”馬鹿の一つ覚え”

馬鹿の一つ覚えということわざがある。
このことわざとは全く関係がないことだが、昨年1月に新型コロナが騒がれ始めてから1年半を経過致しましたが、東京都はこの間、緊急事態宣言が4回発出されている。

現在も発出中でしかもオリンピックも開催されている。
このオリンピックもほとんどの国民が、変異株の新型コロナウイルスのまん延を恐れてオリンピックの中止若しくは延期して欲しいと望んでいたにも関わらず、民意を無視して、IOC関係者や「ぼったくり男爵」達に丸め込まれてコロナの感染者がどんどん増えているにもかかわらず、強引に開催した。

そして、やはり恐れていたとおり、東京都のコロナ感染者は7月28日に3177人に膨れ上がった。おそらく感染者は日を追うごとに増加していくと思います。

高齢者の感染者数が減っているのはワクチンを接種したからだ、と相変わらずワクチン神話に取りつかれて他の手段を考えることをしない、この国の政治家達はどういう頭の構造をしているのだろう。
この国の高齢者は、あまり政治家を信用していないから、自分なりの考えで慎重に行動しているから、若年層に比べて増加率が低いのだろう。しかしこのまま放置しておけば若年層の人達から感染して抵抗力の低い高齢者もどんどん感染が広がり、重症化し、死亡者も増えてくることは明らかである。

今年(令和3年)2月に法令を改正した時に、緊急事態宣言では新型コロナの感染を抑えることが出来ないということを考えなかったのだろうか?東京都の緊急事態宣言の期間を延長し、都に近接している3県について緊急事態宣言を発令するとのことだがそれで収まるだろうか。

パルスオキシメーターや酸素吸入器があれば、新型コロナウイルスに感染しても大丈夫というわけではないと思うがいかがなものか。
欧米人と日本人では体質が違う、体質に合わないワクチンに頼ってどうなるのか、でも無いよりはましかもしれない。
総理が縋りつくワクチンは入手出来ない、医療は逼迫している、経済は回らない、人心は荒れてくる、専門家の意見と政治家の考えに食い違いがある、こんな状態で果たして「国民の安全と健康」を守ることができるのか、手段と方法を菅総理は国民に話す義務があると思う。

新型コロナウイルスのワクチンと治療薬くらいは、日本人に合ったものを、日本の製薬会社で作って頂きたい、「雇用調整助成金」で4兆円超も払っているなら、製薬会社に補助金でも出したほうがよほど国民のためになると思う。
何とかに付ける薬は無いと思うが、接種薬、飲薬はできると思われる。

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