西日本豪雨災害ボランティア-愛媛県西予市

西日本豪雨災害ボランティア-愛媛県西予市
西日本豪雨災害ボランティア-愛媛県西予市

呉での災害ボランティアの次の週。
半休とって愛媛県松山空港へ飛行機で向かう。

南相馬のボラでお世話になっているボランティアチーム援人に合流し、
愛媛県西予市でのお手伝いを3日間の予定。



雲と雲の狭間をひとっとび。

東温レンタカーさんに空港まで迎えに来てもらって
 

エストを横目にアドレスを借りて西予に向かいます。

この日の天気予報は雨。
松山についたときは降ったりやんだりだったのだけど、
国道56号で山越え中は土砂降り・・・。

レインスーツ着ててもびしょびしょに・・・。
北海道行く前にレインスーツ買い替えたる!

そして容赦ない地元の車のスピードよ・・・。
レンタカーなら「わ」ナンバーをつけることによって余所者アピールを出きるけど、
レンタルバイクって地元ナンバーだからちんたら走ってると容赦ない(でも60km/hで走ってるんだよー!雨だからちょっとは加減してよ~!)

レンタルバイク用に余所者シール作ってメットに貼り付けるのはどうかしら。

翌日。
OPEN JAPANさんというNPO法人が入ってるサテライトの依頼のお手伝い。

災害が起こってからずっと地元に寄り添っておられる団体さんです。

西予に入って驚いたのは、前の週の呉との違い。
雨がなんどか降ったのもあるでしょうが、道路わきにも水に浸って残った砂や泥がなく、
別チームがひきついだ床下浸水の泥だしは、水害復旧のマニュアル通りに進められ、
呉で多くみられた養生なしの作業による室内の汚れがほとんどない状態。
泥をすべて出した後、しっかり乾燥させ、ブラシによる泥おとし、そしてオスバンによる消毒と
すべてのお宅がボランティアさんの経験の大小に依存することなく同じレベルですすめられている印象でした。

本当にすべての被災地でこのレベルでお手伝いできるとよいのに・・・。

この日のお手伝いはこの記事にあるとおり重機による泥だしのお手伝いでした。

ミニユンボ一杯分の土砂をネコ(一輪車)で運び、
軽トラにかけられたラダーを一気に一輪車でかけあがって
土砂を軽トラに積むという重作業でした。
※エンジンのかかってないバイクを支えて軽トラにダッシュで駆け上がり
大体3~5分おきに何台も積み上げる、と想像してもらえるとよいかと。

休憩中にサテライトを運営されているOPEN JAPANの方から話を伺いました。
何よりもボランティアが来てくれることに被災された方は諦めそうな心を
もう少しだけ頑張ろうと思ってくれる、との言葉にすごく感銘を受けました。
そして、次世代へボランティアのノウハウを引き継ぐことが大事だと。
必ず、南海トラフは起こるのだから、そのときにどう立ち向かっていくかを、今から教え、引き継がねばなりません、と。

自分でボランティアをやるのはたやすい。

でも、若い世代へそのノウハウや魂を引き継ぐにはいったいどうしたらよいのだろう?としみじみ思いました。
ただ、ボランティアに参加するだけの自分から次のステップへ進みたいとも思いました。

本当は3日間がっつり働くつもりだったのだけど、
まさかの初日負傷。土砂を抱えながらの短距離ダッシュにふくらはぎが悲鳴をあげ、
以前よりくせになっている肉離れを発症。走ってる時ぶちってゆった。
まさしく急激な運動による運動不足がたたった結果・・・。
病院の手配などでご迷惑をおかけし(でも、その不慮の出来事にも的確な采配が取れ、
柔軟に動けるチームとしての力にも感嘆した)、自分の体管理もボランティアのうちだと反省しました。

ひとりよりはふたり、ふたりよりはさんにん。
たった1日だけだったけど、援人という志を同じくするみなさんとの一日はすごく充実したものとなりました。

OPEN JAPANさんによる援人の代表のインタビューです。
災害ボランティアってなにも特別なことではない。

困っている人がいて、助ける手が自分にある。

まずはそれだけでいい。

※会社の後輩に、五輪オリンピックのボランティアもやるんですかー?と聞かれたけど、
五輪オリンピックは別に困ってる人いないからやらんと言い放ったワタシです。

お盆真っ最中で変更して取れたエアチケットの出発は負傷翌日の17時。
朝、ボランティアにでかけるみなさんをお見送りした後
せっかくなのでアドレスを走らせて道後温泉へ。


