■ ケ ナ リ の 不妊治療記 ■

・生理64日(8w1d)

基礎体温：36.46
サプリ：葉酸・Ｃ



最近バタバタと忙しく、お久しぶりのケナリでございます。

やっと今日で「８週１日目」。。

まだまだ先は長いけど、鍼の院長からも
「ケナリさん、そろそろ鍼も卒業だね。１２週迄でＯＫだから。」

と言われ、ちょっぴり寂しいやら嬉しいやらといった感じです。
一体いつまで通えばいいのか、全く検討がつかなかったこともあり
１ヶ月以上先まで週一で予約も入れてたし、１０回分の回数券まで買ったばかり。
でも、流産の危険の高い１２週まではしっかり診るということで、その後は
１ヶ月に１回程度のペースで逆子防止などの対策があるそうな。
あとは、出産後に必要な鍼もあるそうなので、その時またお越しくださいとのこと。

そっか、そっか。
毎週楽しかったこの一時とも、もうすぐ卒業か。

悪阻もこんなに軽く乗り越えたし、ＫＬＣの通院が無い時も院長の心強い言葉で
不安解消し心穏やかに過ごす事が出来た。
院長先生、ほんとにありがとう。
あと少し、残りの治療宜しくお願いします。

そういえば、院長に「産院はもう決めた？」と聞かれ、
既に何年も前から決めてるとこがあり、この前初めて見学に行って来ました。
と言うと、何だかとても驚かれ、
「じゃあ、もしかして、名前とかも決めてたりする？」と言うので、
「もちろん！日本名＆韓国名、男女合わせて４つ決まっております」と回答。
院長かなり驚いた様子で、
「へぇ～！うちなんて、生まれて１ヶ月全く決まらなくて、もうこれでいいか！って感じで届け出したよ。」と。。。

でも、そんな事言いながらも院長の一族には、何やら名づける上での決まり事があるそう。
「公明正大」（だったかな？）と順番に一字づつふっていくとか。
院長はその内の「大」が名前の一字となり、息子さんには「公」、お次は「明」となるのだとか。
ふむふむ、、中国系は皆そうなのかな？なんて聞いてみると、
よく分らんとのこと。＾＾
ふ～ん、いろんな家があるもんだ。

あ、そうそう、その私の決めてる産院のこと、院長もよく知っていて
お友達が何人もそこで出産したそう。
それを聞いて、ちょっとほっとしました。
院長も「あそこならいいんじゃない。実績あるし」って言ってたし、まずはいい感触です。
私の友人の中にも、その病院を利用した人はいないし、頼れる情報はnet＆本だけ・・
だから少しだけ、ほっとしました。

　　　　

実はこの土日、名古屋へ行ってきました。
名古屋には彼の実家があり、彼の姪の結婚式ということで披露宴だけ出席することに。
彼の姪っ子、なんと私と同じ年。
とっても純粋で、心の綺麗な優しい子です。
去年の今頃、ずっと付き合っていた遠距離恋愛の彼と別れ、
傷心だった彼女を気遣ってか、お母さんの配慮で
「東京の叔父さんの所へ遊びに行ってきたら」ということに。
一緒にディズニーシーへ行ったり、都内をいろいろ見て回ったり、
毎日楽しく過ごしながら私達の家に滞在していました。

でも、時に寂しそうな表情を見せる彼女。
自分より先に結婚し、子供にも恵まれた弟夫婦も間近にいたし、
友達も殆どが結婚した人ばかり。
でも、私は東京にいるからなのか、まわりなんて独身ばかり、結婚を焦る友達もあまり多くない。
周囲から、お見合い話をいくつも持ち寄られるなんて話も聞いたことがない。
はぁ、、大変なんだな。。
きっと凄いプレッシャーなんだろう。

「出会いなんて、焦らなくても、必ずあるよ！」

なんて、励ましたけど、
まさかその１ヶ月後に、しかも、たまたま行った留学先のアメリカで
“出会い”が待ってたなんて夢にも思わなかった。。

ほんと、、よかったね。。
○○○ちゃん、おめでとう。。

彼女の弟のスピーチ、それを聞く時の彼女の涙、私も堪えきれず涙が止りませんでした。

そして、さらにドキドキの瞬間が、、
それは、姪っ子からのお願いで
うちの彼が一族を代表してのスピーチを行うことになっていたから。
でも、スピーチの内容なんて全く考えていなかった彼、、、
かなり天然だし、一体全体何を言い出すやら・・

すると、以外にも堂々とスムーズに話はじめるではありませんか。


かつて姪っ子が、ある地方でクリスチャンの活動をしながら、
（彼女は敬虔なクリスチャン）月５万で生活をやり繰りし、
おまけにその中から貯金までしていた話。
そして、彼以外の親族全てが帰化しているが、元々は韓国から渡ってきた
自分の父がここまでの日本での基盤を作り上げたということ。。


そこまでの一連の話をすることで、まだまだ年配の人達にはタブー視される
在日である事実をあえてこの場をかりて伝えた彼。

あとあと、「知らなかった」なんて言われないとも限らない。（新郎一家は日本人）

叔父としての精一杯の気持ちから出た言葉だったのでしょう。
姪っ子の彼女からも、
「アジェ（叔父さん）、本当にありがとう
　最初、何言い出すかと思ってドキドキしたけど、凄い嬉しかった。。」
と想いは伝わったみたい。。

あとでホテルに戻り、私からも、
「あのスピーチ、本当によかったよ。上手くまとまってたし、○○○ちゃんのいい所を
さり気なく過去のエピソードを交え、アピールすることが出来た。
即席スピーチであそこまで出来るナンピョン（夫）に私まで誇らしかったよ。」
と何度も何度も誉めてあげました＾＾
「君は大げさだな～！ほんとは変なスピーチだったんじゃないの？？」
なんて言いながらも、繰り返し褒めちぎる私の言葉に、
どうやらまんざらでもない様子の彼でした。

やっぱり誉められると、大人でも嬉しいものですよね。
それに、特に男性は、誉められることで更に成長するって気がします。

あ、そんなこと、２０も年下の子供に言われたくないか・・ふふふ





※シチリンちゃんから送られてきた、素敵なお花の写真。
綺麗だね～（*。*）


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