Mibroのスマートウォッチ、Mibro Lite(XPAW004)です。
スマートフォン大手のXiaomiの関連会社で、今回新製品が出たとのことで早速レビューです。
本製品には、以下のような特徴があります。
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AMOLED(有機ELスクリーン)
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IP68等級防水
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15種類の各種運動に対応した測定機能
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血中酸素濃度測定機能
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常時脈拍表示
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ストレスモニター機能
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睡眠トラッキング機能
いずれも最近のトレンドをしっかり押さえてきたな!という印象で、販売価格帯がセールタイミングだと5,000円前後と安めな価格帯ということもあってか、突飛な機能を搭載していたりするわけでは無いんですが、必要な機能をしっかりと抑えつつ、高品質さを追求してきたというのが最初の印象です。
過去にも「SpO2(血中酸素飽和度)も測定可能な「Mibro color XPAW002」は本体の質感良くデザイン性の良いスマートウォッチ」でレビューしていたりもしますが、高いレベルでそれぞれの機能を実現したハイクオリティモデルという印象だったので、このMibro Lite(XPAW004)についても、同様の仕上がりなのだろうということで期待が高まるところ。
上手いことセール価格でポチッといければ、コスパの良いスマートウォッチとなってくれると思います。
【付属品】
本製品の付属品は以下の通りです。
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Mibro Lite本体
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充電機
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取り扱い説明書
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クイックガイド
充電器は本機専用の物のようですので、破損や紛失に要注意です。
【開封&本体外観】
外箱を開けるとこのように本体部分が顔を出します。
見えにくいですが写真の左側にフィルムがついており、これを引っ張って持ち上げると本体部分を簡単に取り出すことが出来ます。
箱をひっくり返して取り出そうとして、本体部分が落下するというような悲劇が起きることを考えると、このような配慮はありがたいところです。
本体を箱から取り出したところです。
スクリーン部分はしっかりとフィルムで覆われています。
ベルト部分はスマートウォッチでは一般的なラバー系のベルトです。ベルトを留める部分にmibroの文字が入っています。
控えめなのが良いですね。
本体背面。
センサー類と充電器用の接点部分があります。
少し盛り上がった形状はApple Watchの裏側によく似ています。かなり低く抑えられていて、薄型を謳うだけのことはあるなと。
ベルトと本体の固定部分はよくあるタイプで、金具を少しずらすと簡単に外れるようになっていますので、お好みに合わせてベルトを交換することもできます。
本体右側には物理ボタンが一つあります。
写真では本体部分とボタン部分が平坦になっているように見えますが、実際には少しボタン部分が浮き上がっています。
ちょうどボタンを押しやすい程度に浮き上がっていますので、出っ張りが気になったり、押しにくかったり、というようなこともありません。
また、横から見ると本体は金属製でマットな黒になっていますので、高級感もありますし、全体的に丸みを帯びていて易しい印象を与えてくれます。
本体スクリーンです。
有機ELとガラス部分の丸みを帯びた形状、さらに光沢も相まってかなり美しく見えます。
セール時で$50を切る商品でここまでスクリーンが美しい物は少ないでしょう。
そして何よりも、本製品で一番良いと思った点でもあるのですが、デフォルトの画面デザインは、このように一画面にこれでもか!と様々な情報が表示されています。
そのため、普段利用していても、何らかの操作をすることなく、手首を傾けるだけで主要な情報を把握することができます。
この一画面に表示されている情報を並べてみると、以下の通り10個もの項目が表示されていることが分かります。
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日付
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曜日
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時間
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気温
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天気
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電池残量
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歩数
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消費カロリー
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睡眠時間
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脈拍
