NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。最終回まであと3回あるけれど、かなりクライマックス。八幡宮の階段での緊迫の暗殺シーン。…だというのに、家庭の事情でバタバタでした。
全部サッカーのせいです。いや、サッカーを見たい父のせいです。
ワールドカップのサッカーの試合が始まるのが7時。通常だと大河ドラマが始まるのが8時。だいたい、私がお風呂から出て、家族で、録画してある大河ドラマを一緒に見るのが8時過ぎ。録画は、夕方6時からBSで放送されているもの。
で、父は6時からの大河ドラマを先にリアルタイムで30分だけ見て、6時半にご飯を食べて、7時からサッカーの試合を見る、と言い出しました。そしてサッカーの試合のあと、大河ドラマの最後の15分は、私たちと一緒に見るらしいです。
いやいや、大河ドラマ、明日、録画したのを見ればいいんじゃ…。
本人の中では、録画したものを後日見る、というほどではないという感覚らしく、父の予定に合わせて夕飯の支度をしたりする家族のことは考えてないみたいです。面倒くさい。
ともかく、父の計画に合わせて、私と母も動きますけども、日曜日は母が食事当番なので、私は父がテレビを見ている部屋の隣の部屋で新聞でも読もうかな…と移動。したら、隣の部屋からテレビの大音量で、大河ドラマのクライマックス(らしき)シーンの音声が聞こえてきました。
いや、まだ見てないのに、音だけ聴かされるって。ズバッと切られたり、叫んだり、する音。よりによって、クライマックスのこの回とサッカーの試合が同じ日っていうのも妙な巡り合わせです。普通の回だったら、音を聞いてもそれほど気にしなかったかもしれないけど、そのシーンは、ちゃんと映像と一緒に見たいんですよ。
父、耳が遠くなっているので、テレビの音が大きい。しかも、ドラマのセリフばぼそぼそしていて聞こえづらかったからさらに大きくしたって、あとで言ってました。
そんなわけで、私は、テレビの音が聞こえない場所に退散。6時半に夕ご飯を食べるために集合した家族ですが、父は、大河ドラマを途中までしか見ていないので、どこまで見たかを説明し始める始末。いや、それネタバレを含んでいるので、やめてください。史実だとしても、やめてください。ドラマで楽しみたいのですよ。
なんとか、父がしゃべるのを止めて、ご飯食べ終わり、私はお風呂、父はサッカー観戦へ。
そして、お風呂から出てから、母と私で大河ドラマを見始めました。父は隣の部屋でサッカー見ています。音は小さめにしてあるけれど、うるさいです。
大河ドラマ、翌日にゆっくりと録画を見てもいいのですが、夜、お灸をやりながらテレビを見るのが日課になっています。サッカー見ている父がイレギュラー。
そして、30分くらい経った頃、ドラマではまだ緊迫した場面が続いているところで、隣の部屋から父が顔を出して(部屋の境の引き戸が開きます)、ドラマを一緒に見ようとします。隣の部屋のテレビでサッカーの試合はまだ続いているみたい。ドラマの場面、今どのあたりなのか確認するためにしゃべる父と母。いま、いいところなんだから、黙ってください。
面倒なので、父にはあとで見てもらうことにして、引き戸、強制的に閉めました。しばらくしたらまた開いたので、また閉めました。あと15分、我慢できないのか。
そんなこんなで、バタバタしながら見終わった大河ドラマ。いやぁ、すごかった…。よかった。けれど、落ち着かない中で見たから、なんだか消化不良。明日また見直すことにしよう。
父を呼んで、ドラマの最後の15分をリピート。サッカーは負けたらしいです。これだけ振り回されたというのに、負けって。せめて試合に勝ってくれたら少しは報われたのに。なんだかドッと疲れました。サッカーの皆さん、次はがんばってください。(←スポーツに興味ない人)
それにしても、「鎌倉殿の13人」というタイトルなのに、13人はほぼほぼ残ってない。滅ぼされたり、隠居したり。
そして、今回、また二人殺されて、人数が減る一方です。前半は、登場人物が多くて覚え切れない…って思っていたけど、後半は「そして誰もいなくなった」みたいにどんどん減っていきます。いやはや。
癒し系だった和田殿やセクシー系の八田殿が懐かしい。残ってるのはブラック義時とホワイト泰時など、少数精鋭。もう物語も終盤なので、登場人物たちはそれほど増えないだろうけれど、この人たちがどういう運命をたどるのか、まだまだ目が離せません。
【今日の撮影機材】
カメラ:FUJIFILM X-T20 → 価格.com
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date:2022/11/27
※写真は縮小しています。