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帯状疱疹日記 その1 始まりはこうだった

 さて、お待ちかねの帯状疱疹日記(誰も待っていない?)の連載を開始します。不定期連載となります。よろしくお願いします。

 それは2022年11月7日(月)の未明、午前3時の話でした。就寝中の私は、突然の頭痛で目覚めてしまいました。激痛、激痛、また激痛! 一体何が起こったのか分かりませんでした。とにかく痛くて寝ていられません。仕方なしに痛み止めのバファリンを飲んだのですが、あまり効いた様子もなく、まんじりともせずに朝を迎えてしまいました。

 痛みは本当に激しく、ズキンズキンと痛み、寝ても立ってもいられません。あんまりに私が痛い痛いと言うものですから、妻が救急車を呼ぼうとしましたが、私の場合、痛い以外は普通なので、さすがに救急車はおおげさだろうと思って止めました。しかし、あまりに痛すぎて仕事には行けそうにありません。やはり病院に行って、この痛みをどうにかしてもらわないといけません。

 そこで病院が始まる時間を待ってから病院に行こうと思っていましたが、妻が、何か悪い病気だといけないから、すぐにでも救急病院に行こうと言うので、ER科のあるT病院に徒歩で(笑)行きました。

 実はT病院、近所にある総合病院で、我が家の人間はたびたびお世話になっている病院なのです。私は過去2回、外科系の病気で入院していますし、妻もこの病院で息子君を出産していて、我が家には馴染みのある病院なのです。そんな頼れる総合病院が徒歩10分くらいのところにあるってのは、うれしいですね。

 朝の7時頃、病院に着いた私は、当然、救急受付に行きました。受付に居たのは事務のお姉さんではなく、守衛さんでした。守衛さんが受付をしてくれて、ERに案内してくれました。この日のERは混んでいたらしく、出てきた看護婦さんから「しばらく待ってもらう事になりそうです」と言われて、案内されたのが屋外のプレハブ小屋でした。おそらく、普段はコロナ関係の診察部屋なのでしょうね。客観的にはそれなりに快適な空間でした。そこで「痛い痛い」と大騒ぎしながら、小一時間ほど待たされました。まあ、歩いて病院にやってきたような人間は、ERでは後回しにされても仕方ありません。救急車とかタクシーとかでやってきた、自分で歩けない患者さん優先だよね。

 やがて私の番となり、発熱していないことを確認してから、病院内に案内されて、看護婦さんにあれこれ問診されて、しばらく待ったら、診察となりました。

 診察は…おそらく内科の先生だったと思います。開口一番に「何が心配ですか?」と尋ねられました。別に何も心配な事は無くて「ただ頭が痛いから、痛みを取ってほしいのです」と私が答えると、間髪入れずに妻が「何か大変な事が起きていないか心配なので、ぜひ診て下さい」と答えました。

 「では、CTを取りましょう」と言うことで、CTを取ったところ、特に脳味噌にも、頭蓋骨にも頭蓋内にも支障が無い事が分かりました。

 「特に医学的な異常は見つかりませんね。おそらく緊張とかストレスとかで頭痛が起きているのではないでしょうか? 痛み止めを出しておきますね」と言われました。まあ、痛み止めで痛みが治まるなら、それはそれで良しなので、ひとまず納得した私でした。

 後で思えば、この時にお医者さんが痛む患部を直接目で見てくれたら、すばやく治療に移ることができて、後で後遺症の神経痛に悩むこともなかったかも…と思うと、痛み止めを処方してもらって素直に納得しちゃった自分にちょっぴりパンチをくれてやりたい気分です。でも、痛くて痛くて、余計なことを考える余裕がなかったんですよぉ。

 その日は、鎮痛剤(ロキソプロフェン)をもらって帰宅したら疲れてしまったので、そのまま仕事を休んで、薬を飲んで寝たら…いやあ、たっぷり寝てしまいました。自分で思っている以上に疲れていたみたいです。

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コメント

  1. やこ より:

    すとんさん、こんばんは。
    帯状疱疹ですか…大変でしたね。
    私の母は3度もなってしまい、とても辛かったようで「悪い事は言わないから絶対にワクチンを打ちなさい」と実家に帰る度に言われ、コロナワクチンの間を縫って今年の夏と秋に予防接種をしました。高かったけど…安心を買った感じですね。
    すとんさんは、もうスッカリ良いのでしょうか…お大事にして下さいね。

  2. すとん すとん より:

    やこさん

     まだ、後遺症に苦しんでいます(涙)。帯状疱疹もつらいですが、後遺症の三叉神経痛もつらいですよ(涙)

     ほんと、私もワクチンをお勧めします。保険が効かないので高いですが、その価値はあると、罹患者である私は断言します。帯状疱疹、つらいよ。

  3. とも より:

    こんばんは

    お大事になさってください。

    私は三叉神経痛を経験しています。
    痛くて眠れなくて3日間我慢して(仕事に行って)、病院に行きましたが、何科にかかるべきかわからなくて、内科で痛み止めをもらっておさまりました。
    あの痛みが全身に起きると思うと、戦慄が走ります。

    帯状疱疹のワクチンって、2種類ありますよね。
    私は期間を空けて3回打つワクチンを、腫れが強く出て一回であきらめたことがあるので、どちらを打ったらいいか迷っています。

  4. すとん すとん より:

    ともさん

     神経痛はどこに行くべきか悩みますよね。いや、神経痛と分かっていても悩みますが、ただただ痛いだけで、一体何が起きているのか分からない状態では、ほんと何科に行くべきかなんて、素人には分かりません。

     私の場合は、帯状疱疹だったので皮膚科が正解なのですが、そんなの痛みに苦しんでいる時には分かりませんって。ちなみに、神経痛は麻酔科なんだそうです。絶対に分からないよね。

     何の病気とかに限らず、ワクチンって打てる人と打てない人がいるんですよね。だから、コロナワクチンもそうだけれど、原則、ワクチンは打つべきだと思うけれど、打てない人もいるわけで、打てない人に無理やり打つと、大変なことになるわけです。

     ともさんは、ワクチンに過敏な人なのかもしれませんね、打つ前にお医者さんに相談した方がいいと思いますよ。ちなみに私は薬の効きが悪い人なので、ワクチン全般、ドンと来いです(笑)。

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