当たり前ながら、なぜ英語通訳者は英語ペラペラなのか? | ツイてる英語ブログ(でした。2023.6.22に約5年ぶりにログインし確認^^)

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『英語順作文』:日本語訳⇒英語順の直訳⇒パッと英語で言う(2018年3月~) 英文は全てグーグル検索や英英辞典で細部まで入念にチェックして作成。アメリカ人に「完璧な英語だ」と驚かれたことも^^ TOEIC960点。シェア、リブログはご自由にネ。 2018年11月10日更新!

以下は、埼玉の熊谷英語サークル、FUN!英語クラブの情報ページ(⇒ https://yaplog.jp/tekusaga/archive/346 )の「活動日記」のところに書いた独り言です。

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追記(10月28日)
本当に、通訳トレーニング(日本語⇒英語)の超簡単バージョンをやれば、英語なんて誰でも話せるようになる。

問題は、偉い人たちがこのことをわかっていないということ。英語ネイティヴに教わったり、英語の授業で日本語禁止にしたり、英検やTOEICをがんばったり。。。

そういうのは体験や経験としてはいいけれど、それでティーネイジャー(13~19歳)以上の年齢になってから英語がペラペラになれる人というのは、最低でも高校1~2年生レベル(英検準2級)までの英語をマスターしてから、英語圏に長期滞在や、日本国内でもすべて英語を使わなければならない学校や職場などで「何年もの間、来る日も来る日も、毎日起きている時間の少なくとも半分は英語に触れている」という状態を作れた人たちだけでしょう。

そして、もの凄く英語ができて日本の英語教育に大きな影響力を持っている人たちはほとんど皆、ラッキーにも比較的若い頃にそのような状態を経験できた人たちなんです。

でも、そういう人たちは日本の全人口の0.1%以下のはず。ほとんどの人たちは平均すると1日に30分~1時間も英語に触れられればいいほうですよね?

毎日1時間の英語学習を1年続けたとしても、全部で365時間。起きている時間が16時間だとして、365日÷16時間=約22.8。つまり、英語圏に23日間滞在した程度にしかならないです。

起きている時間が16時間で1年間英語圏に滞在すれば、英語に触れている時間は16時間×365日=5840時間。

毎日1時間英語に触れ続けたとして、5840時間を年数に換算すると、5840時間÷365日=16。つまり、16年。

毎日1時間欠かさず英語に触れ続けても、英語圏滞在1年分の時間になるには16年かかるということです。

英語がもの凄くできる人たちはその何倍も英語に触れているにも関わらず、その点をよく考えずに初級者に自分たちが英語を身につけたのと同じやり方を勧めるから、一般の英語学習者は「がんばっているのになかなか思うように話せない」⇒「つまらない」⇒「あきらめる」ということになってしまうんだと思います。

実際は、英語学習にはさまざまなレベルがあり、凄くできる人たちの言っていることは一般の人たちには当てはまらないことのほうが多そうです。


一方で、初級レベルの英語学習者が「通訳なんて神様みたいな存在だから自分はそういう学習法はできない」と思うのも、間違っています。

誰だって、「おはようございます。」とか、「私は日本人です。」とか、「ペン持ってるよ。」ぐらいはパッと英語で言えますよね?

それぞれ、「Good morning.」、「I'm Japanese.」、「I have a pen.」となりますが、これこそが、逐次通訳者がやっていることです。もちろんレベルは違いますが、やっていること自体は同じです。

今、小中学生の間ではかなり英検が普及しており、小学生で英検3級(中学終了レベル)に合格するのも珍しくなくなりました。

素晴らしいことですが、それで英語が話せるようになっているかといったら、そうはなっていないようです。

では、話せるようになるにはどうすればいいのか?

簡単なことです。

英検5級に合格したら、その勉強に使った問題集についている日本語訳を見て、それをパッと英語で言えるようにする。

4級でも3級でも同じことをやる。

3級ぐらいになってくるとけっこう難しく、英語にかなり自信のある大人でも、スラスラできなかったりします。

でも、基礎レベルではそういう英語教育をやり、テストでは口頭でも筆記でも問題の半分を日本語を英訳するようなものに変えれば、日本人はきっとみんな、学校の英語教育だけで簡単な英語ぐらい話せるようになりますよ^^v

そうやってみんなが基礎英語を話せるようになってから、もっと極めたい人はそれ以上を目指せばいいのですが、現状の日本の英語教育では、基礎英語も話したり書いたりできないまま、上のレベルの文法や長文読解やリスニングをやってしまうから、英語はある程度読めるし聞いてもわかるけど、「話せない、書けない」となってしまうんです。


去年、英語絵本サークルをやっていたとき、そこに若い日本人のご夫婦が3才ぐらいの子供を連れて見学にいらっしゃったことがありました。

そのご夫婦は、子供のためにもと、家ではずっと英語で話しているそうです。

「すごいなぁ」と大いに感心してしまいましたが、そこまでできなくても、「○○ちゃん、英検5級受かったから、今度は答えについてる日本語訳を英語にしてみようね!」って、遊びやクイズ感覚で、大人が日本語を読み上げてあげて、子供にそれを英語で言ってもらう。同じことを大人もやる。

それを4級~3級レベルまで続けるだけでも、子供も大人もみんな、かなり英語が話せるようになるでしょう。

つまり、いわゆる「瞬間英作文」であり、FUN!英語クラブでこの10月から始めた「プチ通訳トレ」です。



・過去の活動日記はこちら ⇒ http://yaplog.jp/tekusaga/archive/620

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確かに、日本語を英語に訳すのは大変ですし、脳に負荷もかかるのですが、それは、筋肉に負荷をかけなければ筋肉はつかないのと同じこと。

温故知新。

この古い通訳訓練テープが聞けるユーチューブビデオに、日本人が英語を話せるようになるためのヒントが凝縮されています。


通訳訓練テープ8b短文逐次通訳練習

 

 

 

埼玉熊谷英語サークル~プチ通訳トレ大人の基礎(英会話カフェも?)教室^^ ⇒ http://yaplog.jp/tekusaga/

 

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