米国高配当ETFで人気のHDVで、経費率も安く配当利回りも高いです。
円安時(現在、1ドル=150円)は、全力購入のタイミングではありませんが、しっかり仕込んでおけば長期で安心して配当金を貰い続けられます。2025年3月、米国の関税政策により大幅な株価下落の中、保有しているHDVだけが上昇したりと底堅い値動きをしていました。
とは言え、株式に投資しているので、株価が下落基調であれば下げる可能性はあります。
HDVとはどの様なETFなのかと、長期投資対象になり得る理由を知ることができます。
【HDVとは?】
『iシェアーズ・コア高配当株ETF』の略称で、米国のETF(上場投資信託)になります。
主に『生活必需品、エネルギー、消費財、石油・ガス、電気通信』企業に投資しており、ディフェンシブ銘柄が多く安定し高配当が期待できます。
また、モーニングスター配当フォーカス指数に連動した投資成果を目指し、資産運用会社ブラックロックが提供しています。
【↓組入上位10銘柄↓※2025年3月時点】
出典:https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239563/ishares-core-high-dividend-etf
【↓業種と比率↓】
出典:https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239563/ishares-core-high-dividend-etf
構成銘柄数は約75銘柄と少なく感じますが、配当水準が高い銘柄が多く長期運用で配当金を得るには優良な投資先になります。
(他に人気のETFでは、SPYD(80銘柄)、VYM(約400銘柄))
追記:2025年2月末〜米国の関税政策により、S&P500の指数は10%の大幅下落をしていますが、HDVは上昇をしていました。


VYMが下落していても、HDVは力強い!!
【↓過去の値動き↓】
引用:Google Finance
長期で見ても右肩上がりで、分配金はもちろん株価の値上がり益も狙えます。

長期運用で手堅くいくなら、投資候補に入るね!
【↓VYM ETFについて↓】
【注目ポイント】
前述した以外にも、運用手数料は最安値である、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)の【0.05775%】と比較して【0.08%】と劣らない安さで、長期運用には欠かせない注目ポイントです。
ですが、購入の際には買付手数料が発生しますので注意が必要です。

さらに、一番気になる分配金は【年間3.41%】と高く、増配や株価の値上がりも狙え、分散も効いていることも考えれば優良な投資先といえますね。
配当月は【3、6、9、12月】となっています。
【↓直近1年間の分配金↓】

450万円ほど投資をして【年間11万円(税引き後)】の計算です。
(↑2024年は買い増し途中の為、配当金額は参考までに)
【↓実際の保有銘柄↓】
【↓長期運用の大切さ↓】
【外国税】
外国税10%を引かれた後に、日本でも所得税・住民税(20.315%)が引かれた金額が入金されます。
これは、二重課税になるので確定申告で外国税額控除の手続きすれば、外国税10%(全額でない場合もある)が返ってきます。
新NISAで購入する際は、国内税(20.315%)は非課税ですが、外国税(10%)は発生しますので注意して下さい。
【購入タイミング】
米国ETFなので為替の影響を受けます。
現在は148〜150円と円安ですし、今後は日米金利差縮小により円高になる可能性もありますので積極的に買い向かう時ではないと思います。

今は、日本株(高配当)を買い増ししてるよ!
【まとめ】
インデックス投資をメインとしつつ、配当金目的で次の投資候補になり得ますね。
もちろんですが、HDVも長期保有し運用することが大切です。
Buy and hold
(買い持ちしたまま、長期に保有する)で、資産形成しましょう!
【↓配当金目的の投資↓】
【↓退職して配当金は支えに↓】
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