糸井重里監修『金の言いまつがい』 | 空想俳人日記
2025-03-11 17:23:52

糸井重里監修『金の言いまつがい』

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 いろんな言いまつがい、みんな面白いよ。

糸井重里監修『金の言いまつがい』01 糸井重里監修『金の言いまつがい』02 糸井重里監修『金の言いまつがい』03

 特に、涙がチョチョぎれたもの、列挙するわ。

糸井重里監修『金の言いまつがい』04

●慣用句
・「聞くは一生の恥!」
・「親のふりして我がふり直せ」
・「ナベブタにトジブタ」「ワレブタにトジブタ」
・「他人の相撲でふんどしを取る」
・「売り言葉に、合い言葉」
・「けんもほろほろだったんだよ」
・「一利あって百害なし」
・「絵に描いたぼた餅だ」

●まぜるな、危険!
・「おぼっさん」
・「たのしろかったね!」

●前言に引きずられて
・「チャンポンはなんポンでできますか~?」
・「合挽き、3びき」

●二段まつがい
・「ばらんはんじょう」「はんじょうばらん」

●いらっしゃいませ!
・「いらっしゃいまそ~」「いらっしゃいます~?」「いらっしゃいまし!」
・「いまっしゃいらせ」

●ガソリンスタンド
・「レギュラー満タン、ハイオクで!」
・「マソリンガンタン!」

●結婚式
・「文金高島屋」
・「オトコはなー、しょせんレオタードだしなー。」
・「新郎・新婦は、皆さまのご期待に背くよう」

●逆転現象
・「スカいみじかートもいい」
・「ふとんうどくない?」
・「おい、あなりゃんだ⁉」
・「ざっかんじゃいこがございます!」

●超逆転現象
・「ボケてる! ボレてる!」
・「キョープのコウドウキョウニュウ」

●ウルトラ逆転現象
・「ぜがじんじん書けない」
・「おいしいご飯を炊くコツはなあ、始めなかなか、チョロパッパ」

●あたたたたたた!
・「あたたためなすか?」
・「カルビビビビンバ」

●まつがいタレント名鑑
・「ケンケケッツ」
・「デルモンテ小暮!」
・「トホホ本舗!」
・「田村まさかど?」「マッハふみあき?」「織田信長」「ひろだ☆つの」

糸井重里監修『金の言いまつがい』05

●ハイウッドスター
・「ハム・トンクス!」
・「トム・サンクス!」
・「ウーパールーピー」
・「デメロン・ギャオス? ギャメロン・ディオス? デメロン・ヂィアスだ!」
・「シルベ・スタローン」「シルベスタ・ローン」
・「ハリケン・ジョーン」
・「エンジェル・ワシントン」
・「ミラ・ジョボジョビッチ」
・「ちょちょりーな・ちょりー」
・「マーリー・シャクレーン」
・「バクテリア・ベッカム」

●ラモス
・「ゴジラVSラモス」

●かわいい子ども
・「あーオモシロ蝶飛んでる」
・「それ、おやじみさえて」
・「たつのおしごと!」

●診察室の子ども
・「いたっ、いたっ、いただきますぅぅぅ!」
・「おっ、おっ、鬼は外~~~~~‼」

●童謡
・「♪みみずだぁって~ おけらだぁって~ ミズムシだぁってぇ~」
・「♪まーさかり担いで金太郎~クーマにまたがりお馬の景子~ドンドンヒャララ~ドンヒャララ~ドンドンヒャララ~ドンヒャララ~朝から聞こえる笛太鼓~」
・「♪迷子の迷子のコネチョカ~ン!」あはは、うちの息子は小さいとき、「♪迷子の迷子のコネッチャ~ン!」だった。

●失敬な人々
・「ウエストがくたびれてていいね」
・「ブスの素人がやると、こうなっちゃうんだよねー」

●誰からなんだ?
・「おかあさーん、うんこブリブリさんから電話だよー!」

●漢字の説明
・「友人の太田くん。自分の漢字の「太」を説明するのに「『大きい』の股にチンチンついたやつ」
・「毅(つよし)の説明に『立つ』に『豚(ブタ)』の右に『殺す(コロス)』の右です」
・「元という字の説明に「元も子もない、の『もと』です」

