撮影:3月4日(千葉市緑区・大百池公園の林内)
おゆみ野にある公園で、大百池のある公園と東側に散策路のある小高い林があります。
実はヒレンジャクが来ているか見に行ったのですが・・・
ヤドリギのあった樹木はもとより他の木々も一本残らず切り倒され、
崖下の田んぼは整地され、住宅が立ち並んでいました。
ここはもうヒレンジャクの立ち寄り場ではなくなってしまいました。
止むを得ず、何か撮りたいので公園に戻り、反対側の林に向かいました。
アセビ(馬酔木)
枝先に複総状の花序を垂らし、多くの白くつぼ状の花をつけます。
花の先は5つに浅く裂け、先の方が少しつぼまっています。
花の長さは8ミリほど。
透き通るような真っ白な花は清々しいですね。
萼も5つに分かれています。
中央には雌しべの花柱が飛び出ており、奥には10本の雄しべがあります。
雄しべの葯の背面には毛状の突起物があります。
アセビの果実は、花の時期になっても残っています。
アケボノアセビ(曙馬酔木)
または
ベニバナアセビ(紅花馬酔木)
淡い紅色の花をつけるアセビは、「アケボノアセビ」と呼ばれます。
これよりも濃い紅色の品種を「ベニバナアセビ」といいます
花の先は細く5浅裂し、萼や花柄は赤褐色になります。花の長さは8ミリほど。
紅色が濃いのでベニバナアセビでしょうか。名札が無くわかりません。