稲垣税理士の いつも笑顔で!

あれこれ思いつくままに。何かのヒントになるといいのですが。

母の日の教訓  本当に大事なことは何か

2012年05月15日 | 親として思うこと
おとといは、母の日でしたね。
我が家には3人の男の子がいます。彼らの母の日の行動についてご紹介します。

一番下の三男は、かわいい性格をしています。なんというか「うけ」を狙えるのです。彼に聞いてみました。母の日に一番大事なことはなんだ?彼曰く、「ママがよろこぶこと」
さすがに、愛想のいい三男です。そういった彼は、母の好きなお菓子を買ってきました。

次男は、おとなしい子です。感情表現も下手で、なかなか周りの人からも評価されません。目立たないのです。わたしがいつも彼に言うのは、「笑顔で、大きな声で、朗らかに」です。そんな彼が買ってきたのは、花束。「おかあさん、ありがとう」とは言いませんでしたが、照れくさそうにうつむいて手渡す様子は、いいものでした。母親も感じることがあったらしく、あとで、「花束が一番嬉しかった」と言っていました。愛想のない次男ですが、母の手伝いは一番するのです。中学の卒業文集にも母への感謝の言葉が書かれていました。

さて長男はというと、「ほら」という感じで、髪をしばるリボンとチョコレート。「買ってきたからOKでしょ」というのが傍で見てても伝わってくる。子育てを間違えたなあと反省。

こうしたやり取りをみて、父として反省したのは、やはり彼らにちゃんと教えてこなかったこと。

あたりまえのことの大切さを、母の日くらいはちゃんと思い出して感謝の念を伝えることの大切さを教えてこなかった。母の日に何か贈り物をしたりすることの本当の意味は何か考えることの重要さを教えてこなかった。

常に感謝せよとは言わない。
母が子のために努力するのはあたりまえだから。子はお日様の光のようにその愛を受け止めれば良い。自分が親になったときには、自分がお日様になれば良い。

ただ、せっかく母の日という思い出せる日があるのだから、「ああ、有難いことだったな」と思い出そう。そういうことを教えることを忘れていたのは父だった。

もう一度、そういうことを教えていこう。
あたりまえの大切さを教えていこう。



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