テーマ:歩いて愉しむ東京(898)
カテゴリ:大人の遠足
閑静な住宅街の中に鳥居が見えてきました。
ここが大崎鎮守の居木(いるぎ)神社です。 ここを訪れたのは2024年2月12日ですが、境内の梅の木は満開でした。 白梅ですね。青空に映えています。 こちらは枝垂れ梅。 紅梅でした。 居木神社のご由緒がありました。 この神社、江戸時代初期には目黒川に架かる山手通りの居木橋付近にあったのですが、川の近くにあったため風水害の被害を受けやすく、村民らによって現在の地に遷座されたそうです。 御祭神は叡智と武勇の神とされる日本武尊だそうです。早速お参りさせていただきました。 扁額には「大崎鎮守 居木神社」とありました。 鎮守神とは、人間がある土地に人工物を造営したとき、その土地に宿る神霊が人間や造営物に対して危害を加える祟りを起こさせないように、そのの土地に住む神(地主神)よりも霊威の強い神を新たに勧請して祀った神様のことだそうです。だから日本武尊が御祭神なんですね。 また、JA東京グループによる江戸東京野菜「居留木橋カボチャ」(→→→こちら)に関する説明がありました。京野菜というのはよく聞きますが、江戸東京にも練馬ダイコンのような伝統的な野菜があったんですね(→→→こちら) 神社の石段の途中にあった居木橋遺跡の看板です。 居木橋遺跡は居木神社の南方に位置する台地上にあり、縄文時代前期(約六千年~五千年前)の貝塚を伴う遺跡で、竪穴住居跡も多数確認されているそうです。 こちらの石段が居木神社の表参道なんでしょうか。 石段を降りて、斜面の途中に変わった石が積まれていました。 改めてみてみると溶岩のような石が積まれていて、これは富士塚だそうです。 石段を降りて細い参道を歩いて、社号碑もあって、どうやらこちらが表参道なんですね。 (駅からハイキング、目黒駅から五反田駅で歩いたコース) 【つづく】 人気ブログランキング 冬の散歩を楽しむ(その14) 大崎鎮守 居木(いるぎ)神社 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[大人の遠足] カテゴリの最新記事
|
|