狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

反日の条文は是正せよ 改憲不能に規定したGHQ【連載】日本の憲法改正―論客に問う(1)

2024-05-02 12:59:30 | 政治

伊藤貫先生が語る 日本人が知らない3つの嘘!憲法 核の傘 日米同盟

反日の条文は是正せよ 改憲不能に規定したGHQ【連載】日本の憲法改正―論客に問う(1) 元衆院議員 西村真悟氏に聞く(上)

 
 
で憲法改正論議が停滞している。第2次世界大戦の結果、占領軍がもたらした“平和”憲法の前提が、衰退する米国、「力による現状変更」に向かうロシア、中国の動きなどにより崩れつつある中、日本の憲法はいかにあるべきか論客に聞いた。
にしむら・しんご 1948年、大阪府堺市生まれ。京都大学法学部卒業。父は民社党第2代委員長の西村栄一氏。1993年に衆院初当選、2014年まで6回当選。国会で初めて北朝鮮による拉致被害を追及。主な著書に「日本民族の叙事詩―祖国を形づくるもの」(展転社)。

――戦後、これまで憲法が一度も改正できなかった理由は。

 

敵(連合国軍最高司令官総司令部=GHQ)はあっぱれで、改正不能の改正規定を置いたからだ。憲法改正には両議院の総議員の3分の2の発議と国民投票による過半数の賛成を必要とする。改正しようと思えば思うほど、敵が仕掛けたアリ地獄に落ちていく。だから、知恵を絞って改正するのではなく、無効を宣言した方がいい。その方が国民も納得できる。

憲法を守れという人々には89条はどうなっているのか尋ねたらいい。「公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない」と書かれている。しかし実際は、創価学会、天理教、朝鮮総連などが保有している教育機関に公金が支出されているのは違憲状態だ。これについて誰も何も言わない。

戦争放棄を規定する9条を守れているのか。2項には、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない」と書かれている。4月20日夜、伊豆諸島沖に海上自衛隊のヘリ2機が墜落する事故があったが、これらのヘリは交戦権行使の訓練をしていたのではないか。すでに、国は憲法を守って運営されていないのが実情だ。

 

――日本国憲法が評価できない理由は。

反日的部分だ。政教分離を規定(20条)しているため、政治家が神社仏閣に玉串料を支払うことが違憲扱いになる。また、個人の尊厳(13条)が書かれている。歴史、文化、習慣に拘束されない砂粒のような個人が最も尊重されなければならない。生理的な男性が女と言えば女性として扱われなければならなくなってしまった。

自衛隊については憲法上は違憲となり、しかも交戦規定がない(9条2項)欠陥がある。見苦しいものは無視して無効だと宣言してしまえばいい。

――国会議員時代、憲法改正についてどのような発言をしたか。

参院予算委員会で憲法について質問する機会があった。「国の自衛権を憲法が保障しています」と防衛相担当が回答した。これに対し、「自衛権は憲法が存在しているからあるのではなく、日本が国家である以上はあるものだ。その憲法がひょっとしたら無効かもしれない」と問題提起した。これまで誰も提起したことがない発言だった。

 

――他の国会議員からの反応は。

議論を挑んでくる議員はいなかった。憲法無効論は私の政治信念の核心だ。無効論に積極的に賛同し、共感してくれる議員は表向きは皆無だった。ただ、これでいいと思っている。憲法について突っ込んで考えたことのない国会議員しかいないから当然だ。普段から思い浮かべることができるような条文ではないからだ。

戦後50年決議(村山談話)が発表されるに当たり、小沢一郎衆院議員に感想を聞くと「普通の国にする」と言っていた。これに対し、「普通の国が戦争に負けたらどんな決議をすべきか。戦争に負けて憲法まで作り変えられてしまったのではないか」と主張した。

 

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2024-05-02 14:16:39
>憲法改正には両議院の総議員の3分の2の発議と国民投票による過半数の賛成を必要とする。改正しようと思えば思うほど、敵が仕掛けたアリ地獄に落ちていく。

馬鹿丸出しだな。改正方法には解釈改憲と明文改憲があり、解釈の変更によって条文の内容が改められた場合、条文が改正されたことになるわけ。
日本国は、アメリカからの再軍備の要請を受け入れて解釈改憲に踏みきった。
だから自衛隊が存在するのだ。

>4月20日夜、伊豆諸島沖に海上自衛隊のヘリ2機が墜落する事故があったが、これらのヘリは交戦権行使の訓練をしていたのではないか。

日本国は2度解釈改憲を行っているが、一度も交戦権の行使を容認するような解釈の変更は行っていない。

>反日的部分だ。政教分離を規定(20条)しているため、政治家が神社仏閣に玉串料を支払うことが違憲扱いになる。

憲法第20条に謳われている政教分離とは宗教を平等に扱うということではなく、国家が宗教と関係を持たないことである。
つまり、憲法に謳われている政教分離は政治と宗教の分離ではなく、国家と宗教の分離である。
例えば、特定の宗教に国家が特権を与えれば民主主義は成り立たなくなるのだ。
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第二十条 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
_________________________________________________________________________

>自衛隊については憲法上は違憲となり、しかも交戦規定がない(9条2項)欠陥がある。見苦しいものは無視して無効だと宣言してしまえばいい。

改正が必要であればその必要性を国民に訴え、正々堂々と手続きを踏んで改正すれば良いのだ。
日本人面をした野郎どもは改正の手続きも知らないようだ。
次元が低すぎてお話になりません。

【解釈改憲に逃げたポチ安倍】
https://ewkefc.blog.fc2.com/blog-entry-562.html

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