去年の9月から、CＴ、造影剤、入院、手術、PET−CT、細胞診、MRI、がん告知、服用薬と、人生初のことがひたすら続いて。
半年で2回の全身麻酔の入院手術を挟んで、やっと落ち着いた感じの今日この頃。
けっこう生きてきたのに、まだまだこんなに人生初のことがあるんだなと。今まで無事に過ごしてこれて、幸せだったなーとか思いつつ過ごしてたこの1年。
2月の術前検査で、血糖値で引っかかり、そのまま4時間待ちした糖尿内科の先生からは、筋肉が足りないと思うので、適度な運動とバランスのいい食事が大切と妥当にして真っ当なアドバイスを頂いてたし。術後の体力強化もしたいし。
とはいえ、走るの苦手だし股関節とか痛めそうな気もするし。
ということで、術後2ヶ月弱の6月から近くのスイミングスクールに通うことに。
水泳は、いちおうクロール、背泳、平泳ぎはできる状態でスクールに入ったんだけど、25メートルが限界の初級クラス。私より年上の方でも、平気でガンガン泳いでらっしゃる。すごい。
フォームも修整してもらえるので、課題を持ちながら泳ぐのが向いてたみたいで、かなり楽しく通えてる。
この前、なんと人生初のバタフライに挑戦。この歳になって、人生初のバタフライに挑戦するとは思いもしなかった。
術前、落ちまくってた時の私に教えてあげたい。今そんなに落ち込んでるけど、あなた4ヶ月後、術後2ヶ月で、いまさらの人生初のバタフライに挑戦してるからと。
今となったら、どーした？何がそんなに不安だったのか？って笑っちゃうほど、落ち込んでた頃↓
怪我の功名というのか？たぶん甲状腺の手術してなかったら、バタフライは一生したことがないままだったはず。バタフライなんか一生しなくてもいいけど。
初級クラスなので、みなさんここにきてバタフライ習った方ばかりらしいけれど、みなさんなんとなくバタフライになってる。
わたしは初バタフライ。前に進むというよりは、下に沈んで行く感じで、まさに溺れてる感じだったけれど、それはそれで面白かった。
クロールも背泳も平泳ぎもそれぞれフォームも修整で課題あるし、バタフライはそもそもの問題だし。
3ヶ月ぐらいは楽しく通えそうな感じ。スイミングスクールの日は帰ってきたら、疲れすぎて、即就寝もいい感じ。
とはいえ、スイミングスクールの生徒さんたち、かなり泳いでらっしゃるのに、ふくよかな方も多くて。水泳では決して痩せないみたい。でも、みなさん顔色いいし元気って感じなので、水泳で元気にはなれそう。とりあえず3ヶ月は通うのが目標。
これからも、まだまだ検査のような嫌な人生初とバタフライみたいな楽しい人生初のことがあるだろうけれど。プラスマイナスゼロ、できればちょっとプラスぐらいで過ごせたらいいなと思う今日この頃。
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