テーマ:■■東京下町■■(1106)
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江東区を守護する四神(東の青龍・南の朱雀・西の白虎・北の玄武)のうち、玄武はJR亀戸駅前公園にあります。
玄武は、北方を守護する水神なので、 池の中に置かれているのでしょうか。 しかし、玄武といえば、下のイラストのように脚の長い亀に蛇が巻き付いた形で描かれることが多いのですが、この玄武は一番下がお祖父さん、真ん中のがお父さん、一番上が子供の羽根の生えた亀ですね。 実は、平成4年(1992)に、亀戸駅前公園を改修した際に設置された亀のモニュメント、「はね亀」を北の玄武に見立てたということのようです。 ちなみに、亀のモニュメントは「HANEKAME’92」というタイトルがついた造形作家の松本哲哉の作品だそうです。 むしろ、江東区の守り神にふさわしいのは、玄武の後ろに設置されているこの塔のようなモニュメント。 荒川水位表示モニュメントで、荒川の水位を表示しています。 隅田川と荒川に挟まれた江東区、地下水の汲み上げにより地盤沈下したことで、区の大部分がゼロメートル地帯、または海面より低い海抜マイナス地帯となっています。その意味でこの荒川の水位を伝えるこのモニュメントこそ、江東区の守り神にふさわしいかもしれませんね。 そして、水位に合わせて上下しているこの亀さんこそ、玄武の化身だったりして。 人気ブログランキング 江東区の四神 北の守護は玄武 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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