OLDIES 三丁目のブログ

森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

特別扱いの心理学 教育(社会)の希望と問題点

>羊飼いが1匹を捜しに行く。それを見て、「ずるい」と思う子どももいる。その子は本来自分のものだったかもしれないケアや時間が奪われていると感じており、自分にはそれらが足りていないと訴えている。それはつまり、特別扱いを必要とするような苦境に、その子がいるということだ。

>ケアは100匹を豊かにする無限の掛け算かもしれないけど、その外に有限の疲弊した羊飼いがいる。

>特別扱いの心理学。それはある学級の話でもあるけど、99匹が自身をはぐれた1匹だと感じているバラバラな社会の話でもある。そういう社会で特別扱いはいかに可能なのか。これを友人と私は口ごもりながら考えていたし、あなたとも一緒に考えたかったから、この短い会話を残しておくことにした。


教育(社会)の希望と問題点




正規雇用に満ちた学校現場  消えゆく、未来育む大人の近未来
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野の医者は笑う
 アカデコミカル・エンタメサスペンスノンフィクション
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万年週末占い研究青年の覚え書き
『野の医者は笑う』東畑開人 誠信書房
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【会読】という方法

>あるとき、人との交わりに学問の活路を見いだす。それが「会読(かいどく)」で、友人たちと共に書経易経などを読んだ。1人が書物の意味を講じ、他の者が疑問点をただし、討論に至る。講じる者が交代し、会読は続く。大学のゼミ、いや自主ゼミのような学習法は、仁斎の塾を超え、各地の私塾や藩校へと広がっていった。

>その学び方が「会読」だった。科挙の受験のためにひとりで学ぶのとは違う世界が生まれた。前田さんは著書「江戸の読書会」(平凡社ライブラリー)で、その豊かさに目を向けている。一つの特徴が「遊び」の要素で、誰が書物を深く読めるかを競い合った。身分の上下に関係なく、実利にもつながらないからこそ、熱くなれた。

>もう一つの特徴が、異なる意見に出合い、そこから学ぼうとする姿勢だ。加賀藩の藩校・明倫堂は学生にこう求めた。明白な結論に至るため、虚心に討論しよう。みだりに自分の意見を正しいとし、他人の意見を間違いとする心を持つのは見苦しい――。

>明治期は会読がすたれていく時代でもあった。高級官僚を養成する東大を頂点に、学問が立身出世と直結したからだ。

「列強に追いつくためには必要だったのでしょう。しかし半面では、日本の学問が『科挙化』したともいえる。真剣に議論を戦わせながらも、お互いを認め合う『知の共同体』は忘れ去られていきました」

世襲にしばられた江戸の身分制社会のなか、そこから抜け出すための装置でもあった「会読」。育まれた遊びの精神や異論の尊重には、いまも新鮮な響きがある。


会読いいのう
わしはコミュ障だし友人がいないので独学していくしかない




年をとってから学問に志すことを【晩学】という 熟年の手習い
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「インディアナじゅん」&「白鳥麗子」&「金子ナンペイ」がコラボした掘り出し物


 2003年発行だからもう20年以上前の本になります。
 アイディアをビジネスにしてお金を儲けるようにするためのワークブック。
 確かにワークブックノートも付録として付いていて、研修のテキストにしたら面白いアイディアが生まれてきそう。
 大勢でやれば発想の化学変化が起きていいアイディアとなるかもしれません。
 しかし、実際にはそんなに簡単にお金を儲けることができるでしょうか?
 他人様からお金を頂くのはそんなに簡単にできるものではありません。
 本書には著者の実例も掲載されています。
 著者の彼女が確かな占いの実力を持っていたので、彼女をプロデュースしてデパートとウィンウィンの交渉をしてタダで出店したというのです。
 しかしこれは占いの実力のある彼女がいるからこそ可能だったことです。
 まあお金を儲ける力を持つ人と組むのはいいことですが、そんなうまい機会は限られるでしょう。
 しかも彼女はかなりの占いの実力を持っていたそうです。そこまでの実力をつけるにはどれだけの時間と費用がかかるでしょうか。
 占いでお金を儲けるのはなかなか大変なもので、簡単なものではありません。
 私も昔、占い学校で習って卒業後、そこの学校が持っている店舗でアルバイトしたことがありますが、なかなか大変で、これでは不合格だと自覚しました。
 最近心を入れ替えて算命学の本家本元・高尾学館の通信講座で算命学を勉強しています。もう2年近く習っていますが、まだ他人様を占うことはできません。一通り習うまで他人様を占う許可を頂けないのです。
 それはともかく、他人様からお金を頂くことを軽く考え過ぎてはいけません。それに値する研鑽を積んで自分を磨いてこそお金が付いて来るのです。
 そうは言えど、本書は構成も文章も面白い。著者はなかなかのアイディアマンでエンターティナーだと思います。
 著者の彼女は本書では「白鳥麗子」と記されていますが、ざっと検索してみたところ、そんな名の占い師は見当たらないようです。同姓同名のマンガの主人公が上位にヒットします。
 そして本書の著者・インディアナじゅんさんを検索すると、出てこないしHPも削除されています。少々残念な気がします。


 なお、本書で著者はインディージョーンズ風に描かれ、挿絵もその世界観に沿って描かれていて本文の面白さに一興を添えています。挿絵は金子ナンペイという方で、現在も活躍中の大家の方でした。金子さんが若手時代に描いた挿絵が載ってるということで本書もプレミアムの価格がつかないかのう。


こんな画風の方のようです

ブクログ https://booklog.jp/item/1/4757301847
読書メーター https://bookmeter.com/books/144584

[wikipedia:金子ナンペイ]

公式エックス https://x.com/nampeikaneko
公式インスタ https://www.instagram.com/nampeikaneko/




万年週末占い研究青年の覚え書き
 とある梅花心易通信講座を受講した感想
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