【復習ブログ】2023☆合格スタンダード講座 行政法 UNIT1~10(行政法で高得点を取る!) | リーダーズ式 合格コーチ 2024

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

 

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1 フォロー講義 

 

いよいよ、今回から、合格スタンダード講座の行政法が始まりました。

 

行政法のフレームワークについて、1時間で理解する行政法のフレームワークという動画を

アップしていますので、是非、こちらもご視聴ください。

 

 

行政法は、行政書士試験の中でも、最も配点が高く、行政法の出来・不出来が、そのまま

合否に直結していく科目でもあります。 

 

行政法は、民法に比べて、学習量が少なく、本試験の問題も、単純な知識を問う問題が中

心ですので、知識の整理整頓が重要になってきます。 

 

今回、行政法を始めて学習される方は、総復習ノートも上手に使いながら、まずは、○○と

は?という定義を、きちんとアタマの中に定着させてみてください。 

 

①定義→②分類→③グルーピング 

 

行政法は、択一式・多肢選択式・記述式ともに、この3つの視点を問う問題が多いですので、

復習するときには、意識してほしいと思います。 

 

このように、行政法は、民法と異なり、学習量も少なく、本試験に出題されるテーマ・内容も

パターン化するのが容易な科目です。 

 

したがって、全くの初学者の方であっても、短期間で合格ラインまで持っていくことが容易な

科目といえます。 

 

このことは、行政書士試験に短期間で合格されている方の多くは、行政法で高得点を取って

いることからも、よくわかります。 

 

行政法で高得点を取る!

 

行政法は、民法と異なり、過去問のストックがある程度ありますから、過去問を分析しながら、

各テーマで頻出している出題の「ツボ」を掴んでいく学習が最も効果的です。 

 

 

講義の中でも、過去問を検討しながら、出題の「ツボ」を抽出していきますので、是非、この

出題の「ツボ」を、テキストにフィードバックしておいてほしいと思います。 

 

また、本科生プラスで、

 

パーフェクト過去問徹底攻略講座又は解法ナビゲーション講座を受講されている方は、

こちらでも、過去問分析を行って、出題の「ツボ」を伝授していますので、参考にしてみて

ください。 

 

2 復習のポイント 

 

① 行政法総論 Unit1 

 

テキストp3以下で、行政法の3つの分野(行政組織法・行政作用法・行政救済法)について、

権力分立の視点から、目次の内容をアタマの中に入れてみてください。 

 

行政法は、どこを学習しているのか迷子になりやすい科目ですので、常に、目次を参照して

ほしいと思います。 

 

行政作用法における規制行政と給付行政の区別、規制行政における二面関係と三面関係

の区別は、今後の学習でも重要になってくる「フレームワーク」です。 

 

② 法律による行政の原理 Unit2 

 

まずは、テキストp6以下で、法律による行政の原理について、その歴史的背景を理解した

上で、法律の留保の範囲における侵害留保説を理解しておいてください。 

 

この後、各テーマにおいて、法律の根拠が必要か不要かという問題が出てきますので、ま

ずは、ここで基本をアタマに入れておいてください。 

 

次に、テキストp8以下で、法律の規定の分類について、各規範の意味をきちんと理解して

おいてください。 

 

行政法総論は、

 

学者が作り上げた講学上の概念が、その概念の分類論とともに沢山出てきますので行政法

で高得点を取るためにも、これらの概念をきちんと整理して、アタマの中に入れてみてください。 

 

③ 行政法の一般原則等 Unit3 

 

テキストp10以下で、行政法の一般原則の意義とそれに関連する判例をもう一度、よく理解

してみてください。 

 

特に、比例原則と平等原則は、本試験でも頻出していますので、比例原則の最新重要判例

には要注意です。 

 

④ 公法と私法 Unit4 

 

テキストp15以下で、公法と私法に関する判例について、各テーマごとに、その結論を、きち

んとアタマの中に入れておいてください。 

 

行政法は、民法に比べて、学習量が少なく、本試験での出題も、ほとんどがパターン問題で

す。 

 

したがって、講義中に過去問を使ってお話していくパターン問題と、そのパターン問題で得

点していくための前提知識の記憶という視点から、講義を活用してみてください。 

 

⑤ 行政立法 Unit6~7 

 

まずは、テキストp24の図解で、行政立法の全体構造を、①定義→②分類→③グルーピン

グの視点から、アタマに入れてみてください。 

 

①定義→②分類→③グルーピング 

 

行政法は、ツリー(樹形図)を使って、概念を整理していくことが重要です。 

 

