子宮内膜症女性ホルモンの分泌が過剰すぎることでリスクが高まり、子宮内膜が子宮外で増殖する疾患です。

子供を産み育てる世代の5〜10%は子宮内膜症に罹患していると言われています。
(日本国内には200万〜400万人が罹患していると想定されている)


子宮内膜症患者さんは疼痛症状が高頻度で現れます

月経痛 88%

月経時以外の下腹部痛 72%
腰痛 57%

性行痛 57%

排便痛 39% 


それ以外にも、不妊は51%と半数に認められるようです。
(日本内膜症協会 http://www.jemanet.org/index.php の調査)

 

原因は未解明の部分が多いようですが、月経血の腹腔内への逆流による子宮内膜移植説が一般的ですが、月経血の逆流現象はほとんどの女性で観察されているので、それだけでは説明できず、何らかの別の要因があると考えられています。


子宮内膜症の病因のひとつとして、免疫機構が関与することで、子宮内膜症が発症していると推察されています。


 

疼痛、免疫機構、血行障害という点から精油を選択しました

 

【タラゴン】Artemisia dracunculus/キク科/花と茎葉
【バジル】Ocimum basilicum/シソ科/花と茎葉
婦人科系の症状によく使われる精油の中でもエストロゲン様作用のない精油

 

【ローレル】Laurus nobilis/クスノキ科/葉
精油の特徴
血液の循環に関する不調に効果的な精油。鎮痛作用と免疫調整作用が期待できる

 

【イランイラン】Cananga odorata/バンレイシ科/花
精油の特徴
不整脈改善作用+++ 
血液の循環と疼痛に効果的
ホルモンバランスの調整にもおすすめの精油
 

【ペパーミント】Mentha piperita/シソ科/全草
精油の特徴
痛みに対して即効性が期待できる。
 

【ラヴィンツァラ】Cinnamomum camphora/クスノキ科/葉
精油の特徴
子宮内膜症だけでなく卵巣鬱血や膣炎などにも期待できそうな感じがします。

 

レシピ例キラキラ

バジル 2滴
タラゴン 2滴
ローレル 4滴
イランイラン 4滴
ペパーミント 4滴
ラヴィンツァラ 4滴
ジェル 10g

1日3回、下腹部に適量塗布する

 


子宮内膜症の方が避けた方が良い精油
エストロゲン様作用のある精油
アニス
カユプテ
クラリセージ
スターアニス
セージ
ニアウリ
フェンネル


嗅覚反応分析では、IMチェック左上が多く、右下が少ない人がリスクが高いと予想する。

左上が免疫の異常に関係しており、右下が循環に関係しているからです。

今回のレシピはそれ以外にも、精油の直接的作用も考慮しています。

 

 

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