●食べ物
・「友だちが「おけけのおにぎりが好き」と言いました。

●アナウンサー
・天気予報の人が「今夜も30度を超え、熱帯魚になります」と」
・「この選手は世界でも3本の指が入る屈強な選手で……」

●シルバニアファミリー
・「シヌマギワファミリー」

●DV
・「ドレスチック・バイオレットだ」
・「ドスメティック・バイオレンス」

●珍解答ー応用編
・「「妊娠十ヶ月で胎児の( )に( )が生える」という問題に「妊娠十ヶ月で胎児の(心臓)に(毛)が生える」。」
・「「水のかさは次の時どうなりますか」という問いに、「熱したとき→(あつくなる) 冷やしたとき→(冷たくなる)」。」
・「----<キリスト>----」

●ちんぷんかんぷん
・「携帯電話の使い方がわからないと愚痴をこぼし、「もー、おばさんにはちちんぷいぷいよ!」」
・「甥っ子がころんでひざを打ち、泣きわめているところへ「ちんぷんかんぷん、ちんぷんかんぷん、痛いの痛いのとんでけ~」と」
・「私にそんなこと聞かれてもね、とんちんかんぷんなことしか言えないと思うから」

●ワンワンニャンニャンコーナー
・「まぁ、そりゃあ、お孫さんがかわいくて、お祖父さんもヨレヨレでしょうねぇ~」

糸井重里監修『金の言いまつがい』06

●R指定ー小結
・「最初は「モ」、最後は「シ」が入っていて、ヒントは「相撲の技」。「わかったー!『モロダシ』よ『モロダシ』!」」
・「父とシンクロを見ていて、父が言った言葉。「一糸まとわぬ演技とはまさしくコレだなぁ」」

●R指定ー大関
・「高校の時の体育の先生が、やる気のない女生徒たちに向かってこう言ったそうです。「お前らを見てるとムラムラする!」」
・久々のでーとだったので、おしゃれして行ったら、彼から「代官山のセフレって感じだね!」」
・「この前、うちの主人のおじさんが近親相姦で倒れてね~!」

●R指定ー横綱
・「パスタ料理の「フェットチーネ」のことを、「おいしいねー、このフェラチオーネ」」
・「友人と長電話したあと、「今日はしゃぶりすぎました」とメール」
・「わしの趣味は、毎日、ちついじりをすることだな」

●壮大な話
・「お姉ちゃん、半世紀に一度のバーゲンだって!」

 イラストは、あの「回・転・展」の、しりあがり寿だよん。
 ここにある「まつがい」は、明らかに、作られた「まつがい」と本当に「まつがえた」ものがあると思う。それは、どっちでもいい。でも、その現場での笑いが感じられれば、それでいいのである。「まつがい」は、どんなときにも起きる。「まつがい」があるとコミュニケーションが滞る? いやいや、そうではなく、仏恩(ぶっとん)で、関係がよくなる場合も早々にある。「まつがい」はお笑いのネタにもなる。そして、お笑いのネタは、高等なコミュニケーション手段だ。
 この本は、本当に監修して編纂してくれた、くだらないこそ面白いネタの数々を、糸井氏が監修してくれてありがとうだ。
 ただ、残念なのは、多くの章があるが、海外ミュージシャンの章がない。なので、最後に、海外のミュージシャンの「言いまつがい」を披露して終わりにしたい。

●海外のミュージシャン
・「ボン・ジョンジョビ」
・「ガイモンとサーファンクル」
・「キンクソ・リムジン」
・「ピンクな風呂は井戸」
・「シュークリームシュ」
・「クビフリ・リチャード」

 ほかにもあるけど、これくらいにしておくわあ。

・「下手な鉄砲も和ちゃんになら当たる」

 あ、待った。続きましてえ、みっちゃんの言いまつがいも。

・「しぇっちゃくじゃい」
・「プラチック」
・「にゅうなんざい」
・「アンダーバス」
・「ヘコクトクサナル」
・「グロテックス」
・「これこれしかじか」
・「松葉和尚」

 おしまい。


糸井重里監修『金の言いまつがい』 posted by (C)shisyun


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