初日から独走態勢として、2位に8打差をつけて出た山下美夢有がこの日2〇1△と1打伸ばして逃げ切りました(-18)。
5打差の2位は竹田麗央、三ヶ島かな(-13)。
更に3打差の4位は吉田優利、上野菜々子(-10)。
更に2打差の6位に岩井千怜、川岸史果(-8)。
更に1打差の8位に竹内美雪、菅沼菜々、原 英莉花、
高橋彩華(-7)でした。
初日に60(12〇)という驚異のスコアを出して首位のスタート、2日目も5〇で首位と完全優勝でした。大会レコードも更新。これで完全Vは初のメジャーV(→「サロ杯2022」)の時に続き2回目の達成、今季は「サントリーレディース」に次いで3勝目、通算4勝目です。
この日は「しっかり攻めるゴルフをやること大だと思う」と「やるべきことをやる」と強い意志で最終日も終始守りに入らず攻めてのゴルフを貫きました。
パットもほぼすべてカップ先まで届くというタッチだったのもその顕われと言えます。
2日間の-17は-18というA・ソレンスタムの記録には1打及ばなかったですが、その可能性というか高いポテンシャルを持つゴルファーだと認識させられました。
初日60はツアーでのラウンド最少記録(稲見萌寧の61)を更新していました。
その日の山下のパットは短いのから長い(≒8m)のまで良く決まっていました。何をやってもパットが入るというくらいの勢いがありました。
山下のパットで改めて感じたのは、ストローク中の軸を崩さない事。フォローではボールが2mくらいまで転がり出るまでは目で追わず、それ以降に目で追いますが、軸は崩していないことです。ラインの読みもタッチも良く、ストロークフォームが崩れないので完璧なパッティングにつながったと言えると思います。
初日には「ラインが見えるというか、イメージが出来ていて打ったら入った」という、いわばゾーンに入っていたプレーだったと言えます。
第49回ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント
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