歴史の長い温泉だそうで、お湯は熱くもぬるくもなく、長く入っていられる感じ。

このデフォルメされた外国人とじいさんにウケた。

草津温泉と雰囲気が似てるばりばりの観光地でした。

バイクと二輪の無料駐輪場はいっぱいいっぱい

道後温泉の日帰り温泉は休憩所がどれもついてなく(ついてるのは有料)
梯子して温泉入ろうかと思ったのですが、
駐車場がないので歩き回るには足が痛すぎて
結局空港近くのネットカフェで出発時間間近まで寝て時間つぶし。

この雲一つない青空だったのにもったいない。

今考えればしまなみ街道往復するくらいはできたんじゃないかしら。

帰省客でごった返す松山空港で

じゃぐちからPOMジュース

鯛とゆずのコラボ最強!

鯛ラーメン

めずらしい缶ジュースに買うか迷いwww

はたしておいしいのだろうか

帰りの飛行機の中から見えた。

富士山

今はおとなしく養生中です。

10件のフィードバック »

  1. 「ご苦労様でした。」と書こうと思ったら、何やってんですか?
    そろそろ、年齢を考えないといけないですよ。
    いつまでも若いつもりでいちゃいけないですぜ。(by 経験者)

    十の位がカウントアップするのもすぐです。(笑)

    • >狸ご隠居
      和歌山も先日の台風で大きな被害があったと聞いています。
      もう足腰が弱いのですから、避難勧告があったら
      躊躇せずに避難してくださいよー。
      確かに大震災の時に比べると衰えていますね~。
      体鍛えなおしますわー。

    • >名無しの権兵衛さん
      災害ボランティアだけがボランティアじゃないんですよ~。
      一度是非災害ボランティア以外で現地に足を運んでみてくださいね~。

      • いいじゃないですか、観光だって。
        被災地近辺の観光地も「行けないのでは・営業していないのでは」という風評被害で客足が落ちていますから、そういう所にお金を落とすのも支援の一つの形だと思います。

        松山から国道56号線ということは、犬寄峠経由でしたか。
        途中、国道379号線の砥部町経由で走ってみることをお勧めします。
        いい按配のワインディングが続いている上に、交通量が少ない (*‘∀‘)

        西予市には乙亥(おとい)大相撲という年に一度の相撲イベントを見によく行っていました。
        先月初めにボランティアに行ったとき、「今年は?」と地元出身の人に聞くと「今年は無理だろうって」と言われ、がっかりしています。
        1日しか働けなかったけど、もっと何かできないかなあと思います。

  2. なにか資格を取得するために頑張ってたんですよね。

    あーだこーだキレイ事考える前に自分が自分のためにやるべき事をやりましょう。

    フワフワしすぎです。

    いい大人がする事じゃないですよ。

    • >うーんさん
      初めまして。わざわざコメントありがとうございます。
      またワタシの人生までご心配していただき誠に感謝いたしております。
      ご忠告は肝に銘じてこれからもフワフワ生きていこうと思います。

  3. あはは‥(^。^)足、大丈夫ですか?普段は運動不足なんですね〜(^◇^;)実は僕‥柔道2段。もちろん、現役の選手ではありませんが‥普段から適度に運動はしてるので、ボランティアでも重宝してもらってます。こわな時こそ、自慢の体力を使わないとね!体幹トレーニングだけでも体力が付きますから、お試し下さい。お大事に。お疲れさまでした。

  4. ついつい名前の入力を忘れる忍者くらぶ1号です。折角、やる気満々で愛媛入りしたのに‥足を怪我するなんて、残念でしたね。こんな時のために、普段からの体力作りを心がけて下さいね。(^_^)長く楽しくバイクに乗るのも、体力が有ってこそ!今度はバイクで瀬戸内へいらして下さい!お疲れさまでした。

    • >忍者くらぶ1号さん
      ホントいろいろすみませんwww
      気持ちだけあっても体がついてかないとダメダメですね。
      呉で75歳のご婦人とボランティアで一緒になったのです。
      70歳くらいまでバイクに乗られていたとのこと。
      すごく元気をもらえました。自分も体が動かなくなるまでバイク乗っていたいですね~。
      柔道2段!すごいです!そりゃ~土砂だし重労働隊で重宝されますね。
      一日も早く復興が進みますようお祈りしております~。

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