25日というと、多くの会社では給料日。
今日の振り込みを楽しみにしている方も多いと思いますが、こと4月となると新入社員にとっては
初任給
を受け取る、感動的な記念日。
現代は殆どの会社で給料は銀行振込だと思いますが、中には新入社員に敢えて初任給を手渡しするところもあるとか。
給料の有難味を知らしめるには良きことだと思いますが、私が初任給を受け取った43年前は、銀行振込などなく全社員が毎月現金支給でした。
当時はまだ新人研修中で、同期120人余り全員が研修所で合宿していましたから、皆が一斉に給料袋を受け取って中身を開け、感慨に浸ったものです。
※私が受け取っていた給料袋は白色で横の見開きタイプのもの。
ずっと保管していたんですが、脱サラ・退職した時に全部廃棄してしまったため、現物は残っていません。
さて皆さんは受け取った初任給をどう使ったか、ご記憶でしょうか?
私はその夜、同期有志と連れ立って西川口に直行。
帰りは白タクで研修所に帰ってきたことを憶えています。
えっ、何をしに行ったかって?
それは敢えて申し上げません。
行先で分かる人は分かると思いますので・・・。😅
それはそれで楽しい(?)思い出でしたが、実際に営業所に配属されて、先輩の女子社員から内緒で所長の給与明細を見せてもらったら、私の手取りが所長の控除額より少なくてショックだったことも憶えてます。😣
一方で私が在籍していた損保業界には、当時労使協調路線の損保労連と共産党系で赤旗も振る全損保という2種類の組合があり、私が勤務していた会社の組合は後者に加盟していました。
入社と同時に全員強制加入で、組合費も給料から強制天引き。
そして入社して3ヶ月後には土・日泊まり込みで組合主催の合宿がありました。
その研修中に、先輩社員・・・いやさ組合員が
「君たちも会社に不満があるだろう。
給料が少ないと思わないか?」
と盛んに焚きつけてきたことにムッとした私は、
「まだ給料分も働いていない新入社員には、会社に不満を言う
資格などないでしょう!」
と反論し、険悪になったこともありましたっけ。
今にして思うと、私はサラリーマンに向いていなかった・・・脱サラ・起業するのが宿命だったのかもしれません。
今日初任給を受け取る新社会人の皆さん、どうか私のような不埒な使い方をせず、感謝を込めて親御さんにプレゼントを買ってくださいネ。😊