カタールのサッカーワールドカップ、日本の初戦ドイツ戦を前に悶々としていた私に、息子は「ボクはドイツを応援するよ。ドイツ強いんだよ。ボク、ドイツ語も勉強してるしー。」

って、お前は日本人(でもある)だろが〜!

結果は、在住国でも衝撃だった日本の勝利!! そして、運命のスペイン戦を前にドキドキしていた私に、またしても息子は「スペイン強いんだよ。」

何故、冷静でいられる!? 何故、日本を応援しない!? 毎日、日本人である母親と日本語を喋り、週に3回は和食を食べ、日本にも毎年のように(コロナで2年間は行かれなかったけれど)行って、1ヶ月ほど滞在させているのに、日本人としての愛国心はないのか〜。

息子曰く、「サッカーに興味ないから」なんだそうだが・・・ 渋谷にいる人たちもサッカーには興味ないと思うが、あんなに騒いでいるぞ?(あの人たちには愛国心もないかもしれないが・・・)

息子には、日本人としてのアイデンティティはないのかなーと思う。 まだ子供だからかな? 周りにも移民、難民、外国人が多く、自分が異質だと感じることがない環境もあるかも。

そういう夫も、片親は外国人(ヨーロッパの他の国)で、子供の頃から家庭内でもその国の言葉を喋り、休暇の度にその国に行き、その国の親族との絆も強いにも関わらず、その国に対する愛国心みたいなものはゼロ。 家族や親族に対する絆は強くても、その国に対する絆はない。 本人を形成している大部分は、血ではなく、生まれ育った国(環境)なんでしょうね。

私にしても、何十年外国に住もうと、昭和(後半)の日本人(ドーハの悲劇経験者)。 それが私のアイデンティティ。 クロアチア戦を前に、日本人の血が滾るのです。

にほんブログ村 病気ブログ 難聴・聴覚障害へにほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へにほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