小さなカエルの置き物の尻が寒そうだと思ったので、練習ついでに小さなドイリーの中央部分でも編んでやろうと思った。が、よいデザインが見つからない。どうしたもんかな、と少し考え、これまで編んだ試し編みで何か使えるものが知れないと思い当たった。
それで試し編みを放り込んでいる瓶をひっくり返し、手頃なものを並べてみたらこうなった。
カエルだから葉っぱみたいなやつ、という先入観は無視して、からし色の六角形座布団に決まりである。色合いとしてはなかなか悪くない。これで尻も寒くないし一件落着。
手袋の指の編み方を考えているうちに「試し編みが楽しい」という気分になってきたのだ、と思ったけれど、よく考えれば過去に練習とかなんとなくとかそんな理由の試し編みがあるな……もしかして以前から試し編みが好きだったんじゃないのか。
試し編みにもいろいろあって、いちばん上のドイリー(アルネ&カルロスの動画で紹介されていたもの)以外は「編み方を試してみた」ものだ。 ドイリーは「作品自体を試しに編んだ」もの、より正確にいうと「英語の説明でかぎ針作品を編むこと」を試している。作品として仕上げることが目的の一部なので、他の試し編みとは少し毛色が違う。
そういうわけだから、ドイリーは試し編みでありながら使い道は見つけやすいが、編み方を試したものはこうなっている。
トマトソースの大瓶に入れておくのもどうかと自分でも思う。しかももう限界だし、サイズ的にこの瓶には入らないものも幾つかある。 潔く「試し編み用」のきちんとした箱でもつくるか、試したらほどけというルールを自分に課すか、迷う。
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