第二に、テキストp25以下で、法規命令について、制定権限の所在による分類がきちんと

出来るようにしておいてください。 

 

行政立法は、本試験でも頻出しているテーマですが、この制定権限による分類もパターン

問題ですので、本試験で出題されたら、絶対に落としてはいけない問題です。 

 

講義の中でもお話したように、行政法は、過去問を①グルーピング→②抽象化して共通

項を抽出していけば、出題の「ツボ」が見えてくる科目です。 

 

受講生の皆さんも、

 

過去問をただ何回も繰り返し解くのではなく、共通項を抽出するためのツールとして、上

手に活用してみてください。 

 

第三に、テキストp27の図解で、法規命令の法的統制について、①委任する法律側の問

題と、②委任された命令側の問題とに区別をしてみてください。 

 

その上で、委任する命令側の問題について、猿払事件と堀越事件の判旨とともに、テキ

ストp350で、公務員の義務についても、知識を整理しておいてください。 

 

行政法も、 

 

民法と同様に、ひとつのテーマが他のテーマと密接にリンクしていますので、テキストの

余白に、関連ページをメモっておいてください。 

 

第四に、委任された命令側の問題について、各判例を、法律→命令との関係を理解しな

がら、結論をアタマの中に入れておいてください。 

 

テキストp29の泉佐野市ふるさと納税事件は、最新判例ですが、話題性のある判度です

ので、もう一度、判例 ロジックを確認しておいてください。

 

もっとも、この論点は、令和3年に直球で出題されていますので、しばらくはお休みかもし

れません。

 

第五に、テキストp35の図解で、行政規則について、法規命令との比較に視点から、よく

理解しておいてください。 

 

行政規則と法規命令を図解化すると、両者は全く異なる規範のように見えますが、内部

法の外部法という現象が起きており、両者の区別は相対的なものになっています。 

 

第六に、テキストp35以下で、通達の処分性に関する2つの判例の判旨を、よく理解して

おいてください。 

 

墓地埋葬法通達事件については、令和3年に、内容一致問題で出題されています。 

 

行政法の勉強のコツは、

 

抽象的な理論を中心に学ぶ行政法総論と、事前コントロールの行政手続法、事後コント

ロールの行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法をリンクさせながら勉強してい

くことです。

 

 

講義の中でも、事前→事後のフレームワークを使って、お話しをしていますので、点の

知識を点→線→面というように、立体的な知識へ変えてみてください。

 

⑥ 行政行為 Unit8~10 

 

まずは、テキストp41以下で、行政行為の特質について、他の行政形式との違いに注

意しながら、よく理解してみてください。 

 

講学上の概念である「行政行為」と、実定法上の概念である「処分」は、ほぼ一致しま

すが、この後、行政事件訴訟法で、一致しないものを見ていきます。 

 

第二に、テキストp43以下で、行政行為の分類論について、大→中→小の順番で、各

概念の顔と名前が一致するようにしてみてください。 

 

行政法は、民法と異なり、概念がそのまま本試験に出題され

ます。 

 

行政行為については、許可と特許の区別が特に重要になってきますので、その区別の

実益をきちんと理解しておいてください。 

 

行政法で高得点を取るためには、こういう概念の顔と名前を早く一致させることが重要

になってきます! 

 

第三に、テキストp48の事例で、公定力の意味について、Aが甲土地を取り戻すために、

どのような訴訟を提起すればいいのかという視点から、知識を整理しておいてください。 

 

その上で、テキストp49で、国家賠償請求訴訟と公定力について、2つの判例もロジック

をよく理解しておいてください。

 

~お知らせ~

 

行政法☆重要判例分析講義 

 

行政法は、行政書士試験において、300点中112点を占める最も配点の高い科目であり、

そのうち、判例知識を問う問題の比率も高くなっています。

 

最近の行政法の判例問題は、択一式・多肢選択式・記述式を問わず、単に判例の結論

を知っているだけでは解答することができない問題が増えています。

 

そこで、本講座では、行政法の重要判例について、『判例フォーカス行政法』を活用し、

判例の理由付けやロジックまできちんと押さえることで、行政法判例の『理解』を目指す

と同時に、セレクト過去問集も使いながら、判例の問われ方についても分析して、本試

験で得点することができる得点力を養成していきます。 

 

 

講師:山田斉明 

時間:9時間 

 

≪使用教材≫ 

・村上裕章・下井康史『判例フォーカス行政法』(三省堂)(各自購入) 

・セレクト過去問集(無料配布) 

・パワーポイントスライド集(無料配布) 

・プラスα判例集(無料配布) 

・六法(各自持参) 

 

 

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