緑 玉 | ナベちゃんの徒然草

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還暦を過ぎ、新たな人生を模索中・・・。

今日は『みどりの日』ということで、和名で〝緑玉〟と呼ばれる世界4大宝石のひとつであり、かつ5月の誕生石でもある

 エメラルドの日

なのだそうです。



(※因みに他の3つは、ダイヤモンド・サファイア・ルビー。)

 

エメラルドという名称は〝緑色の宝石〟を意味するラテン語 “smaragdos ” やギリシャ語 “smaragdus ” に由来し、それらがフランス語の “esmeraude ” となり、現在の “emerald ” に変化したと言われています。

 

この宝石の歴史は古く、ギリシア時代・アリストテレスの弟子テオフラストスの『石について』に登場し、エジプトの紅海に近い砂漠で発見されたとか。

あのクレオパトラ(↓)も愛用して好みの大使にも与え、シーザーもたくさん集めたとも伝えられており、富と権力の象徴でもあったそうな。

 

 

しかし量的に出回るようになったのはアメリカ大陸発見後、新大陸で発見されてから。

というのも、この宝石は南極以外の6大陸から産出されていますが、その中でも南米大陸は最も重要で、特にコロンビアは最も多く全世界産出量の約6割を占め、かつ品質も素晴らしいとのこと。

※この記念日を制定したのも、コロンビアエメラルド輸入協会。

 

エメラルド・グリーンともいわれる魅惑的な緑色が特徴であり、女性の憧れでもあるこの宝石を恋人や奥さんにプレゼントしようと思う男性もいらっしゃるでしょうが、ひとつ注意点が。

それは、この宝石はかなり硬い石である反面、内部に多数の傷を抱えており、衝撃に極端に弱いのだそうな。



また良質の原石が殆ど算出されないため、かなりの傷物も宝石として流通させることが一般に認められており、その場合オイルや樹脂に浸すなど化学的処理を施して傷を隠したり、石の耐久度を高めているとのこと。

その処理が下手だと時間の経過とともにオイルが蒸発したり、近年宝石店の店頭で盛んに行われている超音波洗浄機によりオイルが抜けてしまうと、本来の傷物の姿に戻ってしまうのだそうな。

ですから、この特質を事前に女性に伝えておかないと、後で

「こんな安物だったなんて・・・。」

と逆効果になることも。

まぁ、私ならそんな危ない橋を渡るよりプレゼントしない方を選択しますけどネ。😅

 

 

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