大地震発生後の電気とインターネットについて考える主夫
大地震から10日が経過しました。
いまだに、スーパーでは品薄のものが多くありますが、
我が家は日常生活に戻っています。
さて、大地震が発生して、
「ブラックアウト」という大停電が発生した北海道でしたが、
電気がとまって、
一番困ったのは、「情報源」です!
道内では
携帯ラジオが売り切れが続出するぐらい、
皆さん、情報を必死で求めておりました。
我が家も例外ではなく、
地震発生後、30分ほどはテレビで地震の情報を入手していましたが
停電後、
①テレビの電源は切れる。
②インターネットモデムや、ルーターなどの電源も無くなる
③電話も電気を使うものだったので、不通になる
(光電話の為、もし電話機が生きていてもダメでした)
という状態で、頼りになるのはスマホの
①ワンセグ
②インターネット
の情報のみ。
でも、スマホはバッテリーで動くものなので、
ワンセグなどを起動しっぱなしだと、あまり電源は持たずでした。
しかし、大地震発生後は、津波、余震、火事、ほかの災害・・・
あらゆることが考えられるので、
いつでも情報を入手できるように「かけっぱなし」が必要。
その後も、物資がなくなるので、
どこで補給や分配をしているか
どこのスーパーで物を購入できるかなどの
情報も必要ですが、テレビではあまりその情報は放送されないので
インターネットは必要不可欠と経験上思いました。
地震後、他の方に聞いても、一番困ったのは
同じように情報不足、そしてスマホの電源不足でした。
充電ができる施設では、
5時間並んで、やっと充電できたとの報告も
今回は停電時間が長かったため
情報を入手しようとスマホの電源を入れていた結果、
電源不足に・・という方が多かったようです。
我が家は幸い・・・・
①モバイルバッテリーがあった。
家族分も含め、
複数ありましたので、合計で50000mA分ぐらいはあります。
なので、妻なんかはほかの職場の方に電源を分けていた・・とあとから聞きました。
②車用バッテリーがあった。
一般的には廃棄するレベルのバッテリーでしたが
僕の「もったいない根性」が幸い?したのか
使えなくなったバッテリーに充電して復帰させて、
外で12Vの工具を使うために、利用していました。
その数は、5つ
このおかげで、我が家の夜の光源は保たれ、
無くなったモバイルバッテリーの充電もできました。
③車用のインバーター(AC→DCがあった)
これも、車でPCを使うために購入してあったので、
LED電球を光らせるために使えました。
さらに、上記で書きました
インターネットモデム
ルーター
は、それほど電気を使わないので、復旧することができ、
Wifiを普通に使うことができました。
とうもの・・・・・地震発生後から、
スマホの回線が弱くなり、つながらないことも・・・・・
ですが、家は有線の光回線なので
基地局が停電、または線がどこかで切れない限り大丈夫でした。
大停電だったので、基地局もダメかな・・と思っていたのですが、
停電後もモデムを復旧させると普通に使うことができました。
また不通になっていた電話ですが
昔使っていた、電源不要のおもちゃみたいな電話をつなぐことにより
すぐに復旧。
防災品の中に、「電気のいらない普通電話」も必要かな?って思いました。
・・・と、低電圧の電気製品ではそれほど不便はなかったのですが
あとから「これが冬だったら・・・」という話を聞いて、
我が家の暖房器具について、調べたところ、
灯油なので、燃料は問題ないのですが、電気も使う暖房器具なので・・・
①手持ちのインバーターでは起動不可能
②もし起動できたとしても、車のバッテリーでは8時間ほどしか持たない
とうことがわかりました。
おそらく、北海道で灯油を使っているお宅のほとんどが
このタイプの暖房器具だと思います。
なので・・・・先日、ほかの小さい石油ストーブについてもしらべたのですが
こちらも、我が家の大きい暖房と変わらないぐらいの電気が必要なことが判明
昔は・・・・小さいストーブと言えば、
ほぼ、「電池式」のポータブルストーブが一般的だったのですが、
最近、販売される小さいストーブでも、大量の電気が必要なのですね・・・(大汗
なので、この大地震が冬に発生したと思うと、
本当に、「ゾッ」とします。
発電機などを使うことも考えられますが、
こちらも、1度の給油で1日はもたないので、現実的ではないと考えられます。
今は電気自動車の家庭も多くなっているので、
電気自動車の電気で2日ほどは賄えるようですが、
まだまだ電気自動車のお宅も少ないですし・・・
ソーラー発電のお宅もありますが、
冬は、雪で発電量が減り、さらに夜は使えないと聞きました。
真冬に、もしこの地震発生していたら、
今回の被害以上の事態に陥っていたと考えられます。
今回の地震で
今後対策はたてられると思いますので、
ある程度は大丈夫だとは考えていますが、
我が家も、
今後に備え、少しづつ生活の中に
「もしもの時」の物を取り入れていきたいと考えています。