冒頭で岡田さんもおっしゃっていますが、

このおはなしは

教育はこうであるべきだ、ではなく

教育というものはどんな流れがあって

どう流れていくのか、

のお話です。

 

 

 

 

 

よく、学校教育は

産業革命以降に

会社やおもに工場で働く人材を

育てるために

一定の時間、座って先生の言うことを聞く、

という体制を取ったものだ、

という話を聞いていました。

 

 

この話はもっとつっこんで、

もともと子供というのは

生まれた場所であるその家庭で

その家庭の役に立つように、と

育てられるものだったのが、

いわば国家が税金を徴収するように

子供を教育という名目で学校に通わせることを

親に義務として課せたのが

義務教育なんだそうです。

 

 

子ども側が教育を受けなければいけない

義務ではなかったというのが

ちょっと驚きでした。

 

まあ、考えてみたら

そりゃそうだ。

 

 

あと、すごく興味深かったのが

日本人はもともと

右足と右手、左足と左手、

というふうに両方同じ方を出して

歩いていたんだそうです。

 

 

そのほうが着物が着崩れしないんですって。

 

 

でも、戦争が近づくにつれて

銃を持ったまま走るには

交互に出したほうが走りやすい、

ということで

交互に出すように訓練し始めたのが

学校の体育であり、行進練習なんだそうです。

 

 

歩き方まで

どこかで決められて

いつの間にか私たちの常識になってるなんて

超びっくりじゃないですか?

 

 

なんか、そうなってくると

私という人間は

いったい、どれだけ見えない手によって

常識というものを植え付けられていたのか、

と思ってしまいます。

 

 

そんななかで

先見の明がある人なんかは

自分の人生を自分なりに生きていくために

どうしたらいいのか、というのを

自分はもちろん、子供にも教えられるんだろうなと。

 

 

そうしてこそ、周囲に流されるだけの人生ではなく

自分の人生が歩めるんだなぁと

改めて思いました。

 

 

人生一度きり。

 

やり直すことはできないけれど

これからを変えていくことは

いつからでもできる。

(中田さんの決め台詞の真似っ子ww)