Wednesday, 22 January 2025

肥料の多用も生産性減少

ガーディアン紙でこんな記事を読みました。

一般的な肥料の多用は・・・

花粉媒介する昆虫などが半減する原因になっている、という研究結果が出たというものです。

Rothamsted Research(ロザムステッド・リサーチ)とサセックス大学とによるこの研究は・・・

Park Grass(パーク・グラス)というもので、世界で最も長い研究だとか。(驚)
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なんと1843年、Sir John Bennet Lawes(ジョン・ベネット・ローズ卿)によって、ハートフォードシャー州のHarpenden(ハーペンデン)で創設され・・・

1843年から1856年の間、イングランド内にいくつかの長期間のフィールド実験場を作ったそうです。

実験場のうち数ヶ所は土壌の構造が悪かったり、作物の病気などで中止になったそうです。

フィールド実験場はロザムステッドとハーペンデンの他、1876年からWoburn(ウォバーン)・・・

そして1962年から、サフォーク州Brooms Barn(ブルームズ・バーン)、1965年から2010年までSaxmundham(サックスマンダム)。

というわけで、今回の記事になっているのはロザムステッドのフィールド実験場みたい。

一般的な窒素、カリウムとリンなどの肥料を牧草地に多用した場合・・・

花粉媒介する昆虫などが半減し、花の数が5分の1と大幅に減少したそうです。

やはり最も影響を受けたのはミツバチで・・・

化学物質不使用の部分では9倍もミツバチが生息していたのだとか!(驚)

除草剤の農薬もほんとに生態系に大きな影響があるけど・・・
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度を過ぎた肥料も良くないということで、農地の生産性も減少するというわけですね。

イギリスで牧草地に使用される肥料の平均量は、1haにつき100kgだとか。

実験で使われた最大量は144kg/haだったそうで・・・

そこでは花粉媒介の昆虫が半数以上も減っていたのがわかったそうです。

平均的な肥料量であっても42%も減少。

イギリスの牧草地はほぼどこでも肥料が使われているそうで・・・

牧草地ではそのたった1〜2%しか、生物の種類が豊富に生息する環境にないのだとか。(涙)

1930年代から、全国的に97%の野生の花の草原が失われているそうだし・・・

昆虫の数も激減しています。(泣)

この研究結果によれば、窒素を除いた肥料ミックスであれば・・・

比較的、花粉媒介の昆虫や花の数が高いことが判明しています。

1番環境に良いのは、私がやっている方法・・・

放っておくのが最も有効ってことでしょうかね。(爆)




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