目次
序 江戸の先覚者たちに学ぶ
１ 晩学者たちが試みた“無心の挑戦” ９名
２ 閉塞の時代を変革した財政の主役たち 11名
３ 転換期を乗り切った志士たちの行動論 ７名
雑誌「商工会」に連載されていたコラムをまとめたものらしい。
江戸時代の晩学者９名を始め、経済改革者11名、幕末の志士７名が紹介されています。１名当たりの分量はそう多くなく、隙間時間に読めるコラムです。その人物の一番大事な部分に焦点が当たっているとも言えますが、逆に言うと突っ込みが物足りないとも言えます。
まあ色々な方を知れるので、興味のある方は個別に調べたらいいと思います。
1996年発行。私は本書の発行当時、本書を新聞の新刊広告で知り、書店で取り寄せたのでした。当時26歳だったのですが、もう既に人生に出遅れていることを自覚していたのでしょう。
しかし当時は精神混迷の極みにあり、もはや本を読むことができる状態にありませんでした。本書も購入したものの読むことはできず無為無策のまま26年が経過しました。
奇しくも購入後26年過ぎて52歳になった今、もう本当に時間切れ寸前なのを実感しています。
しかしようやく少しづつ本を読めるくらいにまで精神が回復してきました。私も本気で晩学に取り組まないといけません。
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