旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

イコロの森の林床で春の輝きに出会う

2022年05月21日 07時53分12秒 | 北海道ガーデン巡り

5月14日(土)

レンタカーを返す前に、苫小牧市にある「イコロの森」を訪れました。
オープン以来このガーデンの大フアンだし、好みの宿根草を売っているので、何かしらゲットできるのではないかと思って。

入り口には現在ガーデン内で咲いている植物をディスプレイしてます。
名前をチェックするのに良いですね。

早速ガーデン散策へ
森の中のガーデンだけあって、なんともナチュラル
少し楚々としているあたりが好みなんですよ~

小川がチョロチョロ流れ、野鳥のさえずりが響くガーデン
自衛隊の演習が無い日はこんな静かで穏やかなの。

チューリップが列植されているエリア
細首のチューリップが雨に打たれた後で少しうな垂れている様子も好ましく思えるのは、このガーデンの雰囲気に合っているからでしょうか。

宿根草メインのガーデンでこの時期に咲いているのはキバナカタクリや

この一面の白い花は、

スミレです。
ガーデン内ではあちこちで数種類のこうした宿根ビオラのカーペットを見かけました。
なまら羨ましい光景だこと

ギボウシの新芽の伸びた姿も麗しいわ~

何気ない一角に癒されてみたり

この時期に訪れるのは初めてなので、こんなに春の花木が豊かだと知りませんでした。
Instagramにもあまりアップされないしね

淡い色の小花咲く花木たち
桜系は終わり掛けでしょうか。

赤い小花の木や

黄色いマグノリアも。
一か月後に再び春に出会ったような気分になりました。

植えられた植物なのに大袈裟じゃない、そんな感じに心惹かれたりして

ウッドランドガーデンに入ると、そんな風景に沢山出会えました。

何度かイコロの森に来ていますが、その頃はシダが広がっていて、こうした春の山野草たちに出会えなかったから、春の林がこんなに豊かだと知りませんでした。

愛らしい花たちを見つける度にウフフとなっちゃいます。

雨上がりで更に俯く小花たち

野鳥の囀りしか聞こえてこない静かな林を散策しながら、春の林床の豊かさを感じました。

 

ガーデンの名前「イコロ」とはアイヌ語で「宝物」という意味で、まさに「森の宝」を観たような気持ちになりました。


メインボーダーガーデンも春を迎えて、宿根草の新葉と春の花で彩られていました。

関東南部のガーデンではあまりお目にかからない植物が面白いです。

 

初夏ともなれば宿根草の花々で彩られるボーダーガーデン
今は緑濃く、しっとりと霧雨が降り出したガーデンでマイナスイオンを放っているのかな~

この時期のイコロの森はひっそりと春の息吹に満ちていました。
大げさではなく、散策者に発見を促すような、この時期のこのガーデンの魅力を新たに発見した私です。
「イコロの森」が好きで良かった
そう思わせてくれる春の森でした。

そんな小さな感動を続けていたらレンタカーを返す時間が迫っていることに気づいて、大急ぎでナーセーリーで苗を物色し実家に送ってもらう算段をして車に乗り込みました。

北海道帰省旅は次回で最後に

追記:動画を公開しました。
   野鳥の囀りが素晴らしかったのですが、動画にすると音量が少なくて一寸残念

5月のイコロの森で野鳥の囀りが聴こえるかな

 

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