月組宝塚バウホール公演『LOVE AND ALL THAT JAZZ』千秋楽の舞台をLIVE配信で拝見しました。

 

 

噂には聞いていましたが、これほど骨太で壮大な作品だったとは。そしてそれを研8でやりきってしまうとは。さらに周りの皆さんも立派に演じ切っていらして、この公演がきっかけで飛躍する生徒さんが多いだろうなぁと思います。

 

やはり根底に『秋…冬への前奏曲』がありますね谷先生。あの時代を背景にした作品って苦手なんですけど、何年か周期でやってきて、舞台であの象徴を目にすることになるんですよね。できればそこでないところで設定お願いできないかなと思うんですけど。重い話ではありますが、ところどころに挟み込まれるジャズに救われる思いです。

 

いくつもの面影を観てしまって、何十年と閉ざしていた『ご贔屓の扉』があいてしまいそうです。今までは横顔に反応していたのですが、とうとう正面からのお顔にも面影を感じるようになってしまいました。宝塚と出会って半世紀、本格的にハマってからでも40年以上見続けているとこんな出会いもあるのですね。あの頃のような体力はないので(トシもトシだし爆  笑)もう追っかけはできませんが、同じような情熱を持って静かにこれからを見守っていきたいなと思っています。今は昔と違って映像が豊富ですものね。いい時代です。

 

これからはバウホール公演の千秋楽も、別箱の千秋楽もLIVE配信がスタンダードになるのでしょうか。先日の雪組新人公演の配信もそうですが、貴重な舞台を拝見する機会が増えるのはいいですね。もちろん客席に座って同じ時を過ごすのが一番いいのはわかっているのですが。子育て中や介護等、いろいろな事情で劇場に通うことのできない方々が自宅で配信で拝見できるというのはいいと思います。配信なら客席数無限大ですしね。

 

今日も配信で素敵な舞台を拝見することができました。ありがとうございました。