【頸椎ヘルニア】指先までのしびれと痛みをどうにかしたい

頸椎ヘルニアで来院された男性（40代/会社員）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

下を向くと右腕が指先までしびれ、顎を引くと右首から肩に劇痛が走り、背中の痛みにも悩まされている。

来院に至るまでの経緯

2年前に部署の移動により夜勤が増えたことで睡眠が不規則になり、自律神経の乱れからメニエール病を発症。この影響で低音域の聴力が低下。普段から呼吸も浅い。

ある日、趣味であるサッカーの試合中に右腕のしびれを感じ整形外科を受診。MRI撮影と検査の結果、頸椎ヘルニアと診断される。

元来、長時間のデスクワークで首や肩に負担が掛かっていたことも要因で上記の主訴に悩まされていた。

当院には数年前から定期的にサッカースパイクのインソールを作成しに来られており、その際に頸椎ヘルニアの相談を受け施術することに。

検査と所見

カウンセリングと検査による見立ては以下の通り

検査結果の分析により頸椎、上部胸椎の可動域減少と判断。

また、自律神経失調症の可能性も考えられるので考慮しながら改善を目指す。

施術内容と経過

まずはしびれと痛みを改善するため、頸椎、上部胸椎の施術に重点を置いた。

初回～12回目/週２ペース

頸椎、上部胸椎の可動域改善を目的に重点的に施術。

3回目の施術後からしびれが少しずつ改善、デスクワーク時の姿勢をアドバイス、負荷の掛かっている部位のセルフケアも行ってもらう。

4回目以降は呼吸もしやすくなっている。足や膝・骨盤の捻じれも含め、脊柱全体のバランスを整える施術を行っていく。

9回目の施術でしびれはかなり軽減したが、下を向くと痛みはまだある。耳鼻科にて検査を行った結果、低音域聴力の数値が改善していたと報告を受ける。

13～24回目/週1ペース

14回目以降は日常で痛みはなく、しびれもほぼ感じないが、夜勤明けはしびれを感じる。

20回目以降、痛み・しびれ共に改善。夜勤明けは首肩の疲労が強く、不安を感じるが症状はない。

25回目～現在

その後もよい状態をキープし、趣味のサッカーを楽しめるよう2～3週間に1回のペースで通院され、メンテナンスを継続中。

院長からのコメント

オーダーメイドインソール作成の際、色々なお話をさせていただくのですが、足以外の不調の相談を受けることが多く、施術もお願いしたいという流れで今回サポートさせていただきました。

お忙しい中しっかりと計画通りに通院していただいたことと、姿勢の意識やセルフケアのおかげで、順調な回復がみられとてもうれしかったです。

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