マクベイン(1991年):WOWOW録画 | 勝手に映画紹介!?

マクベイン(1991年):WOWOW録画

マクベイン クリストファー・ウォーケン LBXS-007 [DVD]


WOWOWのアクション映画特集で「マクベイン」が意外や意外の初放送になり、エアチェックする…クリストファー・ウォーケン主演のアクション映画。この作品を当ブログで扱うのは2回目。オイラは約15年前、既にDVD化はされていたんだけど…近所のハードオフで中古のレーザーディスクを200円で入手しまして、その時に感想をアップしていた。今日もね、ブログのアクセス履歴を確認すると、その時の記事にアクセスしてくれてる奇特の方が何人かいらっしゃり、自分でも当時の文章を読み返したんだけど…とにかく読み辛く、内容もひどく、申し訳なく思った。

 

ただ…過去に鑑賞経験のある作品の感想をアップする時は、いつも横着し、シレっと手直した文章を再掲するので、今回もコピペする気満々だけどな(笑)えーと、前述の通り、15年前の時点で、既にDVD化はされていたんだけれども…今は、HDマスター版という画質の向上したDVDがリリース(当時のオイラのブログによると、初期のDVDは画角がスタンダードサイズだったらしい)、しかもそのHDマスター版が何度も再版され、今じゃ550円の廉価版として正規の新品DVDが入手できるようになっている。ただし、現段階でブルーレイにはまだなっていない。

 

そんなわけで、オイラも久しぶりの再鑑賞…最後に再掲する過去の感想とかぶる箇所もあるかもしれないけど、ご了承ください。導入部こそ、ベトナム戦争の悲哀を描く真面目な雰囲気も漂わせてたんだけれども…ふたを開けたら、なかなかのバカ映画!それこそ、今だったら「エクスペンダブルズ」にも通じる要素があるんだけれども、ウォーケン主演という部分でなんとなくわかる通り、いわゆる“お肉系キャスト”じゃないところが、ある意味、ミソなのかもしれない。監督は「エクスタミネーター」のジェームズ・グリッケンハウス…今さらながらに共通点も色々と気づく。

 

何度も繰り返してる通り、主演は「デッドゾーン」のクリストファー・ウォーケン、兵器産業で財を成し(麻薬よりも大儲けしているとウォーケンが皮肉る)、主人公たちのパトロン的な役目も担うかつての戦友の1人に「スキャナーズ」のマイケル・アイアンサイド…この顔面の強さを見てよ、怒らせたら怖いオッサンのツートップ!2人が並んだだけで、ジャンルの違う映画が始まりそうな予感が(笑)殺された兄の意思を継ぎ、助っ人アメリカ人と一緒に独裁政権を倒そうとゲリラを率いるヒロインに「プレデター2」の女刑事が印象に残るマリア・コンチータ・アロンゾも出てる。

 

今見ても面白いなって思ったところは…だいたい過去の感想と重複しているので、例のごとくコピペで済ます。若干、手直しを加えたものの…よかったら15年前の拙い文章も併記したので、読んでみてください。他は、かつて戦場で助けられた恩に報いるため、命がけで独裁政権に挑むという主人公の単純明快な行動理由が胸熱ポイントだなって改めて思った。何かあった時は借りを返してくれ…戦場で割符として交わした1枚のお札で繋がる男の絆!クライマックスにも重要な場面でそれがクローズアップ。ようやく肩の荷を下ろすウォーケンの表情がたまらない。

 

 

 
★2006年07月12日投稿:マクベイン(1991年)を一部訂正、再構成して再掲★

 

ベトナム戦争終結直後、終戦を知らないままベトコンの捕虜となり殺されかけていたマクベインを、帰還間際のサントスが救出。“いつか借りは返す!”と2人は熱い絆で結ばれた…。18年後、麻薬組織と結託した独裁政権に立ち向かうため、南米コロンビアで革命軍のリーダー的存在だったサントスは、あと一歩のところで殺されてしまった。サントスの妹は、生前の兄から教わっていたように、マクベインという男を頼って…アメリカへ向かう…。

 

ベトナム戦争時代の興奮を忘れられない、ランボーなオヤジたちが、かつての戦友の復讐を兼ねて、独裁政権をぶっ潰そうと、殴りこみ!革命軍、一般市民を扇動して、暴れ回るという…一見マジメそうに見えたりもするのだが、本当は血気盛んなバカ映画(笑)南米へ殴りこむ前に、資金調達のため、地元のチンピラや大物悪党を襲って、金品を巻き上げたりするんだけど…正義の味方じゃなくて、このオヤジたちの方がよっぽど悪党に見えちゃう。

 

で、奪った飛行機に乗って、いざ南米へ出発。もちろん、無許可で跳んでるわけだから…戦闘機が飛んでくるんだけど、いきなりコックピットからクリストファー・ウォーケンが拳銃をぶっ放して、相手の戦闘機のパイロットを撃ち殺して、撃墜しちゃうなんていう荒業も見せてくれるから素敵です。とにかく全編アクションだらけ…スティンガーミサイルをぶっ放すクリストファー・ウォーケンのマクベイン軍団(ランボーが6人いるようなもん)の無鉄砲ぶりも凄い。

 

「地獄の黙示録」のベトコン襲撃シーンよろしく、農民を問答無用でヘリコプターが殺しまくるなんていう惨殺シーンや、革命軍のあんちゃんが手榴弾片手に、戦車に飛び込んで自爆したり…。あとチンピラドラックディーラーというチョイ役でルイス・ガスマン発見!なかなかのザコキャラでおいしかった(笑)戦争映画好きなら、ちょっとチェックしてみていいんじゃない?当時としては、なかなか凄い火薬量を使った、B級“ランボー”な娯楽映画である。

 

 

監督:ジェームズ・グリッケンハウス
出演: クリストファー・ウォーケン マリア・コンチータ・アロンゾ マイケル・アイアンサイド チック・ヴェネラ

 

 

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