廃棄される前にちょっと待った!そのソーラーパネルをリユースできますよ!

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まだまだ使えるソーラーパネル

日本では太陽光発電が普及し、多くの家庭や企業がソーラーパネルを設置しています。しかし、年数が経過したり、発電効率が低下したりすると、パネルの交換が必要になることもあります。

その際、「不要になったソーラーパネルはどう処分すればいいの?」と悩む方も多いでしょう。

実は、まだ使えるソーラーパネルを捨てるのはもったいない!適切にリユースすれば、環境負荷を減らしながら、さまざまな用途で活用できます。

本記事では、不要になったソーラーパネルのリユース方法やメリットについて詳しく解説します。

ソーラーパネルの寿命と廃棄の現状

ソーラーパネルの平均寿命

一般的に、ソーラーパネルの寿命は約25〜30年とされています。しかし、寿命が尽きたからといって、すぐに使えなくなるわけではありません。発電効率が80%程度に落ちることが多いため、新品と比べると劣るものの、十分に発電可能なケースがほとんどです。

製品保証10年、出力保証25年からと各メーカーが設定しております。ソーラーパネルの寿命の約25年~30年とは、あくまでも出力保証のことをいいいます。

例えば出力保証25年であれば、25年後の出力保証は80%以上が対象となると言うことです。
各メーカーにより基準が異なります。

廃棄されるソーラーパネルの現状

引用元:2040年、太陽光パネルのゴミが大量に出てくる?再エネの廃棄物問題 / 資源エネルギー庁

現在、日本では使用済みソーラーパネルの廃棄問題が深刻化しています。環境省の試算によると、2030年代には年間80万トン以上の廃棄ソーラーパネルが発生すると予測されています。

これらの多くが埋立処分される可能性があり、環境負荷の増加が懸念されています。

ソーラーパネルをリユースするメリット

環境負荷の軽減

ソーラーパネルをリユースすることで、廃棄物の削減につながります。また、新しいソーラーパネルを製造する際の資源採掘やCO2排出を抑えることもできるため、環境保護に貢献できます。

ただし、将来的には、リサイクル・リデュースになります。まだ使えるものをスクラップせずに使用しましょうと言うのが、「リユース」です。

リユースは、日本の伝統的な価値観を表す素晴らしい言葉「もったいない」と同じ意味ではないでしょうか。

コスト削減

中古のソーラーパネルは新品に比べて価格が安いため、低コストで再利用できます。特に、個人のオフグリッドシステムや小規模な発電用途では、コストパフォーマンスが高い選択肢になります。

創意工夫でさまざまな活用が可能

リユースされたソーラーパネルは、家庭用や農業用、さらには災害時の非常用電源としても活用できます。創意工夫次第で、多くの用途に対応できるのです。

リユースパネルのネックは、同じパネルが入手困難な点と保証が効かない点です。その分、価格が安価であると言うことです。これは、ソーラーパネルに限らず他の商品と同じです。

具体的なリユース方法

世界の無電化国で独立電源として利用する

当社はパネルメーカー(jumao new energy)を運営しているため、パネルメーカーの技術を活かして品質チェックをして、再生品として世界中に販売しております。

世界各国の無電化地域での独立電源用として、リユースパネルが活躍しております。

ミャンマー連邦共和国でのソーラーパネル設置事例

自宅で再利用する

中古ソーラーパネルを活用すれば、自宅の一部をオフグリッド化し、電気代の節約が可能です。例えば、庭やベランダに設置し、LED照明や小型家電の電力供給に使うとよいでしょう。

農業や畜産で活用する

農業用の温室や灌漑システムの電力供給にも、リユースソーラーパネルは役立ちます。太陽光を有効活用しながら、持続可能な農業を実現できます。

DIYプロジェクトに活かす

ソーラーパネルをDIYプロジェクトに活用するのも面白い方法です。例えば、キャンピングカーやボートの電源、アウトドア用ソーラー発電システムを構築することも可能です。

災害時の備えに

日本は自然災害が多い国です。停電時の非常用電源として、リユースソーラーパネルを備えておくと安心です。蓄電池と組み合わせれば、より安定した電力供給が可能になります。

不要なソーラーパネルの譲渡や販売方法

専門業者への買取依頼

中古のソーラーパネルを専門に扱う業者も存在します。買取サービスを利用すれば、簡単に不要なパネルを手放すことができます。

当社は自らパネルメーカーを所有し、リユースとして引取り可能な珍しい環境・リユース商社です。

寄付や地域コミュニティへの提供

将来的には、地域の学校やNPO団体などリユース可能なソーラーパネルの活用が求められることも出てくるでしょう。必要としている人に譲ることも、社会貢献にもつながります。

リユースパネルのお取引はフロー簡単です!(当社の場合)

お見積書ご依頼時にご提供していただく情報

ソーラーパネルの型式

各ソーラーパネルの裏面には、ラベルが貼っています。そのラベルの写真をお撮りください。

パネルの状態

〈現在設置されている場合〉

  • 現在の設置されている状況の写真2~3枚(全体が分かる写真含む)
  • 屋根設置などでラベルの写真が撮れない場合:「上記①写真+パネルの仕様書」
  • いつ設置された太陽光発電設備なのか教えてください。例)2025年2月頃

〈撤去済みの場合〉

  • 撤去されている状況が分かる写真2~3枚(全体が分かる写真含む)
  • いつ設置された太陽光発電設備なのか教えて下さい。例)2025年2月頃

パネルのお引取り理由

このような理由でお引取りされるケースがございます。

  • 自然災害により、パネル交換をすることになった
  • リパワリングにより、パネル交換をすることになった
  • 発電事業自体を止めることになった        などなど

〈重要〉当社倉庫に入庫されるまでの梱包状態が大切です!

リサイクル品では無いため、商品としてお取り扱いさせて頂きます。みなさまが中古品を購入されるのと同様にリユース品は品質が非常に大切になります。

〈当社倉庫に送って頂く場合〉

  • パレットに積んで頂く
  • ラップで巻いて頂く
  • PPバンドで固定する

当社倉庫に入庫後、検品し確定見積へ

検品後、リユース品で使用できるのか、それとも使用できないのかをチェックし確定見積をお客様にご提供致します。例)使用できないパネルは減額対象になります。

注意)ガラス割れパネルは減額対象!
各パネルには、ビス留めでアース線繋げる箇所があります。そのビスを取らずに段積みしますと、道の状態にはよりますが、振動や段差により段積みしている下のパネルのガラスが割れますのでご注意下さい。

ソーラーパネルの引取りプラスαが可能です!

太陽光発電システムは、パネルだけではありません。それに関連するパワーコンディショナー、架台、モニターなど当社一式で買取させて頂くことは可能です。

ソーラーパネルによっては、お引取りできないパネルもございますので、是非、予めご相談ください。

まとめ

不要になったソーラーパネルは、廃棄する前にリユースの可能性を考えてみましょう。環境負荷の軽減、コスト削減、そしてさまざまな用途での活用が可能です。

個人での利用だけでなく、専門会社への買取依頼といった選択肢もあります。適切な方法でリユースすれば、資源を無駄にせず、より持続可能な社会の実現に貢献できるでしょう。

ソーラーパネルを最後まで活かすことで、エコな暮らしが実現できます!

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この記事を書いた人

永輝商事ブログはじめました。環境とエネルギーなどの情報をみなさんにお届け致します。また、プラスになる情報がありましたらご紹介させて頂きますので、ぜひご覧になってください。