FXで再現性を高めて勝つ手法 レジサポ転換の狙い方

テクニカル分析

こんにちは!結月です。

最近のトレード日記ではレジサポ転換を確認して転換のチャートパターンを狙うトレード手法を何回かお伝えしてきました。今回はレジサポ転換って何?よくわからん。という方向けにあらためてレジサポ転換についての解説をしていきます。

レジサポ転換とは?

レジサポ転換を確認するには、基本的に事前に直近高値や安値に引いた水平線を意識しておく必要がります。
その水平線にローソク足が当たった時に反発する動きをレジスタンスライン、サポートラインと呼びます。

レジスタンスライン(抵抗線)
 価格が上昇した際に反発して下落しやすいポイント

サポートライン(支持線)
 価格が下落した際に反発して上昇しやすいポイント

レジサポ転換
 以前レジスタンスラインだった価格帯が、ブレイク後にサポートラインへと変化する現象

相場の法則
 上昇トレンドでは、レジスタンスをブレイクすると、新たなサポートとして機能することが多い

なぜレジサポ転換が発生するのか?(市場参加者の心理)

ブレイクアウトを狙う新規買い注文
 価格がレジスタンスラインを上抜けると、順張りのトレーダーが買いエントリー

既存のショートポジションの損切り
 レジスタンスで売っていたトレーダーが損切りで買い戻しを行う

押し目買い勢のエントリー
 上昇トレンドが継続すると考え、再度価格が押してきたときに買いを入れるトレーダーが増える

サポートラインとして機能する要因
 以前のレジスタンスラインが新たな支持帯として意識されるため、買い圧力が強まる

なぜチャートが反発するのか?

既存ポジションの利確
 ブレイク時に買ったトレーダーが、押し目を待ちつつ、過去のレジスタンスラインで
 利益確定をするため、一時的な売り圧力がかかる。

新規エントリー
 「サポートになりやすい」と判断したトレーダーが新規で買いを入れるため、価格が反発しやすい。

機関投資家の動き
 多くのトレーダーが意識するラインで大口の買い注文が入り、さらに反発を加速させることがある。

レジサポ転換の具体的な事例と引き方

①直近高値・安値を基準に引く

過去に何度も反発・反落している価格帯を意識。
例:
直近高値150円を突破 → 次の押し目で150円がサポートになる可能性が高い。
直近安値145円を下抜け → 戻りで145円がレジスタンスになる可能性が高い。

②キリの良い価格(ラウンドナンバー)を基準にする

例:140円、150円、160円などキリの良い数字は市場参加者の心理的節目になりやすい。

③長期足(4時間・日足)のラインを活用する

短期足よりも、長期足で意識されるラインの方が機能しやすい。

レジサポ転換を狙う具体的なトレード手法

①上昇トレンドを確認する(ロングの場合)

直近の高値・安値が切り上がっているかチェック
主要な移動平均線(20MA、50MAなど)が上向きであるか確認

②レジスタンスラインを特定する

過去に何度も反発している水平線を見つける
高値が何度も止められているラインに注目

③レジスタンスをブレイクした後の動きを確認する

明確なブレイク(ローソク足が終値で上抜ける)を待つ
急騰ではなく、安定したブレイクが理想

④価格がブレイク後にサポートとして機能するかチェック

一度上昇した後、押し目を作る動きを観察
サポートとして機能すればエントリーの好機

⑤エントリータイミング

サポートとして機能したラインで反発したら買いエントリー
確認ポイント:ローソク足の反発パターン(ピンバー、包み足など)、ダブルボトムなどのチャートパターン、RSIやMACDなどのインジケーターを利用してエントリーの根拠を補強

⑥損切りと利確ポイントの設定

損切り: サポートを割れた場合(数pips下に設定)
利確: 次のレジスタンスライン付近や、直近高値を目安に設定

まとめ

・レジサポ転換は多くのトレーダーが意識する基本戦略(市場の基本的な動き)で、再現性が高い
・市場参加者の心理を理解することで、より精度の高いエントリーが可能
・過去の価格履歴を分析し、重要ラインに水平線を引くことで精度が高まる。
・損切りラインが設定しやすくリスク管理の面からも安定したトレードが可能。

レジサポ転換を利用したトレードは初心者でも実践しやすいトレード手法で誰でも習得しやすい上に、多くのトレーダーが意識するため戦略の土台として有効です。まずはデモトレードや過去検証を行いながら試してみるのがおすすめです。

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