交流戦攻略法伝授します。

明日からは鬼門だ何だといわれている交流戦に入るわけだが、私に言わせればなんでこんなに負け続けるのかわからない。だいいちカープには豊富な失敗体験があるのであって、それをきちんと総括すれば交流戦対策はばっちりのはずである。それをやってないから、何度も何度も恥晒すのだ。その意味では、ぜひ畑村洋太郎博士を招聘すればよい。

それはまあ冗談の域を出ないとして、カープの犯した最大のミステイクは、リーグ戦の延長線上で交流戦を戦ったことである。はっきり言う。交流戦はペナントレース中の別のリーグ戦だ。そもそも思想も戦い方も異なるのである。これを理解できなければ、カープは永遠に負け犬だ。

でも処方箋は簡単だ。打ち勝って、守り勝つ。それに尽きる。強く攻め、強く守るといえばいいか。それをあえて噛み砕くならば、以下のとおりになるだろう。

まずオフェンス。パシフィックの強いストレートに対応するためには、当てて転がすだけのチビはいらない。断じて強く振れる打者を揃えなくてはならない。さもなくば、1973年夏の選手権1回戦で江川卓攻略のために柳川商業・福田精一監督が編み出したバスター戦法のような恥も外聞もない作戦を取るかである。どうせカープはチャレンジャーなんだから、何やってもいい。

そう言うと機動力がーというスモールベースボール主義者が湧いてくるのだが、足の速い選手揃えたらいいというものではない。どんなに警戒されても早いカウントから走ってセーフになるだけの走塁力が必要なのだ。それを多くの自称ファンは勘違いしている。

ディフェンス。絶対に穴を作らないことである。もっと言うならキャッチャー。キャッチャーだけはその穴を狙うことができるから、ここの穴だけは絶対に封じなければなるない。ピッチャーは、正直どうでもいい。どんなタイプのビッチャーでも頭を使えば抑えることはできる。仮に点取られたら、腹括って打ち合いに持ち込めば良いだけだ。

その意味では、交流戦の期間中は田中、上本、韮澤、曽根にはお引き取りいただけば良い。羽月は置いておけばいい。ただし代走専門職として。その代わり小園、末包、二俣あたりを上げてくればよい。あとはキャッチャー。私は思い切って清水を抜擢すべきだと思うが。坂倉?指名打者で。あるいはファースト。案外マクブルームは交流戦結果でないかもしれないから。

はっきり言って、今のパシフィックには、かつてのライオンズやホークスのようなArmadaはいない。どちらかといえば過渡期で混沌としている。だから明らかに打力で劣るバファローズが連覇したりしているのだ。だから、今勝てなきゃ、永遠に勝てないよ。

新井は交流戦にあたって「ガンガン行く」と言っているようだが、無定見に前に進んだところで死の行軍になるだけだ。いま必要なものは、ゴリ押し作戦ガンガン行こう、日本一のゴリガン男作戦なのである(我ながら古いね。でもリアルタイムでは見てないからね。)

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コメント

“交流戦攻略法伝授します。” への1件のコメント

  1. アングリーレッドのアバター
    アングリーレッド

    管理人さんの檄もむなしく散発二安打、バファローズ余裕の完封リレー。
    今年も何ら変わりの無い交流戦になりますね。
    松田元ちゃんが交流戦をいかに軽視しているかよく分かりました。

    終戦・・・

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