ブランドの作り方 VIP戦略 | Soul mate eleven のブログ

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新鳥栖『道の市場』を2021年9月9日に鳥栖でオープンいたしました。『道の市場』が皆様に必要とされるブランドとなるよう、日々奮闘しております。

ブログで日々、学んだこと、チャレンジしている事をアウトプットしています

Soul mate eleven
牟田 和裕

キンコン西野さんの講演会がめちゃくちゃ面白かったです。


【永久保存版】西野亮廣の「生き残るためのVIP戦略」を全編公開しますOWNDAYS presents 「SA-CUS~世界で一番楽しい学校~」についてhttps://www.owndays.com/jp/ja/news/sacus#OWNDAYS #オンデーズ #メガネ #SACUS #サーカス西野さんのオンラインサロンはこちら!https://salon.jp/nishino西...リンクm.youtube.com


メモをとりながら聞いたので備忘録。


VIP戦略。

ブランドとは何か。

ブランドの作り方。

めちゃくちゃわかりやすく言語化されてありました。


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飛行機は、ファーストクラス、ビジネスクラスを横目に見ながら飛行機に乗る。


あれはファーストクラスに座ってる側は優越感を得る。

一般の乗客は「いつかあの席に座りたい」という気持ちにもなる。

そんな事のためにVIPクラスが用意されているわけではない。


VIPサービスがあるからみんな得をしている。

飛行機を全部を一般料金で販売すると、一般の乗客の値段があがる。

ホテルも新幹線もそう。


お金持ちのためのサービスというより、お金持ちの需要に応えながら、不特定多数、より多くの人が安くサービスを受けれているサービスである。


VIPサービスがあるから、安く利用できているのであってお金持ちを羨んでる場合ではない。

むしろ感謝。


そこには合理性しかない。


VIPにはプレミアムとラグジュアリーがある。


プレミアムは競合がいる最上位商品。

ラグジュアリーは競合がいない商品。


たとえばプレミアムはベンツ。

ラグジュアリーはランボルギーニ。


ベンツは乗り心地、安全性、素材、機能性など世界トップクラス。

ランボルギーニは一般道では使えない機能だらけ。にも関わらずむちゃくちゃ高い。


その理由は、プレミアムは競争が生まれお客様が値段を決定する。

ラグジュアリーは作り手が値段の決定権を持つ事ができる。

ランボルギーニは高いのに売れている。


だから価格競争から抜け出したいなら、ラグジュアリーブランドを作らないと。


ラグジュアリーブランドは言語化できる。


それは『認知度-普及度』である。


『認知度-普及度』の数値が大きければ大きいほどブランド力を持つ。


たとえばモナリザ。

モナリザはみんなが知ってるけど1枚しかない。

だから天井知らずで高くなる。


『認知度-普及度』であれば

普及度より認知度を上げる努力をすべきである。


なのに多くの人が認知度より普及度を上げる努力ばかりする。

そうやってみんな競争に足を踏み入れ価格競争に巻き込まれる。


お皿が5枚あったら10枚に増やす努力(普及度)をしてしまうが、ブランドを作りたいならお皿の認知度を上げる努力をすれば良い。


ラグジュアリーホテルはスイートを減らしてシングルをたくさん作ってスイートの価値を上げている。

飛行機はファーストを減らしてファーストの価値を上げている。


それ以上増やさない。


他にも認知度を上げる具体的な例として、たとえばVUITTON

VUITTONを買う人は、コンビニのように気軽に入って買うわけではない。

VUITTONは目指す店である。

だから本当は空中階にあればいい。

わざわざ利便性のある、家賃が高い1階にお店をつくる必要などない。

なのに1階につくる。

あれはひたすら認知度を上げる行為である。


多くの会社が広告費を商品を売るため(普及率を上げる)に使ってるのに対し、広告費を使ってひたすら買えない人(認知度を上げる)を増やしている。


ラグジュアリーブランドとして大事なのは、買えない人をどんどん増やすこと。


ハリウッド映画にもしも服の提供をお願いされたら、一般的には、今売りたい商品を提供し、大売り出しにでる。


「あの映画のあの女優さんが来ている商品です」と普及率を上げ、枚数を売ろうとする。


ラグジュアリーブランドは、もう絶版された服を提供し、買えない人を増やす努力をする。


ラグジュアリーブランドは意図的に作らないと作れない。