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カテゴリ:タイランド旅観察記録
旅の目的は写真。兎に角、写真を撮りたかったのです。以前はあっちこっち各地を廻って写真を撮っていましたが、今回は一つの町に留まってそこで写真を撮り捲くろうと考えていました。一つの町で一体どれだけの写真が撮り溜められるのかを試してみたかったのです。放浪型では無く定住型の旅となりました。定住する場所として選んだの町はタイ北部にあるランパーンと云う町です。外国人観光客が極めて少ないこれといって特徴の無い庶民的な町です。
もう帰国まで残り僅か。帰国の準備をしなくてはなりません。 タイ滞在中、一度も雨に遭いませんでした。写真撮影には都合が良かったです。涼しい日が続きました。汗ばむ日はありませんでした。肌寒い日もありました。乾季の所為もあって綺麗な青空には殆ど出会えませんでした。 写真を撮る…興味の無い方にとっては全く以って取るに足らない行為かも知れませんが、私にとってはとても重要な行いなのです。 「写真道」等と云うと大仰でありますが、写真による出会いは格別でした。 写真を撮りに色々な場所へ足を運びました。色々な場所や人の写真を撮りました。 旅先で写真を優先するあまり、肉眼で見るべきものを見落としてしまっているという憂いも多少はありますが、写真を優先してしまいます。 兎に角、写真を撮り続けたい。そこから色々なものが見えて来ると妄信しています。 撮り続けていると、写真を撮りたい、シャッターをきりたいと云う瞬間がより明確になって行きます。 写真を撮りたい、シャッターをきりたいと想う正にその瞬間を“写真モーメント”と名付けました。(“俳句モーメント”のパクリ?と思った方は通です) そのモーメントを写真に残したいと意識して、その写真的瞬間を上手に収めたいと骨を折る毎日でした。 どれだけの写真が残せるのか、それは自分への挑戦でもありました。 たかが写真。写真で何が出来るやら…それは私にも解りません。 「そんなにたくさん写真を撮ってどうすんの?」なんて友人達からよく訊かれます。 写真家なのか何なのか矢鱈と肩書きばかり訊きたがる人もいます。 私にとって、写真を撮って商売にしようとか、写真家と云う肩書きが欲しいとかは二の次で、はっきり云ってしまえばそんな事はどうでもよい事なのです。ただ納得の行く写真を撮り溜めたいだけなのです。その一心です。 新たにブログを作りました。 LAMPANG STREETS~ランパーン・ストリート~ タイで写真を撮る事に然程不自由は感じませんでした。大分慣れたのかも知れません。 過ごし易い場所というのは単純により長く滞在した場所となるのではないかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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