平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

DENON PRA-2000 3台目修理~その3 イコライザー基板1

2021-12-02 17:55:53 | アンプ製作と修理
前回の続き (*_*;

まず、真っ黒になっていた電源基板のターミナルのピンを磨きました。洗浄液では落ちないので、目の細かい紙やすりを巻いて、テルマエ・ロマエに出てきた銭湯のベルトマッサージ機のようにスリスリ (^o^)



次に、ヒューズホルダーとシャシーアースも錆びていたので取り外し、銅箔を磨く薬剤を綿棒に浸けてゴシゴシ。シャシーとの間に抵抗があれば発振の元 (つд⊂)ゴシゴシ


ヒューズホルダーの取り付けネジも錆びている


シャシーアースもこんなに錆びている


銅箔脱脂脱錆剤 プリント基板作りで銅箔の脂や錆を取り除く時に使う


丸環の錆取り前


錆取り後


これでもキレイになった方

次はイコライザー(LPレコードの周波数補正回路)基板ですが、電源基板と同じように整流ダイオードの足が錆びてちぎれている (¯―¯٥)




これを10EHA20 SBD 200V/1Aに交換

整流ダイオードをショットキーダイオードに交換。次は安全のために入っているヒューズ抵抗を調べます。ところが、劣化でカラーバーの色もよくわからない。抵抗を測ったら明らかにおかしい。回路図はないお、さあどうする (;´Д`)


R135 16kΩになっていた


R136 26kΩになっていた

仕方ないので、手持ちのもう一台を開けて、抵抗値を計測して確認しました。やはり全く違う39Ωでした (>_<")


金属皮膜抵抗 1/4W 39Ωに交換

このように、回路図がない場合は、実働状態のアンプと比較しながら、電圧値や抵抗値を調べます。アンプ修理は場所を取るので、2台のアンプを開腹状態で置くのは大変です。続く (^_^;)
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今週のピックアップ~ファン... | トップ | PFUのストレート勝ち (;・∀・) »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (gan_chan)
2021-12-03 08:00:26
先生、おはようございます。
地震は大丈夫でしたか?
gan_chanさんへ (平御幸)
2021-12-03 16:14:07
gan_chanさん( ノ゚Д゚)こんにちわ

朝にトイレに行った時にふらついたのですが、地震のせいなのか、寝ぼけていたのかわかりません orz
Unknown (ふく)
2021-12-03 18:51:50
先生、こんばんは。

アンプの修理ありがとうございます。m(__)m
洗浄、測定、パーツ選びに凄い労力と思います。
集中力が続かないとできないです。比較の写真もありがとうございます。

2台を並べて比較しながらの修理も手術のようです。ネジ一つまで整頓なさったのが、ここで生きてくるのですね。引続きよろしくお願いします。m(__)m
ふくさんへ (平御幸)
2021-12-03 19:29:42
ふくさん( ノ゚Д゚)こんばんわ

買い置きのパーツが切れた \(^o^)/オワタ

明日、とどろきでバレーボール観戦なので帰りに川崎のサトー電気に寄って大人買いしないと (; ̄ー ̄A アセアセ・・・

82年の天皇賞秋やジャパンカップをYou Tubeで見てたらトドロキヒホウが出ていてびっくり (゚д゚)!

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

アンプ製作と修理」カテゴリの最新記事