとしても、階名を教えてはいけないということはないはずです。演奏した音を聞いて「ミミファソソファミレ」と聞こえる人は頭の中でそう歌いながら演奏しても良いことは伝えるべきだと思います。階名唱法を知らなくても感覚的に階名が合う人にとってそれは貴重な拠り所になります。 さらに、中学校でアルトリコーダーを習えば、ソプラノリコーダーのGの運指がCになることを、大きな困難と考える子が多くいます。ト長調の楽曲を階名唱してリコーダー奏することは、この負担を軽減する手助けになります。 現場で指導して、固定ドで問題ないように見えても、階名唱を知れば「そっちの方がいい」と思う子がいる可能性は否定できません。「階名で歌うとこうなる」という例を示すだけでもとても有益な指導です。そうした積み重ねが「子供の可能性を閉ざさない指導」になると思います。 階名唱動画 Read more »
ウェンセスラスはよい王様 - 9月 25, 2024 ウェンセスラスはよい王様 クリスマスの曲として知られている「ウェンセスラスはよい王様」の階名付き楽譜です。 令和6年度から教育出版の6年生の教科書に器楽教材として掲載されています。この主旋律はリコーダーで演奏することになっているため、固定ドによる指示をすることもあるかと思います。しかし、それで歌わせることは大きなデメリットを伴います。固定ド唱をさせてしまうと階名唱に適した感覚をもつ学習者にとってはかえって歌いにくくなり音楽的な理解を妨げるという逆効果を招きます。同じ教育出版の教科書でも3年生の「マジカルシラソ」では、「せんりつを『トゥ』や『ル』で歌って…」と、旋律の把握のための歌唱活動では固定ド唱でない単一シラブルでの歌唱を求めています。もう一方の教科書会社である教育芸術社の教科書でも「 あの雲のように 」「 メリーさんの羊 」「きれいなソラシ」等で、同様の記述があります。 そのため、運指の指導で便宜上固定ドを使用したとしても、それで歌わせることは避けるとともに、正しく階名で歌うとこうなるという例を示してあげていただきたいのです。階名唱法を知らなくても感覚的に階名が合う人にとってそれは貴重な拠り所になります。 また、中学校でアルトリコーダーを習えば、ソプラノリコーダーのGの運指がCになることを、大きな困難と考える子が多くいます。ト長調の楽曲を階名唱してリコーダー奏することは、この負担を軽減する手助けになります。 現場で指導して、固定ドで問題ないように見えても、階名唱を知れば「そっちの方がいい」と思う子がいる可能性は否定できません。そうした子がどこのクラスにもいるものと考えて授業をすることが、子供の可能性を閉ざさない指導になりますし、唱法を扱う教師の責任だと思っています。 Read more »
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