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『よし』・『ゆき』、我が家に住むペンギン?の「ペン太」の散策記です!

最低でも最高の物に

2020-06-02 22:24:38 | 夢・コラム等々

 高校野球は、春の選抜に続いて夏の甲子園も中止になった。
高野連は、各都道府県単位の大会については、各都道府県の高野連に任せると匙を投げた。
この発表後、早々に東京は「開催に向けて検討する」と表明した。
予選開催時期が早い沖縄と北海道について危惧していたが、沖縄は県大会の開催を表明。
あとは北海道が一番心配だけれど、その他は高校数の多い県が日程や球場、警備、運営スタッフの確保等の課題をこなせるかどうかだな・・・と思っていた。

 昨日残念ながら福岡県が開催しない事を発表。
「感染リスク」を理由に挙げたが、ならば他の開催する県は・・・と思ってしまう。

 選抜は出場校が決定になってから中止が決定した為、「甲子園に行けたのに」と言う学校が、生徒が犠牲になった。
夏の大会は県大会が始まる前なので、どの学校も「仮に優勝したとしても」と言う状態。
甲子園に行く事を夢見ていた子達のショックの度合いは、選抜の甲子園を逃した子達とは異なる物だろう。

とは言え3年生にとっては部活動の集大成となる大会。
それが・・・となると、次の舞台への区切りをつけるのも難しい。

県大会を開催できれば、甲子園出場を逃したのは優勝校1校だけになる。
他の高校は県予選で敗れたのだから、仮に「優勝校は甲子園に」と言っても、その対象にはならない。
「たとえ優勝しても・・・」
と言う状況下なので、気持ちの持っていき方の難しさは確かに有るが、どんな大会でも大会を開催してくれれば、全力で臨むだろうし、それは一生の思い出になる。
せめて都道府県大会だけでも開催されるよう願ってやまない。

 さて、今回の都道府県大会は、優勝しても全国大会への出場権は無い。
記録上、『第102回大会の○○県優勝校は△高校(※全国大会は開催されず)』とされるのか、102回大会としての記録はされないのかな?
優勝しても優勝回数にはカウントされないのかな?
どう扱われるか分からないけれど、今回の「優勝しても・・・」と言う『残念な大会』を少しでも良い物にするにはどうしたら良いだろうか。

 高野連は「無観客試合で」と言っているけれど、都道府県によって状況は異なるし、「開催するかどうかは各都道府県に任せる」と言っているのだから、無観客にするかどうかも各都道府県に任せた方が良いと思う。
既に普通に授業が再開されているのなら、
 『校舎内で生徒同士が接しているのに、観客席ではダメ』
と言うのは理屈が通らない。
こう言った都道府県なら、「その学校の生徒の応援は問題無し」と出来るし、分散登校と言う段階の地域なら、せめて控え部員だけでも座席間隔を空けての観戦は認めて欲しい。

可能なら生徒と部員の親族の観戦迄は何とか認めてあげられる状況になって欲しいなぁ。

親御さんも子供の晴れ舞台だし、『野球をする最後の日』と言う生徒も多いだろうし。

 今回の様な『特別な大会』であるのなら、部員不足で出場が難しい高校も例年以上に連盟が協力して出場させてあげて欲しい。
他校との連合チームは毎年有るけれど、それでも出場辞退の高校は発生している。
部員が多い高校のベンチ外の選手も出場出来、『各都道府県の野球部員全員の大会』に出来たら良いと思う。
大会運営が大変なので、出場チームは増やしたくないだろうけれど、せめて『3年生のベンチ外の控え部員によるチームの参加』を認めて、『○○高校B』、『○○高校C』と言ったチームが参加出来たら良いなぁ。
ベンチ入りメンバーも神奈川は20人なのだけれど、今回に限って25人とか30人とかにして、特に3年生のベンチ外の選手を減らして欲しい。
様々な『今回に限っての特例』を駆使して、『最低だけれど、最高の大会』を目指して欲しい。
 

 

 



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