デフォルト以外のホーム画面では、なかなかこういかないため、ほとんど表示デザインを変更することは無いかもしれません。
【使用感】
Mibroのスマートウォッチで、冒頭に触れたMibro Colorを含め、これまでにリリースされた機種でも定評がある「ヌルヌル感」は本製品でも健在です。
操作していて動きがもたついたり、タップしたつもりではない部分が反応してしまったり、というようなイライラはほとんどありません。
ホーム画面(時計が表示された状態)でスクリーンの上下左右からスワイプすると、様々な画面を表示することができます。
上からスワイプしたところです。
設定、電源OFF、ナイトモード、輝度調整、画面ロック、画面常時点灯、ペアリングなど、様々な機能へのショートカットが表示されます。
ショートカットで起動できる項目のチョイスは今一つですが、慣れればそれなりに便利です。
左側からスワイプすると天気や脈拍、直近で測定した血中酸素濃度などが表示されます。
標準以外のホーム画面のデザインを使っている場合はさっと確認できるので便利です。
下側からスワイプすると、各種スマホ本体アプリからの通知が表示されます。
写真はInstagramの更新通知が表示されているところです。
※通知内容部分は黒塗りしています。
右側からスワイプすると、心拍数、3日分の天気予報、音楽プレーヤーのコントローラー、ストレス状態など、様々な機能の画面にジャンプすることができます。
また、右側からのスワイプで表示できる画面の種類は、写真のように自分で追加したり削除したりすることもできます。
ちょうどiPhoneやAndroidのホーム画面の編集画面のようなイメージです。
ここまで全く物理ボタンは使用しませんでしたが、物理ボタンを押すとこのようにスクロールできるメニュー画面が表示されます。
電卓やストップウォッチ機能などもここから呼び出すことができます。
次に、日課のウォーキング時にウォーキングモードを起動して歩いてみました。
現在時刻、経過時間、脈拍、移動距離、消費カロリー、歩数とウォーキング時に表示してほしい情報がしっかりと表示されています。
反対側の腕に付けていたFitbitに比べるとやや歩数が少なくカウントされていましたが、この辺りは利き腕等にもよって、どうしても若干の誤差は出てしまうものと思われます。
運動終了時の画面です。
このように、今回の運動の最終的な情報がまとめて表示されますので、すぐに結果を振り返ることができます。
【アプリ回り】
他のスマートウォッチと同じく、もちろん本製品もアプリ連携機能を備えています。
UIも日本語に対応しており、ローカライズも許容範囲かと思います。
また、表示方法も洗練されていて、普段利用しているFitbitにも負けず劣らずくらいのしっかりとしたインターフェイス。
ただ、まだ製品が出たばかり、というところのせいもあってか、スマートウォッチ上ではしっかりと表示されていた昨日分の歩数(約1万歩)が、翌日同期を取るとほとんど歩いていないことになっていました。(わかりにくいですが画像の9/11日分)
同期部分のバグは大きな課題になりかねないため、スマートウォッチ本体あるいはアプリ側でメーカーさんにしっかりと早めに対応していただきたいところです。
睡眠はしっかりと眠りの深さも含めてトラッキングしてくれます。
疲労度合いもトラッキングされます。
テレワークで疲れやすいと感じておられる方も多いと思いますが、このようなストレスチェックでストレス度合いが高いと表示されたら少しリラックスしてみる、というような対策を取ってみられてもいいかもしれません。
なお、本体のホーム画面もアプリから選んで簡単に変更することができます。
種類は結構豊富。
かつ、高精細で情報量を多めにしたり、デザイン性を重視したりと、選択肢が豊富なのは素敵。
試しに変更してみたところがこちらです。
高い解像度と、有機ELによる発色の良さによって、画面がめちゃくちゃ見やすいです。
情報量がこれだけ多くてもしっかり視認、内容確認できるというのは素晴らしい。
データ転送場、アニメーションを含むホーム画面のためだと思われますが、適用には1分から2分くらいかかります。せっかくの有機ELですのでカラー表示のホーム画面を使いたいところですが、モノクロもこれはこれで有機ELだからこそ映えると思います。
【その他】
電池の持ちですが、公称値として一応最大10日程度は持つとされています。フル充電状態から私の使い方では一日毎に約17%ずつ減っていく程度でした。
有機ELの美しい画面表示で、それなりに使っても一週間弱くらいは充電なしでいける計算になりますので、専用の充電器を常に持ち歩かないといけない、ということは無さそうです。
使い方にもよると思いますが、週末に一度フル充電する、くらいでいけそうです。
なお、普段はFitbit Charge 2+ Apple Watchユーザなのですが、価格帯が全く違うものながら比べるとすると、Fitbit Charge 2とでは、アプリの出来を除いて十分上回っているといえる出来だと感じられた結果に。
Apple Watch(第四世代)と比べると、Apple Watchの方がいいなと思うのは、交通系ICカードに対応している点と、マスクをしていてもApple Watchを装着しているとFace IDがアンロックできる機能、心電図機能といったところです。これはもう付加価値として、致し方の無い面なので比べるべくも無いかなと。
数年前の製品と最新の製品を比べている、というところもありますが、「価格を抑えつつ、必要なところはしっかり押さえながら追いついてきている」感はありますね。
最高得点を得ているわけでは無いけれど、平均して高い点数をたたき出しているオールマイティプレーヤーという感じです。
これくらいの価格帯であれば、ちょっとしたプレゼントでもお互いに負担になりにくい金額だと思いますので、ご自分で使われる用途はもちろん、友人・知人の方へのプレゼントとして如何でしょうか。
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Mibro Lite (XPAW004)
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